2025年08月12日
自民党の鈴木宗男参院議員は10日のブログで「両院議員総会での発言を聞いていると『自由民主党』の議員でなく『自分党』の議員の発言としか思えない」と石破総理降ろしに声高な議員たちに苦言を呈した。
鈴木氏は「両院議員総会で総裁選の前倒しをする権限はない。なのに『総裁選実施』と声高に発言する発言者は、旧派閥に所属していた顔ぶれである」と指摘。
結果「自民党は変わっていないと国民にさらけだしているようなものである」と痛烈にその姿勢を問題視した。
そのうえで「裏金問題に対して国民は厳しい判断をされたのである」と選挙結果の最大原因が「裏金」にあることを踏まえた記述をしている。
鈴木氏は「選挙の総括をきちんとすることが一番ではないか」と提示し「民主主義は手続きが先であり、次に中身であると教えられてきた。自民党再生に今、何が必要か冷静にお互い考えて行きたいものである」と結んだ。
ブログでは鈴木氏が氏の父の実家(宮城県)で地元の行政、政治関係者と懇談の機会を得、その際に「石破さんはどうなるんですか」「総裁選やれという人たちは旧清和研の人が多く、自民党のことより自分のことを考えているようで理解できません」
「鈴木さん、裏金議員への対応は甘かったです。誰も進んで責任を取っていません。そこに政治不信が生まれました」と紹介している。この意見に同感の国民は相当数いるだろう。裏金議員が選挙で再選されても、この問題がクリアされたと勘違いされては困る。
ある議員は2014年から9年間で1290万円の「裏金」(政治資金収支報告書不記載額)があった。これに「政策秘書が金庫で保管していた。一切支出していない」と説明。現金を9年間保管、しかも裏金問題が発覚したから表面化したもので、発覚していなかったら、その後も、ず~っとため込んでいたのだろうか。その金はどう処理するつもりだったのだろうか。まったく、解明も、説明もされていない。(編集担当:森高龍二)
記事提供:EconomicNews
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