【本の要約サービス「flier」2025年上半期ビジネス書ランキング】 ビジネス書グランプリ受賞作が4冊ランクイン!1位は『頭のいい人が話す前に考えていること』タイパ時代の時間の使い方への注目も高まる
株式会社フライヤー
累計会員数125万人を突破した本の要約サービス「flier」を運営する株式会社フライヤー(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO 大賀康史)は、5月30日(金)に2025年上半期におけるビジネス書の人気ランキングを発表しました。
2025年の上半期ランキングでは、「読者が選ぶビジネス書グランプリ2024」受賞作『頭のいい人が話す前に考えていること』が1位に!全体的に、先々の人生の時間やお金への不安、展望に注目が集まっていたコロナ禍の状況から、「いまをいかに生きるか」というところに明らかに目線が変わっていっていることがうかがえるランキングです。
AIが導入される職場が増え、フルリモートの状態が変化し、リアルな場面での信頼醸成や能力発揮がより求められるようになっている昨今、小手先だけではなく「頭の中」から変わりたいと考えている人が増えているのかもしれません。
TOP10を見てみると「時間術」「習慣」「働き方やコミュニケーションのコツ」など優れた人のノウハウをわかりやすく教えてくれる書籍が多くランクインしました。タイパ時代の中、「今」をどう過ごし、どう考えて行動するのかを考える読者のニーズが反映されたランキングとなりました。
ランキングは、「flier」の有料会員を対象に、スマホアプリおよびウェブのアクセス数(紹介書籍の要約閲覧数)を合算し順位付け。集計期間は、2024年12月1日~2025年5月15日です。
■flierユーザー閲覧数 2025年上半期人気ランキングTOP10(2024年12月1日~2025年5月15日)
1位:『頭のいい人が話す前に考えていること』(安達裕哉/ダイヤモンド社/2023年)
2位:『世界の一流は「休日」に何をしているのか』(越川慎司/クロスメディア・パブリッシング/2024年)
3位:『部下をもったらいちばん最初に読む本』(橋本拓也/アチーブメント出版/2024年)
4位:『朝1分、人生を変える小さな習慣』(リュ・ハンビン,小笠原藤子(訳)/文響社/2025年)
5位:『上手に「説明できる人」と「できない人」の習慣』(鶴野充茂/明日香出版社/2024年)
6位:『こうやって頭のなかを言語化する。』(荒木俊哉/PHP研究所/2024年)
7位:『頭のいい説明「すぐできる」コツ』(鶴野充茂/三笠書房/2008年)
8位:『イシューからはじめよ[改訂版]』(安宅和人/英治出版/2024年)
9位:『DIE WITH ZERO』(ビル・パーキンス,児島修(訳)/ダイヤモンド社/2020年)
10位:『いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才』(今井孝/すばる舎/2024年)
■ランキングの総評/フライヤー編集部
1位に輝いた『頭のいい人が話す前に考えていること』は、トーハン、日販の年間ベストセラー1位になり、2年連続で「日本で一番売れたビジネス書」です。「読書が選ぶビジネス書グランプリ2024」でもビジネス実務部門賞に選ばれています。
ビジネス現場で、「頭の悪い伝え方だ」と思われたい人はいません。「あんなスマートに言えたらな……」という共通の願望がかたちになった本として、根強い人気を誇っています。何かを伝えるためには話し方も大切ですが、思考の質が高い「頭のいい人」は、話す前からその準備ができている。わかりやすく、知性にあふれた対話ができれば、相手の信頼も得られる。基本的でありながら見逃されがちだったこの観点について、7つの黄金法則と5つの思考法にまとめられています。
3位の『部下をもったらいちばん最初に読む本』、5位『上手に「説明できる人」と「できない人」の習慣』、6位『こうやって頭のなかを言語化する。』、7位『頭のいい説明「すぐできる」コツ』も同じ流れで人気の出ている本かと思います。
『部下をもったらいちばん最初に読む本』(「読者が選ぶビジネス書グランプリ2025」総合グランプリ)は「頭のいい人」とは少し見方が違っていますが、組織から信頼され、円滑にチーム運営をしていくうえで、「リーダーとはどのような技術を備えているとよいか」がまとめられているという点で、「頭の中」を変える期待感に応える一冊です。個人だけでなく、組織全体が「頭のいい人」になるための基本を説くものといえるでしょう。
タイパを考えた習慣化に注目する人が増えているなかで、今回のランキングでは、タイパだけでは測れない豊かな時間の使い方に着目した本にも耳目が集まっています。
