2024年11月07日
中谷元防衛大臣は5日の記者会見で北朝鮮によるロシア派兵の影響について「今般の兵士派遣も含め最近の露朝軍事協力進展の動きはウクライナ情勢の更なる悪化を招いていくのみならず、我が国を取り巻く地域の安全保障に与える影響の観点からも深刻に憂慮すべきもの」と憂慮した。
そのうえで「引き続き、関連情報の収集・分析を行うとともに関連する安保理決議の完全な履行、そして、ウクライナにおける一日も早い公正かつ永続的な平和の実現に向けて国際社会と緊密に連携して取組む」とした。
またウクライナ支援に関して「ロシアによるウクライナ侵略は国際社会の根幹を揺るがす暴挙であり、断じて認められない。防衛省としてロシアによる侵略を受けているウクライナを最大限支えるべく防衛装備移転三原則の範囲内で第1に非殺傷の装備品、自衛隊車両といった供与可能な装備品を支援している」とした。
また「10月の日本・ウクライナ防衛相会談では更に追加の自衛隊車両の提供を発表した。またウクライナ負傷兵の自衛隊中央病院への受け入れ、ITコアリション及び地雷除去コアリションを通じた支援も継続して行っている。今後とも国際社会と連携して可能な限りの支援を行っていく」と支援する考えを強調した。(編集担当:森高龍二)
記事提供:EconomicNews
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