ALCANTARA(R)が建築家 隈研吾氏とタッグを組みサン・カルロ劇場の舞台「シモン・ボッカネグラ」の舞台美術を製作
アルカンターラ
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/44421/98/44421-98-f85e6fb5abf777632d0d75c860080e8d-2025x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Teatro di San Carlo_ph.Luciano Romano
メイド・イン・イタリーの最高品質を誇るマテリアルブランド「ALCANTARA(R)（アルカンターラ）」は、日本を代表する建築家・隈研吾氏とのコラボレーションにより、Domitilla Dardi（ドミティラ・ダルディ）氏がキュレーションを務めるナポリのサン・カルロ劇場で上演される「Simon Boccanegra（シモン・ボッカネグラ）」の特別な舞台美術を手掛けました。このコラボレーションは、10月11日から13日までナポリの国立公文書館で開催されるデザインフェア「第6回EDIT Napoli」の「EDIT CULTプログラム」展示の一環として実現しました。
Giuseppe Verdi（ジュゼッペ・ヴェルディ）のオペラ作品は、隈研吾氏によってその物語性と視覚的要素が徹底的に研究されました。ジェノヴァを舞台とした剣戟と陰謀の物語が、ナポリのオペラの殿堂で再現され、両都市間の海洋的つながりが強調されています。これらの都市は、共に文化的な交差点であり、隈研吾氏自身の個人的な歴史とも深く結びついています。ナポリの風景は火山の存在によって特徴づけられ、火を象徴とする地と水の自然との深い結びつきを演出しています。
隈研吾氏が選んだ「Shiwa Shiwa」というタイトルは、日本語で「折りじわ」を意味し、自然の曲線やその捉えどころのなさ、流動性、不安定さ、そして絶え間ない変化を象徴する日本的な概念を表現しています。このコンセプトは、700平方メートルにわたる穴あき加工が施されたALCANTARA(R)を使用した舞台美術に反映されており、この素材が劇場の舞台を包み込み、合唱とオーケストラの声と対話しながら圧倒的な存在感を放ちます。
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/44421/98/44421-98-7ea499b984ba3ace74ef9324f64ef53a-1277x1600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Kengo-Kuma_SKETCH
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/44421/98/44421-98-c85f246dd1ecfd9cf6e217503b5cd3e9-2187x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Alcantara-texture
この舞台には静的な要素はなく、素材の波が空中で渦を巻き、特にFilippo Cannata（フィリッポ・カンナータ）が手がけた照明の演出によって、力強く生命が吹き込まれています。この演出により、視覚と音の共鳴が生まれ、音楽の強弱に合わせて色彩が変化する、真の視覚的・聴覚的シナスタジアが表現されています。選び抜かれた白のトーンと素材の穴あき加工が、光の強さや角度に応じて全く異なる効果をもたらし、陰影の美しさを際立たせます。これは、谷崎潤一郎の名著『陰翳礼讃』を思い起こさせるとともに、最も純粋で透明感のある光を生み出します。さらに、サンセヴェロ礼拝堂にある「ヴェールド・クリスト」からインスピレーションを得た柔らかさと無形感を喚起します。同時に、この効果はきらめきや金属的な質感を持ち、物語における戦いで用いられる鎧や剣を彷彿とさせます。
隈研吾氏のビジョンにおいて、絶えず動き続けるALCANTARA(R)の波はオペラのアクションを象徴し、観客を巻き込む真の総合芸術作品へと昇華しました。
[画像4:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/44421/98/44421-98-045e2c6d59a5d6feb7f13ca1f3fdca04-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Kengo-Kuma-PORTRAIT
このパートナーシップを通じて、ALCANTARA(R)は象徴的な赤の劇場色をまとった素材で、ナポリの歴史的なオペラハウスであるサン・カルロ劇場のボックス席やバルコニーの一部の椅子を彩り、空間に一層の魅力を添えています。
2011年から、ALCANTARA(R)はアートプロジェクトを積極的に展開しており、キュレーターや美術館、文化機関と定期的に協力してきました。さまざまなアプローチや形式を試みながら、同社は多様で豊かなプロセスを確立しており、ALCANTARA(R)のマテリアルはアーティストが創造性を表現するための媒介となっています。今回のプロジェクトは、ALCANTARA(R)がデザインコミュニティや現代アートの卓越した才能と共に歩む一環として位置づけられています。
[画像5:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/44421/98/44421-98-d085d6248f329e4ced69beca4e9e6ca8-417x279.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
アルカンターラ社について -
www.alcantara.com
1972年に設立されたアルカンターラ社は、メイド・イン・イタリーの品質を誇る最高級マテリアルを提供しています。ALCANTARA(R)はアルカンターラ社（ALCANTARA S.p.A.）の登録商標であり、独自の技術により生み出された他に類のない優れた感覚、美しさ、機能性を兼ね備えた画期的マテリアルです。その汎用性の高さから、ファッション、アクセサリー、自動車、インテリアデザインおよび室内装飾、家電など、さまざまな分野の一流ブランドに選ばれています。これらの特性と、サステナビリティ（持続可能性）という観点からの絶え間ない取り組みにより、アルカンターラは現代のライフスタイルの真のアイコンとなっています。2009年、アルカンターラ社はカーボン・ニュートラル認証を取得しました。この目標は、生産活動から排出されるCO2を測定、削減、補償することで達成されています。この活動の進捗状況を報告するため、アルカンターラ社は、BDO認証を受けたサステナビリティ・レポートを毎年発行しており、その内容は当社ウェブサイト（
https://sustainabilityreport.alcantara.com/ja/）でも参照いただけます。アルカンターラ社は本社をミラノに置き、生産拠点と研究開発施設はウンブリア州の中心であるネラ・モントロ（テルニ）にあります。
プレスリリース提供：PR TIMES
記事提供：PRTimes
