【遊技機】他社牽制力ランキング2024 トップ3はSANKYO、京楽産業、サミー
株式会社パテント・リザルト
株式会社パテント・リザルトは8月4日、「遊技機業界」の特許を対象に、2024年の特許審査過程において他社特許への拒絶理由として引用された特許件数を企業別に集計した「遊技機業界 他社牽制力ランキング2024」をまとめました。
この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになります。
集計の結果、2024年に最も引用された企業は、1位 SANKYO、2位 京楽産業、3位 サミーとなりました。
1位 SANKYOの最も引用された特許は「遊技の興趣を向上できるように、高確率遊技状態への移行を制御する遊技機」に関する技術で、三洋物産の計43件の審査過程で引用されています。このほかには「遊技の興趣向上を目指した可動部材を備え、様々な遊技媒体の流路切り替えが可能なパチンコ遊技機」に関する技術が引用された件数の多い特許として挙げられ、三洋物産の計33件の拒絶理由として引用されています。
2024年に、SANKYOの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は三洋物産(933件)、次いで京楽産業(274件)となっています。
2位 京楽産業の最も引用された特許は「遊技者の獲得した遊技媒体に関連する好適な演出を行うことができる遊技機」に関する技術で、大一商会やサンセイアールアンドディなどの計123件の審査過程で引用されています。このほか「電断復旧後でも遊技者に現在の遊技状態を把握させることができる遊技機」に関する技術が引用された件数の多い特許として挙げられ、三洋物産の計117件の拒絶理由として引用されています。
2024年に、京楽産業の特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は三洋物産(944件)、次いでSANKYO(681件)です。
3位 サミーの最も引用された特許は「演出に係るボタン機能の適正化が可能な遊技機」に関する技術で、京楽産業や大一商会など計54件の審査過程において拒絶理由として引用されています。
2024年に、サミーの特許により影響を受けた件数が最も多い企業は三洋物産(419件)、次いで大一商会(272件)となっています。
4位 ソフィアは「遊技者の操作によって明るさを調整可能な発光装置を備え、遊技の興趣を低下させない遊技機」、5位 平和は「ランプ演出のデータ容量を削減する遊技機」が、最も引用された特許として挙げられます。
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■ランキングの集計対象
日本特許庁に特許出願され、2024年12月までに公開されたすべての特許のうち、2024年1月から12月末までの期間に拒絶理由(拒絶理由通知または拒絶査定)として引用された特許を抽出。
本ランキングでは、権利移転を反映した集計を行っています。2025年5月末時点で権利を保有している企業の名義でランキングしているため、出願時と企業名が異なる可能性があります。
業種は総務省の日本標準産業分類を参考に分類しています。
■遊技機業界 他社牽制力ランキング2024 データ販売
納品物:以下のデータを収録したエクセルファイル
1)ランキングトップ30社
遊技機業界の被引用件数上位30社のランキング
2)被引用件数上位100件のリスト
遊技機業界の被引用件数上位100件及び引用先の特許との対応を掲載
価格:50,000円(税抜)
お申し込みは下記URLをご参照ください。
https://www.patentresult.co.jp/ranking/fcit/2024/fcitpac.html■本件に関するお問い合わせ先
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
ホームページURL:
https://www.patentresult.co.jp/メールアドレス:info@patentresult.co.jp
■会社概要
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷2-15-13 お茶の水ウイングビル5階
配信元企業:株式会社パテント・リザルト
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記事提供:DreamNews