坂本龍一『Opus』が第67回グラミー賞の最優秀ニューエイジ、アンビエント、チャント・アルバム賞にノミネート
エイベックス・エンタテインメント株式会社
エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:猪野丈也)は、坂本龍一による最後のピアノ・ソロ・コンサートを収録した『Opus』が第67回グラミー賞の最優秀ニューエイジ、アンビエント、チャント・アルバム賞にノミネートされたことをお知らせします。
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エイベックスと坂本龍一は、2006年に共同プロジェクトとして音楽レーベルcommmonsを設立しました。同レーベルは、「think global, act local」を合い言葉に、エコロジカルな視点を持ち、社会・文化貢献を目指す新しい音楽コミュニティーとして、アーティスト/クリエイター、音楽産業、ユーザー/リスナーのよりよい関係を作るための「共有地(commons)」となることを目的として様々な活動をしてきました。レーベル名も、共有地(commons)の中心に音楽(music)が存在し続けることを願って、3つの「m」の「commmons」と名付けられています。
今回ノミネートされた 『Opus』は最後のピアノ・ソロ・コンサート作品。名曲「Merry Christmas Mr. Lawrence」「The Last Emperor」、最後のオリジナル・アルバム「12」からの曲、そしてYellow Magic Orchestra時代の「Tong Poo」まで、坂本龍一自身が選曲した20曲が収録されています。
グラミー賞は、全世界の音楽ファンはもちろん、ミュージシャン、音楽関係者が注目する数ある音楽関連の賞の中でも最も権威のある賞とされています。賞の発表は2025年2月2日(※現地時間)にロサンゼルスで開催される第67回グラミー賞授賞式にて発表される予定です。
【坂本龍一 プロフィール】
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Photo by Neo Sora (C)2020 Kab Inc.
坂本龍一(SAKAMOTO Ryuichi / 音楽家)
1952年、東京都生まれ。1978年『千のナイフ』でソロデビュー。同年「Yellow Magic Orchestra」結成に参加し、1983年の散開後も多方面で活躍。映画『戦場のメリークリスマス』(83年)の音楽では英国アカデミー賞、映画『ラストエンペラー』の音楽ではアカデミーオリジナル音楽作曲賞、グラミー賞、他を受賞。環境や平和問題への取り組みも多く、森林保全団体「more trees」を創設。また「東北ユースオーケストラ」を立ち上げるなど音楽を通じた東北地方太平洋沖地震被災者支援活動も行った。1980年代から 2000年代を通じて、多くの展覧会や大型メディア映像イベントに参画、2013年山口情報芸術センター(YCAM)アーティスティックディレクター、2014年札幌国際芸術祭ゲストディレクターを務める。2018年piknic/ソウル、2021年M WOODS/北京、2023年M WOODS/成都での大規模インスタレーション展示、また没後も最新の MR 作品「KAGAMI」がニューヨーク、マンチェスター、ロンドン、他を巡回するなど、アート界への積極的な越境は今も続いている。2023年3月28日、71歳で死去。
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes