大分県立美術館 コレクション展V 「花が咲くころ」開催のお知らせ
公益財団法人 大分県芸術文化スポーツ振興財団
大分県立美術館では、1月31日(金)より2024年度コレクション展V 「花が咲くころ」を開催します。つきましては以下に展覧会概要をお知らせします。
開催概要
暖かさが待ち遠しい今日。まもなく梅や桜が咲き始めます。本展では、花の作品を中心にご紹介します。雪が溶けると、新緑が芽吹き、花のつぼみがほころびます。陽が差して明るくなり、外に出る機会も多くなります。桃の節句や花見の季節です。
花が見えるのは戸外だけではありません。美術館にも花を描いた作品がたくさんあります。細部まで再現された花もあれば、装飾としての花もあります。
なごやかな春の光とあわせて、美術館で花の季節をお楽しみください。
展覧会のみどころ
みどころ1
ルノワールの作品OPAM初公開!
オーギュスト・ルノワール《花飾りのついた帽子》1894年
ルノワール(1841 - 1919年)の希少な版画を初公開します。
ルノワールは、《花飾りのついた帽子》という題名で、同じ構図の3 つのエッチングと3 つのリトグラフを作りました。この作品は、エッチングの第3版にあたります。
画中にはルノワールのお気に入りのモデルが描かれています。マネの姪です。花かざりのある大きな帽子をかぶっています。それをもう一人の少女が直しています。太陽の日差しと花が感じ取れるかのような光景です。
みどころ2
花も鳥もたくさん
田近竹邨《鴛鴦遊春池図》1919(大正8)年
桜でしょうか、桃でしょうか、海棠(かいどう)でしょうか。あじさいとあわせて花が咲きほこっています。花に入り混じって、岩の上からおしどりがのぞいています。視線の先には、もう一羽のおしどりが優雅に泳いで見上げています。田近竹邨(たぢか ちくそん、1864-1922年)が描いた、のどかな作品です。
みどころ3
重要無形文化財指定30周年
小鹿田焼 飴釉筒描き藤文口付徳利
1995年、小鹿田焼の技法が重要無形文化財に指定されました。今年で30年を迎えます。
小鹿田焼は、日田市の皿山の土で作られています。地域的特色のある工芸品です。制作にも伝統的な用具が用いられます。
特徴は、素朴であたたかみのある質感です。さらにこの作品では、丸みを帯びた形と藤の花の飾りが魅力になっています。
展覧会名:コレクション展V 「花が咲くころ」
https://www.opam.jp/exhibitions/detail/1896会 期:2025年1月31日(金)~3月31日(月)
休展日:3月3日(月)は展示替えのため休展
時 間:10:00~19:00 ※金曜日・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
会 場:大分県立美術館 3階 コレクション展示室
観覧料:一般300(250)円、 大学生・高校生200(150)円
※( )内は有料入場20名以上の団体料金
※中学生以下は無料
※大分県芸術文化友の会 びびKOTOBUKI無料、TAKASAGO無料、UME団体料金
※高校生は土曜日に観覧する場合は無料
※県内の小学・中学・高校生(これらに準ずる者を含む)とその引率者が教育課程に基づく教育活動として観覧する場合は無料
※身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をご提示の方とその付添者(1名)は無料
※学生の方は入場の際、学生証をご提示ください
※2/7~4/13は開催中の企画展半券提示で1枚につき1回無料
主 催:公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団・大分県立美術館
関連イベント
びびコレクション展オープニングレクチャー
日時:2025年1月31日(金)14:00~15:00
学芸員によるギャラリートーク
日時:2025年3月2日(日)、16日(日)
各日14:00~15:00
※予約不要・要観覧券
※予定は変更になる可能性があります。最新情報は当館ホームページにてご確認ください。
関連イベントについては、大分県立美術館の公式ウェブサイトをご覧ください。
配信元企業:公益財団法人 大分県芸術文化スポーツ振興財団
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記事提供:DreamNews