【2025年最新調査】60代の検索行動と情報収集のリアルとは?~60代が狙う検索タイミングとテーマの全貌~
株式会社eclore
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ 【SEO対策】で検索順位No.1を獲得した(注1)ランクエストが60代150名対象に検索行動の実態を調査。
60代の人々は普段、どの時間帯にどこで、どのような情報を求め、どんなキーワードを使って検索しているのでしょうか?
【SEO対策】で検索順位No.1を獲得した(注1)ランクエスト(
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ )は、2025年1月7日に「60代の情報収集と検索行動」に関する独自調査を実施しました。本調査では、60代の男女150名を対象にアンケートを行い、以下の4点について多角的に分析しています。
【調査1】検索を行う時間帯
【調査2】検索を行う場所
【調査3】検索する情報の種類やジャンル
【調査4】検索キーワードの特徴
最新データから見えてきた60代の検索習慣の“今”を深堀りし、その背景にある理由や特徴を詳しく解説していきます。
(注1)2025年1月9日に東京都新宿区で、PCブラウザーからGoogle検索を行い、その結果を測定しました。検索キーワードは「SEO対策」で、クッキーや履歴を削除した上で計測しています。なお、他の地域やデバイス、検索タイミング、検索エンジンのアルゴリズムの変更などによって、順位が変動する場合があります。
調査結果(1):1日のうち最も検索を行う時間帯はいつですか?
最も多かった回答は「夜間(20時~23時)」の30%でした。全体のおよそ3割に上り、60代の方々が一日の終わりに余裕のある時間を活用して検索している様子がうかがえます。
次いで多いのは「午前(8時~11時)」の20.7%、「午後(14時~16時)」の19.3%という結果となっており、午前中や午後の比較的落ち着いた時間帯にパソコンやスマホを使って情報収集を行う方も一定数いるようです。
また、「夕方(17時~19時)」が14%、「昼(12時~13時)」が8%と続き、少数ではありますが「早朝(5時~7時)」5.3%、「深夜(24時以降)」2.7%という回答も見られました。深夜や早朝といった時間帯に検索を行う人は少数派ではあるものの、睡眠リズムや生活スタイルに合わせて情報収集をしている方がいると考えられます。
総じて見ると、60代の方々は夜間帯に検索を集中させる傾向が強く、日中の空き時間にも程よく検索を行っているようです。退職後の自由な時間の使い方や、家事・趣味の合間に調べものをするなど、ライフスタイルに合わせてインターネットを活用している姿がうかがえます。
調査結果(2):検索を行う場所はどこが多いですか? ※複数選択可(注2)
(注2) 本設問は複数選択可能ですが、回答を2つまでに制限しています。これにより、回答者が主に検索を行う場所を絞り込み、日常的にどこで検索しているかの優先度を、より明確に把握することを意図しています。
最も多かった回答は「自宅」の89.3%でした。60代の方々はインターネット検索を自宅で落ち着いて行う傾向が非常に強いことがうかがえます。
次いで多いのが「職場(オフィス)」の20%で、まだ現役で働いている方やオフィスでパソコンを使う機会が多い方が一定数いると考えられます。
一方で、「通勤・通学中(電車、バスなど)」2.7%、「外出先(買い物中や移動中)」2.7%、「カフェや飲食店」0.7%といった外出時の検索は少数派にとどまっています。スマホなどを利用して外出先でも検索を行う方はいるものの、60代では場所を選ばずにいつでもどこでも検索するスタイルはまだ一般的ではないようです。
総じて見ると、60代の多くは自宅での落ち着いた時間帯にじっくり検索するのがメインであり、必要に応じて職場や外出先でも調べものをする利用スタイルがうかがえます。ライフスタイルや仕事の状況によって、検索の場所も人それぞれ異なることが読み取れる結果となりました。
調査結果(3):どのような情報を検索することが多いですか?※複数選択可(注3)
(注3) 本設問は複数選択可能ですが、回答を2つまでに制限しています。これにより、回答者が主に検索する情報の種類を絞り込み、日常的にどのようなジャンルが重視されているのかを、より明確に把握することを意図しています。
最も多かった回答は「生活関連の情報(レシピ、健康、家事のコツ、天気予報など)」の49.3%でした。60代の方々は日常生活をより便利に、あるいは快適にするための情報を積極的に検索している様子がうかがえます。
次いで「趣味・娯楽(音楽、映画、ゲーム、アニメなど)」42%が多く、自分の楽しみやリラックスの手段をインターネットで探している傾向が見られます。
三番目に多かったのは「ニュース・トレンド情報(最新の出来事、話題のトピック、世の中の動きなど)」39.3%で、世の中の動きを把握するために検索を活用している人も少なくないようです。
一方で、「買い物関連の情報(商品レビュー、価格比較、ECサイトの商品情報など)」は20.7%にとどまり、ショッピングや商品選びの際にインターネットを利用する方は一定数いるものの、他のジャンルほど多くはありません。
「仕事関連の情報(ビジネス用語、ノウハウ、業界ニュースなど)」は18.7%と最も少ない結果となりましたが、60代の中でも現役で働いている方や専門分野の知識を深めたい方など、限られた層に需要があると考えられます。
総合的に見ると、60代の方々は生活や趣味に直結する情報を重視しつつ、必要に応じて世の中の動向や買い物情報、仕事関連のリサーチも行っていることがわかる結果となっています。
調査結果(4):検索の際、どのようなキーワードを使うことが多いですか?
