TPCマーケティングリサーチ株式会社、製薬企業の中国戦略について調査結果を発表
TPCマーケティングリサーチ株式会社
この程、TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=松本竜馬)は、製薬企業の中国戦略について調査を実施、その結果を発表した。
【調査結果】
◆近年の医療用医薬品市場において、中国市場は世界第2位の規模を誇る。同国では、2010年代後半以降に中国政府が推進した「健康中国2030」政策により、2030年までに国民の健康水準を大幅に改善することを目指している。この政策は、医療サービス、予防、健康教育、環境保護など多岐にわたる改革を推進し、目標の達成に向けて日・米・欧の各製薬企業も、新薬の研究開発を軸に、研究開発施設の新設や現地企業とのパートナーシップ構築など事業強化の取り組みを進めている。
◆日本の製薬企業は、新薬の上市による新規事業への参入や、現地企業とのパートナーシップを活用した事業強化に注力している。具体的には、グローバルで研究開発を進めてきた抗体薬物複合体(ADC)といった高付加価値の医薬品の上市を通じて中国市場に本格参入する企業がある。また、各社は現地企業との提携を通じてパイプラインの拡充を図るなどの動きを活発化させている。
◆一方、海外企業は研究開発施設の新設や、新薬開発を支援するデジタル事業の強化に注力している。新薬の導入を加速させるため、こうした施策を通して、新薬や新適応症の開発をグローバル市場と同時に進めている。さらに、現地企業とのパートナーシップを活用して研究開発の優位性を強化するだけでなく、アカデミック機関との協力関係の拡大にも取り組んでいる。このほか、人工知能(AI)を活用したプラットフォームを軸に、最先端医療分野への取り組みを進めている。
◆本資料では、日本企業5社と海外企業5社を対象に、中国における事業体制や拠点、製品展開、開発状況、提携状況、製品売上、今後の戦略を分析することで、現在の市場実態を把握し、将来の市場動向や方向性を明らかにすることを目的としている。
【調査実査日】
2024年9月~2025年1月
◆調査対象企業10社の中で、2023年度において中国事業の割合が最も高いのは、日本企業のエーザイである。同社は海外企業に比べて売上規模は小さいものの、鎮暈剤「Merislon」や胃炎・胃潰瘍治療剤「Selbex」などの医薬品の拡販に注力しており、全体の売上に占める中国事業の割合は約2割に達している。
<資料名>
2025年 製薬企業の中国戦略
―重要性を増す中国市場、新薬の研究開発を軸に事業強化を図る各社の中国戦略―
URL:
https://www.tpc-osaka.com/c/medical_pharm/mr310230622発刊日:2025年1月28日 頒価:108,900円(税込)
【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよびコンサルティング、調査資料の作成・販売
コーポレートサイト:
http://www.tpc-cop.co.jp/オンラインショップ「TPCビブリオテック」:
http://www.tpc-osaka.com/ISO27001認証書番号:IS598110
【本件に関するお問い合わせ】
電話番号:06-6538-5358
メールアドレス:webmarke@tpc-osaka.com
配信元企業:TPCマーケティングリサーチ株式会社
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記事提供:DreamNews