2025年01月02日
自民党の高市早苗前経済安全保障相は自民党の裏金を巡る問題で党としてのケジメをつけるとして8億円を党執行部が党費から赤い羽根募金で知られる社会福祉法人「中央共同募金会」に寄付したことに、費用を党費から捻出したことに「納得感がありません」と発信した。
高市氏は「党員の皆様からお預かりした党費を原資に寄付をしたとの事で、報道が事実ならば、党員の方々に申し訳ない気持ちで一杯になりました」と投稿。
そのうえで、元党本部職員から寄せられたという「党が赤い羽根共同募金に8億円寄付し派閥パーティー不記載にけじめをつけたとの報道には、60年以上党費を支払い続けた党員として全く納得できません」「派閥のパーティー券の原資は、企業や個人が賛同し払った費用であり、党費ではありません」とのメールを紹介。
高市氏は「現時点で私は党執行部が今回の判断に至った理由を知らず、軽々に是非を語るべきではないのでしょうが、私も元職員の方と同じく納得感はありませんでした」と投稿した。
それ以前に約80人もの衆参議員が5年間のみで総額7億円以上にまで「裏金」を膨らませてきたこと自体に「党員の方々に申し訳ない気持ちで一杯になりました」となるべきではないのか。先の総選挙では当該裏金議員を応援に行くなど「政治家としての倫理より情実優先では」との見方もある。(編集担当:森高龍二)
記事提供:EconomicNews
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