2024年09月22日
木原稔防衛大臣は20日の記者会見で自衛隊のうち、10月から幹部にあたる佐官(1佐、2佐、3佐)と曹士のうち2曹、3曹の定年年齢を1歳ずつ引き上げると発表した。そのため「自衛隊法施行令の一部を改正する政令」を閣議決定した。引き上げ後の定年は1佐58歳、2佐と3佐は57歳、2曹、3曹は55歳になる。
木原大臣は年齢引き上げについて「一昨年に策定された防衛力整備計画に基づきまして、知識・技能・経験等を豊富に備えた人材の一層の有効活用を図るため、自衛官の定年年齢を引き上げたもの」と説明。
そのうえで「このような人的基盤の強化に資する施策については防衛力の中核である自衛隊員の能力を発揮するために極めて重要であり、今後も一層の推進を図っていく」と語った。
経験値の有用性活用の一方で、背景には慢性的な人員不足も否めない。安倍政権下で集団的自衛権の行使を一部容認して以来、自衛隊への入隊希望者は採用予定定員を毎年、割り込んでおり、充足できない状態が続いている。(編集担当:森高龍二)
記事提供:EconomicNews
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