SEOで勝つには1位しかない?CTR分析で明らかになった「順位別クリック率」の真実(2025年4月版:SEO会社ランクエスト調べ)
株式会社eclore
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ 【SEO対策】で検索順位No.1を獲得した(注1)ランクエストが1~10位の検索順位毎のクリック率を解説
多くの企業やメディアは、SEO対策による検索結果の上位表示を通じて、潜在顧客への接触機会の増加、ブランド認知度の向上、そして売上拡大を目指しています。
こうしたSEOの成果を示す重要な指標が「クリック数」です。クリック数とは、検索結果から実際にサイトを訪れたユーザーの数を示すものであり、集客や売上に直結する指標として注目されています。しかし、検索結果での上位表示が本当にクリック数の増加につながるのか、またどの程度効果があるのか、明確なデータに基づく根拠を求める担当者も少なくありません。
そこで、「SEO対策」というキーワードでGoogle検索1位を獲得した実績(注1)を持つランクエスト(
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ )が運営するメディア(注2)の2025年4月におけるデータを分析。検索結果1位から10位までの「クリック数」「表示回数」「クリック率(CTR=クリック数÷表示回数)」を検証し、検索順位がユーザー行動に与える影響を明らかにします。
目次
1. 2025年4月度:表示順位毎のクリック率(CTR)
1-1. 1位と2位のクリック率の大きな差
1-2. 検索順位3位以内でも顕著なCTR低下
1-3. 4位以下の順位のCTRは低水準で横ばい
2. 改善に向けた具体的な施策と示唆
2-1. 順位向上の重要性
2-2. タイトル・ディスクリプション改善によるCTR向上
2-3. リッチスニペットや構造化データの活用
2-4. 検索意図(インテント)の分析・改善
(注1) 2025年1月9日に東京都新宿区で、PCブラウザーからGoogle検索を行い、その結果を測定しました。検索キーワードは「SEO対策」で、クッキーや履歴を削除した上で計測しています。なお、他の地域やデバイス、検索タイミング、検索エンジンのアルゴリズムの変更などによって、順位が変動する場合があります。
(注2) ランクエストが運営するメディア:
https://rank-quest.jp/1. 2025年4月度:表示順位毎のクリック率(CTR)
1-1. 1位と2位のクリック率の大きな差
検索結果の1位(40.2%)と2位(13.8%)では、クリック率に約3倍もの大きな開きがあり、SEO施策において1位表示が圧倒的に重要であることがわかります。
この差はユーザー心理的にも「1位に対する信頼感」や「1位のタイトルやスニペットの強調表示」などが影響していると考えられます。
つまり、SEO施策において『1位』を狙うか、『それ以外』かでは、獲得できる流入数に劇的な差が生じます。
1-2. 検索順位3位以内でも顕著なCTR低下
1位から2位(40.2%→13.8%)、2位から3位(13.8%→4.5%)と急激にCTRが落ち込んでいます。検索ユーザーの多くは、最初の1~2件の表示結果に満足し、その下までスクロールしない傾向が強いことを示しています。
SEO施策の目標は、最低でも上位3位以内を維持することが理想であり、4位以下では大幅にクリック数が低下するリスクがあります。
1-3. 4位以下の順位のCTRは低水準で横ばい
4位から10位のCTRは2.7%~0.4%という低水準で推移しています。
5位(2.7%)のCTRが4位(2.1%)よりやや高いのは興味深い現象で、ここには「スニペットの記述内容」や「タイトルの訴求力」など、ランキング以外の要因が影響している可能性があります。
6位以下のクリック率は1%未満であり、ユーザーにほぼ認識されていないに等しい状態です。SEOにおいて、これら下位順位からのCTRを向上させるためには大きな工夫が必要です。
2. 改善に向けた具体的な施策と示唆
2-1. 順位向上の重要性
もっとも確実に効果をもたらす改善施策は「2位→1位」の順位アップです。SEO施策を実施する際は、リソースを1位獲得に重点的に投入することを推奨します。
また、3位から2位への改善でもCTRが約3倍上昇するため、まずは3位以内に入ることを目標とする戦略が有効です。
2-2. タイトル・ディスクリプション改善によるCTR向上
