「第43回G杯争奪全日本がま磯(グレ)選手権」の優勝者が決定!
GAMAKATSU PTE LTD
株式会社がまかつとGAMAKATSU PTE LTDが共催する「第43回G杯争奪全日本がま磯(グレ)選手権」が2024年12月15日(日)~17日(火)に大分県佐伯市米水津で開催され、全国各地で行われた予選の上位入賞者とシード選手、推薦選手の36名が参加した。
米水津のグレは、シーズン序盤は食いもよく堅調に推移していたものの、12月を迎える頃から食い渋る状況も見受けられるようになった。大会の前釣りでは苦戦を強いられるエリアもあり、難しい状況下での競技となった。
16日の予選リーグは、6名ずつ6組に分かれて競い、各組の上位1名と各組2位の中から上位2名の計8名が翌日の決勝リーグ(準々決勝)へと進出する。釣果なしの引き分けという厳しい対戦もあるなか、勝ち上がったのは幸森大輔選手(シード選手)、中司亮選手(シード選手)、北村容之選手(日振島予選)、福田浩介選手(シード選手)、吉本和貴選手(西伊豆II予選)、那賀久照選手(米水津II予選)と、ワイルドカードの藤本祐一郎選手(米水津I予選)、北村憲一選手(がまかつ推薦選手)の計8名。前回大会上位入賞者であるシード選手の強さが際立つ結果となった。
17日の準々決勝は実力伯仲、いかに1尾を引き出すか、サイズのいいグレを攻略するかがキーとなった。手に汗握る激戦の結果、那賀選手、幸森選手、吉本選手、福田選手の4名が準決勝へと進んだ。
準決勝は選手が交互に竿を曲げる状況で、見応えのある熱戦が展開された。那賀選手と幸森選手の対決は、食いが渋く小型が多いなかで、キープサイズを2匹仕留めた幸森選手が勝利。吉本選手と福田選手の対決は本流の手前を丁寧に釣って、尾数、重量ともに上回った福田選手が勝ち上がりを決めた。
決勝戦はいずれもシード選手である幸森選手と福田選手の対戦。舞台は米水津を代表する名礁のひとつ横島3番。開始直後はイスズミ、アイゴなどのエサ取りが竿を曲げる状況が続いたが、潮の動きが鈍いなかで少しでも変化のある際や沖目を探るなど、試行錯誤の釣りを展開。互いに見事な釣技で釣果を重ねた。福田選手が優位に試合を進めるなかで、終了間際に幸森選手がグレを釣り上げて尾数は互いに6尾でタイムアップ。検量の結果、わずか110gの差で幸森選手が大逆転で優勝となった。3度目の全国制覇が決まった瞬間、幸森選手は「よっしゃ~!」と絶叫し、男泣き。全国の頂点を決めるにふさわしい激戦は、感動的なエンディングを迎えた。
優勝 幸森大輔 選手
準優勝 福田浩介 選手
第3位 那賀久照 選手
配信元企業:GAMAKATSU PTE LTD
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記事提供:DreamNews