TPCマーケティングリサーチ株式会社、アトピー女性の化粧品ニーズについて調査結果を発表
TPCマーケティングリサーチ株式会社
この程、TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=松本竜馬)は、「2024年 大人のアトピーの実態と化粧品ニーズ(第2弾)」について調査を実施、その結果を発表した。
【調査結果】
◆今回、アトピー女性の肌悩みや対策実態、化粧品へのニーズ、通院状況などを探るべく、『現在アトピー性皮膚炎の症状があり、「顔」になにかしらの肌トラブルや悩みを抱えている20~60代の女性936名』を対象にアンケート調査を実施した。なお、こちらは2018年に実施した調査のリニューアル版となる。
◆調査の結果、調査対象者である『現在「顔」のアトピー症状に悩む20~60代女性』の割合は全体の2.7%となり、2018年調査時からほとんど変化はなかった。また、今回はアトピー症状のレベルを測る客観的な指標として「POEMスコア」の結果を用い、調査対象者を症状レベル別に分類。その結果、「軽度~中等度の湿疹レベル」が全体の6割程度を占め、「重度~非常に重度の湿疹レベル」の人は15%ほどとなった。
◆アトピー女性の肌悩みトップ3は「乾燥・かさつき」「かゆみ」「肌荒れ」となった。特に「かゆみ」や「肌荒れ」は一般女性における出現率と比較すると2倍以上高くなっており、アトピー女性特有の肌悩みであるといえる。
◆皮膚科・クリニックへの通院状況をみると、現在通院している人の割合は72.9%となり、現在使用している処方薬で最も多いのは「ヒルドイド」であった。
◆スキンケア化粧品の使用実態をみると、「化粧水」の使用率が78.1%と最も高く、次いで「洗顔料」が77.0%、「クレンジング」が66.4%と続いている。また、アトピーの治療や緩和のために処方薬の使用が重要だと考えている人は89.2%、スキンケア化粧品では77.2%であった。さらにアトピー女性の約半数が肌悩みの解決のためにスキンケア化粧品に期待しているなど、アトピー女性にとって化粧品は処方薬と同じくらい重要な位置づけになっているといえる。
◆敏感肌コスメに対する意識では、全体の42.2%がスキンケア化粧品を選ぶ際に「敏感肌用であること」を重視。また、全体の63.3%が現在敏感肌スキンケアブランドを使用しており、使用率が最も高いブランドは「キュレル(花王)」であった。
◆このほか、全体の約4割が診察中に医師にスキンケアの相談をした経験があり、相談経験のある人はない人に比べ化粧品の情報源として「医師・看護師」を参考にしている人がより多かった。また、医師から薦められた化粧品を購入したことがある人の割合は29.9%と約3人に1人が該当。これらの結果より、アトピー女性にとって皮膚科・クリニックがスキンケアの重要な情報収集の場であり、新たな化粧品との出会いの場でもある可能性が示唆されている。
◆当調査ではアトピー女性の肌悩み、処方薬や化粧品での対策実態、通院実態、敏感肌コスメへのニーズなどを調査。さらに、年代別に加えて「積極治療タイプ」「アトピー受忍タイプ」「あきらめタイプ」「アトピー甘受タイプ」「悩み相談タイプ」「コスメ志向タイプ」のクラスター別でも分析しているため、アトピー肌や敏感肌女性をターゲットとした化粧品の商品開発や販売戦略に活用できるレポートとなっている。
【調査対象者】
現在、アトピー性皮膚炎の症状があり、「顔」になにかしらの肌トラブルや悩みを抱えている
20~60代の女性936人
【調査実査日】
2024年11月14~18日
<資料名>
2024年 大人のアトピーの実態と化粧品ニーズ(第2弾)
―アトピー女性の処方薬・市販薬・化粧品のニーズを症状レベル別に分析―
URL:
https://www.tpc-osaka.com/c/beauty/cr210240506発刊日:2025年1月31日 頒価:506,000円(税込)
【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよびコンサルティング、調査資料の作成・販売
コーポレートサイト:
http://www.tpc-cop.co.jp/オンラインショップ「TPCビブリオテック」:
http://www.tpc-osaka.com/ISO27001認証書番号:IS598110
【本件に関するお問い合わせ】
電話番号:06-6538-5358
メールアドレス:webmarke@tpc-osaka.com
配信元企業:TPCマーケティングリサーチ株式会社
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記事提供:DreamNews