冬限定! 八戸で「ホヤ」の赤ちゃんを見よう!
一般社団法人TOCOL
一般社団法人TOCOL、12月7日に八戸市水族科学館「マリエント」で子ども向け科学体験ワークショップを開催(2024年12月5日発表)
一般社団法人TOCOLは、2024年12月7日(土)に八戸市水族科学館「マリエント」にて、子どもたちを対象とした科学体験ワークショップ『イマドキこどもの わくわく五感センサで 未来をつくろう!』を開催します。このワークショップでは、五感センサを活用したIoT技術の基礎知識を学びつつ、人が本来持つ感覚について理解を深めることで、より豊かな「人とテクノロジーがつながる未来」の創造を目指します。
さらに、本イベントは自由な発想を促し、想定外の視点を引き出すことで、創造的なアイデアの発見やチャレンジ精神の向上を目指したプログラム内容となっています。
本ワークショップは「子どもゆめ基金助成活動」の採択を受けて実施されます。
サイエンス・チャレンジラリー:科学体験で新たな発見を!
「サイエンス・ステップアップラリー」は、4つの科学体験ブースを巡りながら、科学の魅力を実際に体感し、新たな発見や学びを積み重ねていくワークショップ形式のイベントです。
参加者はグループごとに各ブースを順番に訪問します。それぞれ異なるテーマで構成されたブースでは、科学の楽しさや驚きを体験することができます。また、複数のブースを回ることで、テーマ同士のつながりや関連性に気づく仕掛けも用意されており、科学への理解をさらに深めることができます。
体験を終えるごとにスタンプを集め、ラリーを進めるほど科学の面白さが実感できる設計となっています。すべてのブースを巡りスタンプを集め終えた参加者には、特別なサプライズをご用意しています。
このイベントは、科学を「知る」から「体験する」へとステップアップさせるもので、子どもから大人まで幅広く楽しめる内容です。ぜひこの機会にご参加ください!
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開催日時:2024年12月7日(土) / 午前10時30分スタート
場所:八戸市水族科学館「マリエント」
http://www.marient.org/事前申込:
https://www.tocol.net/act※当日参加も可能です。
〈主催〉一般社団法人TOCOL
https://www.tocol.net〈後援〉青森県教育委員会/八戸市教育委員会/東奥日報社/デーリー東北新聞社/東北大学/弘前大学/八戸工業大学
〈協賛〉株式会社トイ 愛瀰詩塾(えみしじゅく)
【当日の撮影にご協力をお願いいたします】
イベントの様子を記録として撮影させていただきます。撮影した写真や動画は、WebサイトやSNSへの掲載、各機関への報告書などに使用させていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※参加者の中で、顔が掲載されることに不都合がある方は、個別にご連絡いただきますようお願いいたします。
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【タッチ水槽で八戸の海の生き物に触ってみよう!】
《講師》 八戸市水産科学館 マリエント
みんな、八戸の海に住んでいる生き物に実際に触ってみたいと思わない?
「タッチ水槽」では、ヒトデやカニ、小さな魚など、いろんな海の生き物に直接触れることができるんだよ!ぬるぬるした感触や、ザラザラした甲羅を感じたり、動く姿を近くで見たりすることができるよ。どんな生き物がいるかを探して、まるで海の探検隊みたいに楽しく体験してみよう!触って感じるワクワクを、みんなで一緒に楽しもう!
[タッチ水槽以外にも楽しい体験がいっぱいあるよ!]
・ドクターフィッシュ体験(小さなお魚が肌をツンツン! 角質を食べてくれるよ!) / ・エサやり体験魚たちにごはんをあげよう!)/ ・デンキウナギの実験(デンキウナギの発電のようすを観察してみよう!) / ・水鉄砲を飛ばすお魚・アーチャーフィッシュ(お魚が水鉄砲でエサをゲットするよ!)
※生き物の様子によっては、お休みになることもあります。
【ホヤがわかれば、ヒトもわかる!?】「スマホ86顕微鏡リング」をつくって「ホヤの赤ちゃん」を見てみよう!
《講師》 東北大学大学院生命科学研究科附属 浅虫海洋生物学教育研究センター センター長 / 熊野 岳 教授
ホヤは、人間と同じ「脊索動物(せきさくどうぶつ)」に属する生き物で、幼生のときにはオタマジャクシのような形をしているんだ。幼生のホヤは、ヒトの脳と似た基本構造を持っていて、小さな目(眼点)もあるんだよ。成長して成体になると、幼生のころにあった筋肉や神経のつながりがなくなってしまうという、不思議な生態を持っているんだ。これがホヤの大きな特徴の一つで、成体になると岩などにくっついて動かないようになるんだって。
【ペーパークロマトグラフィーで 野菜の色を分ける実験をしてみよう!】細胞がよろこぶおいしい食べものを知ろう!
《講師》 弘前大学 農学生命科学部 / 前多 隼人 准教授
みんな、体の中の細胞が元気でいるためには、色とりどりの食べ物を食べることが大事なんだ。例えば、にんじんのオレンジ色やトマトの赤色って、細胞にとってすごくいい「栄養」が入っている色なんだよ。前多隼人先生の研究によると、こうした色の食べ物には「抗酸化物質(こうさんかぶっしつ)」というものがたくさん含まれていて、細胞を守ってくれるんだ。だから、緑や赤、オレンジといったカラフルな野菜や果物を食べることが、細胞を健康に保つためにとっても大切なんだよ!
【視覚センサ手袋をつくって、くだものの色をしらべてみよう!】
《講師》 弘前大学 農学生命科学部 / 張 樹槐(チャン シューファイ)教授
みんなは、果物がどんな色になったら食べごろか分かるかな?実は、色を見ることで、果物がちょうどいいタイミングで食べられるかどうかを知ることができるんだよ!張先生が開発した視覚センサー付きの手袋を使うと、手袋が果物に触れながらその色を測って、今が食べごろか教えてくれるんだ。例えば、バナナは緑から黄色になって茶色の点が出てくるときが一番おいしいとされるよね。この手袋は、そんな微妙な色の変化も正確にキャッチできるんだ。
配信元企業:一般社団法人TOCOL
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記事提供:DreamNews