【夫婦の営み】「もっと求めて」「もう少し早く終わらせて」──セックスに“あるのに不満足“な夫婦100人の本音:第10報
株式会社リンクス
株式会社リンクス(東京都港区)は、マッチングアプリ「既婚者クラブ」ユーザーを中心に、全国の既婚男女3,000人を対象とした「夫婦の営みに関する意識調査」を実施しました。
第10報では、「セックスレスではないが、満足していない」既婚者100人にフォーカス。
“あるけど不満足“という、見えにくい夫婦のリアルを掘り下げました。
■ 不満の1位は「もっと頻度を上げたい」──ただし、そう思っているのは“ほぼ男性”
満足していない理由の最多は、「もっと頻度を上げたい」(60%)。
続いて「もっと求めてほしい(38%)」「もっと時間をかけたい(29%)」と続きますが…
・男性の69.7%が「頻度を上げたい」と回答
・女性の38.24%が「気持ち良くない」と回答
・女性では「早く終わらせたい」「頻度を減らしたい」も一定数
このように、セックスに対する期待値・快楽度・満足基準が、男女で真逆の傾向を示しました。
■ 50代が“もっと求めたい“最多──年齢とともに濃度が増す?
意外にも「もっと頻度を上げたい」「もっと時間をかけたい」と回答した割合が最も高かったのは50代。
ライフステージの変化や子育て卒業後の再接続ニーズなど、“性”の質的変化を求める傾向が見られました。
■ このまま満足しない状態が続くと…?

36%は「何も起きない」と回答する一方、
・31%が「相手への気持ちが冷めるかもしれない」
・男性では「浮気・不倫に走るかもしれない」も複数回答
特に40代では「気持ちが冷める」回答が47.5%と最多で、「どうもならない」と答えた割合は全世代中最も低く、“関係の危機感“が強い層と言えそうです。
■ 男女で“セックス“の定義も重さも違う
本調査、そして過去の調査から一貫して見えるのは、夫婦間での“性”に対する考え方の非対称性です。
・男性は「性欲のはけ口」としての期待が強く、
・女性は「気持ちが乗らない」「快楽を感じづらい」など、“前提の違い“が根深い。
つまり、営みがある=満足とは限らない。
このすれ違いこそが、無言の距離を生む温床になっているのではないでしょうか。
■ まとめ:“しているのに満たされない“という孤独
夫婦の営みがあるにもかかわらず、約半数が「求められていない」「気持ちよくない」「満たされていない」と感じている現実。
・男性は「もっとしてほしい」
・女性は「もっと丁寧にしてほしい」「もっと共感してほしい」
という、“求めるものの種類そのものが違う“という根本的な乖離が見えました。
【次回予告】
「営み以外のスキンシップは?」──夫婦の接触頻度と、レスになる兆候を探る
第11報では、「セックス以外の触れ合い」に注目。
ハグ・キス・手をつなぐ頻度から、セックスレスに移行する夫婦の特徴や予兆を探ります。
【調査概要】
調査期間:2025年3月17日
対象者:全国の20歳~59歳以下の既婚男女3,000人のうち、夫婦の営みが「ある」、さらに夫婦の営みについて「やや不満足」「不満足」と回答した205人からランダム抽出した既婚男女100人
有効回答数:100(男性:66人・女性:34人)
年代構成:20代6人/30代26人/40代40人/50代28人
調査方法:インターネット調査(Freeasy利用)
引用元データ:
https://kikonclub.com/questionnaires/21
配信元企業:株式会社リンクス
プレスリリース詳細へドリームニューストップへ
記事提供:DreamNews