最も多かった回答は「単語だけの簡単なキーワード(例:『レストラン』『家電』など)」の42%でした。60代の方々は、まずはシンプルな単語で手早く検索する傾向があると言えます。
次いで、「具体的なニーズを含むキーワード(例:『スマートフォン 安い』『早朝営業 カフェ』など)」が38.7%とほぼ同程度で、目的や条件を明確にしたうえで効率的に情報を絞り込もうとする人も多いようです。
これに続くのが「場所や地域に関連するキーワード(例:『新宿 ランチ 人気』『渋谷 家電店』など)」7.3%や「質問形式のキーワード(例:『○○の作り方は?』『○○とは?』など)」6.7%で、日常的な疑問や地域情報を得るために検索を活用する様子がうかがえます。
一方で、「商品やサービスの購入を意図するキーワード(例:『洋服 通販』『パソコン 通販』など)」は3.3%、「レビューや評判を含むキーワード(例:『○○○ 口コミ』『高評価の商品』『○○の評判』など)」が1.3%、「比較や対立を示すキーワード(例:『iPhoneとAndroidの違い』『○○ vs ○○』『どちらがお得?』など)」が0.7%と、購入や比較・口コミを重視して検索する人はごく少数という結果でした。
総じて見ると、60代の検索キーワードは「単語だけのシンプルな入力」と「具体的な条件を含めた検索」が二大要素と言えます。必要に応じて地域情報や疑問解消、購入検討といった検索方法も行っているものの、まずは簡単なワードから調べ始め、そこから徐々に条件を加えて絞り込むスタイルがうかがえます。
まとめ:夜間×自宅でじっくり検索:60代のネット活用実態
今回のアンケート結果から、60代の方々は夜間を中心に、自宅でじっくりと検索する傾向が高いことが分かりました。一日のうち落ち着いた時間にパソコンやスマホを使う人が多く、通勤や外出先での検索は少数派にとどまっています。
検索する情報は、生活に役立つレシピや健康情報、趣味・娯楽コンテンツが特に多く、世の中の動向を知るニュースも重視されている様子です。
キーワードの使い方としては、まずシンプルな単語から調べ始める人が多い一方で、自分の具体的なニーズや条件を加えて効率よく絞り込む姿勢も見られます。
これらの結果から、60代のネット活用は日常生活や趣味を充実させる目的が中心であると考えられ、限られた時間を有効に使いつつ、自宅など慣れた環境でじっくり情報収集したいという傾向がうかがえます。
高齢化社会が進むなか、60代のアクティブな検索行動は、デジタルデバイスやインターネットが多様な世代に浸透していることを示す興味深い事例と言えるでしょう。
執筆者:城下透子
ランクエスト ライティングチーム編集長
東北芸術工科大学芸術学部文芸学科を卒業後、雑誌・書籍編集プロダクションに入社し、紙媒体での編集業務に携わる。
その後、株式会社ecloreに入社。SEOコラムやインタビュー記事、サービスページなどを執筆し、【SEO対策】で検索順位No.1を獲得した実績(注1)を持つ。
座右の銘は、「“言う”と“伝える”は異なる」。
調査概要
調査日: 2025年1月7日
調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査人数: 150名
調査対象: 60代の男女
<<調査結果の利用条件>>
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