2024年10月31日
日本共産党の小池晃書記局長は30日、選挙戦中に税金が原資の政党交付金から自民党の裏金議員が代表を務める政党支部にも公認議員同様2000万円が配られていることを機関紙「赤旗」がスクープ報道したことについて、立憲民主党の幹事長から「非常に感謝しているとの表明があった」と語った。感謝の弁は両党の党首会談に同席した場であった、という。
今回の総選挙につながった自民党派閥による裏金づくり問題や選挙期間中での政党交付金交付をめぐるスクープが政治改革につなげた共産党の貢献度は大きく、立憲や国民民主党にとって大きな追い風になったことは間違いない事実。
そんな中で、共産を嫌う連合の芳野友子会長は「共産党と共闘しなくても勝てる」と言い切った。これには県内4つの小選挙区でいずれも勝利した宮城県の立憲宮城県連選対本部長・石垣のりこ参院議員が「何をどう分析したら、そのような結論を表明できるのか」と強く問題提起。「市民と共産の理解なしに、相手候補に比例復活も許さないほどの結果はなかったと思います」と芳野氏の不認識に警鐘を鳴らした。
宮城県では5つの小選挙区で共産と選挙協力ができ、4選挙区に立憲、1選挙区に共産が立候補した。共産の相手は自民党の小野寺五典元防衛大臣だった。5区こそ勝てなかったが、立憲候補はいずれも次点の自民候補に1区で3万3218票、2区で4万4757票、3区で1万5660票、4区で5万35票の大差で勝った。共産候補の5区は小野寺氏の岩盤エリアだけに小野寺氏が次点の維新候補に13万2361票差をつけて9回目の当選を果たしている。(編集担当:森高龍二)
記事提供:EconomicNews
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