2025年04月04日
川崎、日本
(ビジネスワイヤ) -- SCIVAX株式会社(本社:川崎、社長:田中覚、以下「SCIVAX」)とTSLC Corporation(本社:台湾、社長:Trung Doan、以下「TSLC」)は、世界最小サイズのPPG(PhotoPlethysmoGraphy)※センサヘッドを開発し、2025年4月16日~18日に台湾・台北市で開催されるディスプレイ関連技術の展示会「Touch Taiwan」で発表いたします。PPGセンサヘッドは2025年4月より評価用サンプル出荷を開始します。
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これまでSCIVAXとTSLCは、パートナー企業の材料技術とSCIVAXの光学レンズ設計技術及びTSLCのパッケージング技術を組み合わせて世界最小サイズの光源デバイス「Amtelus®」を開発し、評価用サンプルの出荷を開始しています。今回「Amtelus®」で培った技術を活かし、スマートウオッチ等でバイタルセンサとして使われるPPGセンサのセンサヘッド(信号取得部分)を従来品に比べて大幅に小型化した製品の開発に成功しました。
本デバイスは実装面積が従来比1/10の約1㎜2で、デバイス厚みも約半分となり、従来のデバイスと比較して大幅な小型化を実現しました。
PPGセンサヘッドの主な特長は以下の通りです。
最小サイズ PPGセンサヘッドの実装面積を最小化することで、従来搭載が難しかった狭小スペースへの搭載も可能になります。 複数配置(アレー化)によるアプリケーションの広がり PPGセンサヘッドを複数利用することで、より精緻なセンシングを実現できます。また、センサヘッドをアレー化して使用することで、狭いスペースでも血流を測定できるようになるため、例えば美容用途やホームヘルスケア、更には看護等の現場での利用も可能になります。 低コスト 光源と光センサを一体成型する樹脂パッケージであることから、従来品に比べてコスト面でも大きな優位性を有しています。SCIVAXとTSLCは、今後バイタルセンサをはじめとする次世代ライフサイエンス分野への本技術の応用など、多様な領域への展開を視野に入れています。
SCIVAX株式会社について
SCIVAX(サイヴァクス)株式会社は、2004年ナノインプリント技術の専門企業として創業しました。SCIVAXでは、ナノインプリント装置の販売に留まらず、曲面成型技術及び高精度成型技術を実現する微細加工成型技術と、光学シミュレーションからモールド製作、エッチング、検査までをカバーするトータルソリューションを提供しています。
TSLC Corporationについて
TSLC Corporation は、SemiLEDs Corporation (Nasdaq:LEDS) の子会社であり、台湾の新竹サイエンスパークの Chu-Nan Site に拠点を置く、精密オプトエレクトロニクスシステム、ウェーハレベルパッケージングソリューションの大手メーカーです。SemiLEDs Corporation は、2005 年 1 月にデラウェア州で設立されました。
※PhotoPlethysmoGraphy(=容積脈波測定法)とは、心臓の拍動によって生じる血管の容積変化である脈波を、皮膚に生じるわずかな色調変化から測定する方法です。
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連絡先
SCIVAX株式会社
光学デバイス事業本部
相田幸一
電話:+81-44-599-5051
https://www.scivax.com/inquiry/
記事提供:ビジネスワイヤ
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