2位の『世界の一流は「休日」に何をしているのか』は、その原則に立ち返らせてくれます。一流は、ただ休むのでも、時間を効率的に「埋める」のでもなく、小さな達成感を積み上げて教養と休養をバランスよくとれるように工夫しているのです。毎週の休日の考え方から変えてくれるでしょう。
4位『朝1分、人生を変える小さな習慣』、10位『いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才』(「読者が選ぶビジネス書グランプリ2025」ビジネス実務部門賞)は、一見するとタイパ本のように見えますが、「次のステップに進むために、毎日のミクロな時間を大事にする」という意味で、『世界の一流は「休日」に何をしているのか』と共通の精神があります。
そのほか、8位『イシューからはじめよ[改訂版]』(「読者が選ぶビジネス書グランプリ2025」イノベーション部門賞)、9位『DIE WITH ZERO』は、またとないベストセラーで読みつがれているロングセラー。まだ読んだことがないという方は、ぜひこの機会にお手にとってみてください。
■1位『頭のいい人が話す前に考えていること』
著者 安達裕哉さんからのコメント
このたび『頭のいい人が話す前に考えていること』がフライヤーの上半期ランキング1位に選ばれ、大変光栄に感じております。多くの本が毎日出版されるなか、本書が「考える力」や「話す技術」を求める読者の皆さまの心に届いたことを心より嬉しく思います。引き続き、より多くの方々の思考やコミュニケーションが豊かになるように精進してまいります。読んでいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
ビジネス書1冊の大筋を10分で理解できる、本の要約サービス「flier(フライヤー)」
要約は4,000冊超え、ビジネスパーソンの“スキマ時間”活用に一役
本の要約サービス「flier」
flierは、1冊10分で読める「本の要約サービス」です。ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約をウェブ、アプリで毎日公開。AIを使った音声版もあります。収録書籍数は4,000冊超、累計会員数は125万人超、累計法人導入社数1,200社を突破しました(2025年5月現在)。
その他、オンラインコミュニティ「flier book labo」や、全国の書店店頭でflierの要約ページをQRコードで“立ち読み”できるコラボフェアも展開中です。
https://www.flierinc.com/法人版サービス「flier business」
flier businessは、企業が人材育成や福利厚生に本の要約を活用できる法人向けサービスです。2019年にflier法人版(2023年に名称変更)として提供開始。コロナ禍を境に集合研修が難しくなった法人企業を中心に、社員教育の一環として契約する企業が増え続け、615社が利用中です。(2024年11月末時点)。
要約から得た学びや気づきをメモ・共有できる「学びメモ」、おすすめ要約を選書・プレイリスト化できる「読書プログラム」等をご利用いただけます。
https://biz.flierinc.com/組織の“成長組織スコア”を可視化する「flier成長組織ナビ」
flier成長組織ナビは、従業員一人ひとりの成長環境を確保するための要素を独自に調査・分析し、従業員と企業を成長に導く新しい概念のサーベイです。「制度・関係性・循環・学びの姿勢・成長実感」という5つの項目から、「成長組織スコア」を構成。事業成長や人材成長と連結する本質的な要素を把握できる形で、人が育ち成長する“成長組織”への変革を支援します。
https://growthnavi.flierinc.com/■株式会社フライヤー 会社概要
当社は、「ヒラメキあふれる世界をつくる」をミッションに、変化が激しい現代において、発想力が求められるビジネスパーソンのための「知」を軸とした様々な事業を創っていきます。
<実績>
・日本の人事部「HRアワード2021」プロフェッショナル部門の人材開発・育成部門で最優秀賞を受賞
・「BOXIL SaaS AWARD」eラーニング部門で5季連続「Good Service」を受賞
・本を通じてあらゆる人が知や教養を深め、読書や本の文化の裾野を広げることに貢献している点を評価され「2023年度グッドデザイン賞」受賞
・「クローズアップ現代+」「おはよう日本」「ワールドビジネスサテライト」等、紹介多数
配信元企業:株式会社フライヤー
プレスリリース詳細へドリームニューストップへ
記事提供:DreamNews