4位以下で順位アップが難しい場合、表示されるタイトル・メタディスクリプションの改善が最も現実的なクリック率向上策となります。
ユーザーの検索意図に強くマッチした、具体的かつ魅力的なタイトルやディスクリプションを設計することで、低順位でもCTRの微増が期待できます。
2-3. リッチスニペットや構造化データの活用
構造化データ(FAQ、レビュー評価、イベント情報など)を積極的に導入し、検索結果にリッチスニペットを表示させることにより、CTRの改善が図れます。
検索結果画面での表示面積が増え、視覚的な訴求力が向上するため、特に4位以下でのクリック率改善に有効です。
2-4. 検索意図(インテント)の分析・改善
下位順位のCTR改善には、検索インテント(検索意図)に沿ったコンテンツ設計を再検討する必要があります。
検索キーワードに対して、自サイトの内容が十分にマッチしているかを再評価し、ユーザーが本当に求める情報をタイトルやコンテンツに反映させることで、クリック率向上と順位改善が狙えます。
以上のように、CTRのデータから明らかなのは『検索順位の影響力の大きさ』です。特に1位とそれ以外の順位では、獲得できるトラフィックに圧倒的な差があります。
SEO戦略を立てる際は、順位をひとつでも上げる努力をすることはもちろん、ユーザーの検索意図に深く応えることがCTR改善に直結すると理解し、コンテンツと表示情報(タイトル・ディスクリプション)を細かく最適化していくことが重要になります。
調査概要
調査期間:2025年4月1日~2025年4月30日
調査機関:株式会社eclore
調査対象:ランクエストサイト(
https://rank-quest.jp/ )
有効回答数(サンプル数):1,000キーワード
対象キーワードは、2025年4月中にランクエストサイトで検索結果1位から10位に掲載されたものに限定し、各順位ごとのクリック率を分析しました。
調査方法:
・Googleサーチコンソールのデータを使用し、対象キーワードの検索順位別クリック率(CTR)を算出しました。
・クリック率(CTR)は、クリック数を表示回数で割り、その結果に100を掛けてパーセンテージとして表しています。
<<調査結果の利用条件>>
・情報の出典元として「4,300社以上のSEO支援実績を誇るランクエスト」を明記してください。
・ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/https://rank-quest.jp/column/column/seo-consulting/ランクエストについて
ランクエストでは、「徹底的にSEOで集客するプロ集団」というコンセプトのもと、4,300社を超える企業様にサービスを提供してまいりました。
自社に最適なSEO施策が全くわからない方のために、コンテンツ制作や内部対策の実施など幅広い施策を提案できる専属のSEOコンサルタントがサポートします。
社内リソースが厳しくSEO対策を丸投げしたい方は、ぜひご相談ください。
Point(1)自社リソースを改善できる『ランクエストの丸投げSEO』
多くのSEO業者は施策の提案までが役務範囲で、施策の実行はクライアント任せか追加費用がなければ対応してもらえない、ということも珍しくありません。しかしランクエストでは、徹底的に考え抜かれたSEO計画を、施策の実行まで追加費用無しで対応させていただいております。
Point(2)正社員のライターチームによる品質担保
コンテンツを高品質に維持するために、全ての記事構成を内製で対応しています。毎週更新される100以上の厳格なコンテンツ制作ルールを遵守しつつ、必ず編集長がチェックする徹底的な品質維持体制をとっています。さらに、SEO効果の高いオリジナルコンテンツの制作も対応可能です。
Point(3)SEO対策に留まらない全方位のWebマーケティング事業
SEOに限らずリスティング広告や、SNSの運用など、多岐にわたる施策をご案内しています。施策単体の効果にとらわれない複合的なプランニングで、マーケティングのトータルコンサルティングを提供し、クライアントの期待に最大限に応えます。
ランクエスト 概要
商号 :株式会社eclore
代表者 :宮島 隆
所在地 :東京都新宿区新宿2丁目8-6 KDX新宿286ビル4階
HP :
https://rank-quest.jp/事業内容:主にSEOコンサルティングと記事制作に関する事業
配信元企業:株式会社eclore
プレスリリース詳細へドリームニューストップへ
記事提供:DreamNews