~教員の校務効率化と子どもたちの学びの質向上を目指して導入~ さいたま市における「おたすけ学校AI」導入事例を公開
株式会社教育ネット
株式会社教育ネット(神奈川県横浜市都筑区 代表:大笹いづみ 以下教育ネット)はさいたま市教育委員会が「教員の校務効率化」と「子どもたちの学びの質向上」を目的に導入した「おたすけ学校AI」の導入・活用事例を教育ネットホームページに公開しました。
さいたま市は、2022年に「さいたま市スマートスクールプロジェクト(SSSP)」を本格稼働させ、生成AIを活用した教育現場の改革に取り組んでいます。このプロジェクトの一環として、2024年9月より市立小・中・特別支援学校において「おたすけ学校AI」の実証導入を開始しました。約6,000名の教職員が対象となり、生成AIの活用が校務の負担軽減や創造的な活動の推進につながるかを検証しています。
教育ネットでは 2025年6月18日~8月31日の期間にさいたま市における「おたすけ学校AI」の利用ログデータの調査を実施。利用ボタンについて次のような結果が得られました。
一番活用されているボタンは「自由に質問する」。この結果から疑問などがあったら、気軽に「おたすけ学校AI」に質問していることが伺えます。次に多いのが「おたより作成」、続いて「所見作成支援」。文書作成にまつわる校務を「おたすけ学校AI」を活用して行っていることがわかります。
実際に利用した教員からは「文書作成にかかる時間が減り、授業準備に集中できるようになった」「子どもと接する時間を確保できるのが大きい」といった声が寄せられました。
なお、さいたま市教育委員会は、教育現場におけるAIのさらなる活用を目指し、今後の展望として二つの方向性を掲げています。一つは教員による生成AIのさらなる日常的活用を推進し、市全体で校務効率化を進めること。もう一つは、児童生徒による深い学びの実現です。子どもたちが生成AIを正しく活用できる力を育成するために、教育委員会は学校現場の実践に伴走しながら、生成AI時代にふさわしい学びの在り方を研究・推進していく方針です。
また、株式会社教育ネットでは、生成AIの教育的活用を広く支援する取り組みとして、児童生徒向けの出張授業や教職員向けの活用研修を継続的に実施しております。これからも現場の実情やニーズに寄り添いながら、教育DXの推進と校務支援の両面から、学校現場の変革に貢献してまいります。
導入事例公開ページ
https://edu-net.co.jp/otasukegakko-ai_case03■『おたすけ学校AI』について
『おたすけ学校AI』は、学校における校務、学習を支援するためのチャット型AIです。教職員の業務を効率化し、省力化することで、教職員が学習者のための探究的な学びや先進的な授業を行う時間とリソースを確保することを目指しています。また、生成AIだけでなく、独自のシナリオベースプログラムも組み込んでいるため、現場の要望にあわせたプロンプトを組み込むことができ、プロンプトなどの専門知識がなくても、用途にあわせてボタンを押すだけで利用が可能です。
・『おたすけ学校AI』製品サイト
https://edu-net.co.jp/otasuke-ai【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社教育ネット
担当:石塚・大谷
電話:045-530-9401
Email:media@edu-net.co.jp
配信元企業:株式会社教育ネット
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記事提供:DreamNews