「楽天市場」、 AIを活用した店舗運営の効率化や生産性向上を推進・支援
楽天グループ株式会社
- 本年3月に提供開始した店舗運営支援ツール「RMS AIアシスタント β版」に加え、AIツールの活用推進のための動画講座「楽天AI大学」を出店店舗向けに本日公開 -
楽天グループ株式会社（以下「楽天」）が運営するインターネット・ショッピングモール「楽天市場」は、Eコマースのノウハウを提供する学習サービス「楽天大学」（注1）が運営するEラーニング型の動画講座「RUx」（アールユーエックス）において、AI技術の基礎知識やAIツールの活用法について学べる出店店舗向けの動画講座「楽天AI大学」を、本日公開しました。これにより、出店店舗のAI活用を推進することで、店舗運営の効率化や生産性向上の支援をさらに加速させることを目指します。
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「楽天市場」では、AIを活用した店舗運営支援ツール「RMS AIアシスタント β版」（注2）を、出店店舗向けの店舗運営システム「RMS」（Rakuten Merchant Server）で本年3月に提供開始しています。「RMS AIアシスタントβ版」は、商品の説明文生成や商品画像の加工（注3）、ユーザーへの問い合わせ対応用の文章生成、自店舗の売り上げ傾向などのデータ分析・解説、店舗運営に関する疑問を解消するためのAIチャットボットなど、店舗運営の日常業務に関わる多様な機能を備えています。出店店舗はこれらのAI機能を活用することにより、業務内容の効率化や業務時間の短縮を図ることができるようになっています。
それに加えて本日提供を開始した「楽天AI大学」では、AI技術に関する理解促進と店舗運営におけるAI ツールの活用推進を目的として、AIの基礎知識に加えて、「RMS AIアシスタント β版」で提供する各機能の利用方法や出店店舗の活用事例などを学ぶことができます。将来的には、ビジネスパーソン向けの学びの場として開設したウェブメディア「楽天大学ラボ」（注4）においても、業界の有識者の知見を交えたAIに関する知識や教養を身に付けるための動画コンテンツを一般ユーザー向けに配信するなど、今後も順次コンテンツを拡充します。
楽天は、AI化を意味する造語「AI-nization」（エーアイナイゼーション）をテーマに掲げ、さらなる成長に向けて、ビジネスのあらゆる面でAI活用を推進しています。「楽天市場」においても、AI技術活用によるユーザーのお買い物体験および利便性の向上や、出店店舗の店舗運営の効率化に取り組んでいます。
「楽天市場」は今後も、AIを中心とするイノベーションへの適応や最先端技術の活用を通じて、出店店舗の店舗運営支援に取り組み、より高品質で利便性の高いプラットフォームの実現を目指してまいります。
（注1）「楽天大学」では、2000年に開講して以来、店舗運営・売上拡大のノウハウを学べるEラーニング形式の「RUx」（アールユーエックス）や「楽天市場」出店店舗の成功ストーリーを紹介する「Rakuten DREAM」などの多様な講座を提供し、店舗運営をサポートしています。
（注2）「RMS AI アシスタントβ版」の一部機能においては、Open AI社が提供する「GPT-4」を活用し開発しています。
（注3）AIを活用した商品画像の加工機能は、6月頃に提供予定です。
（注4）「楽天大学ラボ」は、「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」という楽天グループのミッションに基づいて楽天が開設した、ビジネスパーソン向けの学びの場です。多種多様な有識者の知見を交えながら、幅広い領域の知識・教養を横断的に発信しています。本メディアは、「楽天市場」の出店店舗以外のユーザーも無料で閲覧することが可能です。
https://university.rakuten.co.jp/
■「RMS AIアシスタント β版」について
・概要： 「楽天市場」出店店舗向けの店舗運営システム「RMS」（Rakuten Merchant Server）において、自店舗の売り上げ傾向などのデータ分析・解説、商品の説明文生成や商品画像の加工、ユーザーへの問い合わせ対応用の文章生成、AIチャットボットによる出店店舗からの問い合わせ対応など、AIを活用した店舗運営支援ツール
・提供開始日： 2024年3月28日（木）より順次提供
・各種機能詳細：
1）店舗構築・ページ制作機能「R-Storefront」における、AIを利用した商品説明文作成支援、商品画像加工支援（「文章を作成」機能、「画像を加工」機能）
高品質な商品ページをより効率的に作成することを目指した2つの機能
１.「文章を作成」機能： 商品名や商品画像、基礎商品情報などから、商品説明文を作成・提案
２.「画像を加工」機能： 商品画像の背景を加工し、利用シーンに合わせた商品画像を提案 ※2024年6月頃に提供予定
2）ユーザー問い合わせ管理機能「R-Messe」における、AIを利用した問い合わせ回答作成支援（「回答を生成」機能）
ユーザーからの問い合わせ内容と出店店舗が記入した回答概要をもとに、回答文を生成する機能
3）データ分析機能「R-Karte」における、AIを利用した店舗カルテ分析支援（「データを解説」機能）
自店舗へのアクセス人数や客単価、転換率などの指標を中心に分析し、前年対比での売り上げ傾向や特徴を解説する機能
4）出店店舗向けAIチャットボット（「AIチャットで質問」機能）
出店店舗からの問い合わせへの対応に加え、文章の要約や構成などにも対応
■「楽天AI大学」について
・概要： 「楽天市場」の出店店舗向けに、Eコマースのノウハウを提供する学習サービス「楽天大学」が提供するEラーニング型の動画講座「RUx」（アールユーエックス）で配信する、AI技術に関する基礎知識のほか、「RMS AIアシスタント β版」各機能の説明や利用方法、出店店舗の活用事例などに関する動画コンテンツ
・公開日： 2024年4月30日（火）より順次コンテンツを公開
以 上
プレスリリース提供：PR TIMES
記事提供：PRTimes
