2024年09月25日
ロシア軍の哨戒機「IL-38」1機が23日午後1時台から午後3時台にかけて北海道礼文島北方の日本の領海上空で3回にわたり領空侵犯した。林芳正官房長官が同日発表した。
林官房長官は領空侵犯行為に対し「航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させ、無線による通告、警告に加え、フレアによる警告等を実施する等の対応を実施した。フレアによる警告を実施したのは対領空侵犯措置を開始して初めて」と語った。
林官房長官は「官邸にロシア機による領空侵犯事案に関する情報連絡室を設置し、関係省庁で連携して対応している。我が国領空の侵犯は極めて遺憾であり、ロシア政府に対し、外交ルートで極めて厳重に抗議し、再発防止を強く求めた」としている。
そのうえで「ロシア軍機の行動の意図・目的に確たることを答えることは差し控えるが、ロシア軍はウクライナ侵略後も我が国周辺での活発な活動を継続している。政府としては我が国周辺空域におけるロシアの軍事動向に対し、強い関心を持って注視し、警戒・監視に万全を期していく」と強調した。
岸田文雄総理はこの件を受け関係閣僚に「国際法及び国内法令に従い、冷静かつ毅然と対応すること、米国を始めとする関係諸国と緊密に連携すること、国民や国際社会に対し、適時・適切な情報発信を行うこと」を指示した。(編集担当:森高龍二)
記事提供:EconomicNews
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