2024年10月25日
アメリカ国際政治学者のイアン・ブレマー氏が代表を務めるG-ZEROサミット開催に合わせ、石破茂総理がビデオで「十倉雅和経団連会長、新浪剛史経済同友会代表幹事を始め、国内外の産官学のリーダーに、戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面する中における日本の役割を議論いただくことを頼もしく思っている」とする期待のメッセージを寄せた。
石破総理は「激変する安全保障環境から日本を守り抜かなければなりません」と強調。「ロシアによるウクライナ侵略は未だに続いており、戦火は絶えません。中東情勢なども相まって、国際社会は分断と対立が進んでいる」と述べた。
また「技術の覇権をめぐる競争もし烈さを増している」とし「我が国は自由で開かれたインド太平洋というビジョンの下、法の支配に基づく国際秩序を堅持し、地域の安全と安定を一層確保するための取組みを引き続き主導していく」と語った。
また「ルールに基づく国際経済秩序の強化に取組むため、同志国やグローバルサウスと共に、強じんで信頼性のあるサプライチェーンの構築やGX(グリーン・トランスフォーメーション)DX(デジタル・トランスフォーメーション)、経済安全保障を始めとした成長分野での産業政策の協調に取組んでいく」と伝えた。(編集担当:森高龍二)
記事提供:EconomicNews
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