NVIDIA NIM ACEマイクロサービスによる対話型AIデジタルヒューマンサービスを開始
株式会社ヘッドウォータース
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、NVIDIA NIM ACEマイクロサービスを活用した対話型AIサービスを開始いたしました。
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■デジタルヒューマンUI×マルチモーダルAIで実現すること
デジタルヒューマンにおける開発では、外観のリアリティやユーザーの意図を汲むインタラクション能力が求められ、3DCGモデルの制作だけでなく、人間の精細な感情の表現も重要なため、最先端のテクノロジーを取り入れた、人間のような表現を実現することが重要です。
特に、顔や体を高精細に表現するCG技術、発話映像と音声を同期するリップシンク技術、そしてパーソナライズする上で膨大なパターンのコンテンツ生成が必要とされております。
NVIDIA NeMo、NVIDIA NIM および NVIDIA NIM Agent Blueprintsを含むNVIDIAのAIプラットフォームはデジタルヒューマンのアバターやより自然な音声の作成において開発者をサポートします。
さらに、リアルなデジタルヒューマンとの対話はマルチモーダルAIにより拡張します。
ヘッドウォータースでは、今までロボティクス×AIを活用した音声対話型のロボティクスやIoT、ヒューマンインタラクションUXのナレッジを長年蓄積しており、近年も音声対話×生成AIを活用したソリューションの提供を行っています。
そこにデジタルヒューマンUIと視覚情報は画像認識、聴覚情報は音声認識を組み合わせ、バックエンドにマルチモーダルAIを配備することで、カメラ映像や音声による話しかけで対話内容を自動的に変化させ、あたかも人間と話しているUXの提供を可能としています。
さらにNVIDIA NIMマイクロサービスを扱う事により、顧客の要望に合わせてLLM、VLM、SLM、Retrieval、Speech、Visual DesignとNVIDIAが構築したモデルを即座にデプロイ可能にします。
プロンプトエンジニアリング、ファインチューニング、RAG(外部検索拡張)に加えクラウドロボティクスで対話内容の制御を行うことで、生成AIを活用した、企業独自の業務活用シナリオに沿った対話フローもカスタムすることができます。
これにより、デジタルサイネージやスマートデバイス上で「バーチャル店員」「バーチャル案内係」と対話することができ、時間のかかる手作業の負担が軽減されてヒトはより価値の高い他の業務に集中できるようになります。
ヘッドウォータースは現在、NVIDIA Partner NetworkのNVIDIA Omniverse Competency Solution ProviderおよびVisualization Competency Solution Providerとして活動しております。
ヘッドウォータースはNVIDIAとの連携を強化・拡大し、NVIDIA Omniverseプラットフォームを利用したデジタルヒューマンテクノロジー、Cloud XRやデジタルツインならびに車載などのエッジLLMを推進するため、AIを活用した新たなイノベーションを創出していくことを目指しております。
■今後の展望
今後は、NVIDIA NeMo、NVIDIA RTXを活用し、NVIDIAの小規模言語モデルであるNemotron-4を使用したファインチューニングやRAGサービスを提供いたします。対話型サービスのデジタルヒューマン技術とマイクロサービスをNVIDIA ACEで強化し続け、特にデジタルヒューマンNVIDIA NIM Agent Blueprintのリリースは、AIアプリケーション開発を加速するための事前学習とカスタマイズ可能な多くのリファレンスAIワークフローの1つです。
また、SyncLectとの連携を強化・拡大していくとともに、これまでヘッドウォータースが蓄積し続けたMicrosoft Azureや Unreal Engine Metahumanのナレッジをかけ合わせる事でデジタルヒューマンAIソリューションの提供を加速・拡張してまいります。
・株式会社ヘッドウォータース 代表取締役 篠田 庸介のコメント
交通機関や小売現場などで労働力不足やAIの活用が求められる中、ヘッドウォータースが提供する「対話型AIデジタルヒューマンサービス」においてはNVIDIA AI と NVIDIA Omniverseの活用が不可欠です。
NPNとして、NVIDIA社との連携をさらに深め、社会のDXを推進すべく革新的なソリューション開発を推進いたします。
・エヌビディア合同会社 パートナー事業部 事業部長 岩永 秀紀氏
人間の労働者を支援するタスクを実行できるデジタルヒューマン機能によって、産業は変革されるでしょう。ヘッドウォータース様が提供されている広範囲な AI を活用したソリューションに、NVIDIAのデジタルヒューマンNIM Agent Blueprintを組み合わせることで、日本における様々な産業のデジタル化を強力に推進します。
なお、本件による当社の当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
以上
■参考情報
・シーメンスとNVIDIAの先端技術を活用し、 産業用エッジ生成AIソリューション「LLaVA Edge Vision」を開発しました
https://www.headwaters.co.jp/news/nvidia_genai_llava_edge_vision_ai_expo.html
・生成AI×エッジAIに向けて「NVIDIA(R) Jetson Orin(TM) Nano」上で稼働する小規模言語モデルSLMと画像言語モデルVLMの検証を開始
https://www.headwaters.co.jp/news/edgeai_generativeai_nvidia_slm_vlm.html
・NVIDIAの「Metropolis Partner Program」に参画し、最新デバイスとテクノロジーをスマートシティに活用
https://www.headwaters.co.jp/news/nvidiametropolis_partner_program.html
・ヘッドウォータース、「NVIDIA DXアクセラレーションプログラム」に参画し、NVIDIA社とエッジAI × DX推進で協業開始
https://www.headwaters.co.jp/news/nvidia_dx_program_edge.html
・【ヘッドウォータース、ソニーセミコンダクタソリューションズ、AWL】ローソンで店舗DXに向けたエッジAI活用による実証実験を2023年3月~8月に実施 ~エッジAI技術を用いた棚分析や顧客行動分析がオペレーションの効率化を実現~
https://www.headwaters.co.jp/news/lawson_store_dx_edge_ai.html
・ヘッドウォータース、「NVIDIA Omniverse Partner Council Japan」に参画、デジタルツイン/産業向けメタバース推進で協業開始
https://www.headwaters.co.jp/news/nvidia_omniverse_partner_council_japan.html
・「産業用メタバース活用支援ソリューション」がNVIDIA Omniverse(TM)とシーメンスの産業用高性能PCに新たに対応 ~ SEMICON JAPAN 2023のシーメンスブースで展示~
https://www.headwaters.co.jp/news/nvidia_omniversepc_semicon_japan_2023.html
・NVIDIA Inceptionのパートナー企業に認定されました
https://www.headwaters.co.jp/news/nvidia_inception.html
・NVIDIA Jetsonシリーズに標準対応した エッジAIデバイス管理ソリューション「SyncLect Edge AI DMS」を開発
https://www.headwaters.co.jp/news/synclect_edge_ai_dms.html
・マルチAIプラットフォーム「SyncLect」と混雑可視化ソリューション「comieru Live」が「NVIDIA Jetson AGX Orin(TM)」に対応
https://www.headwaters.co.jp/news/synclect_nvidia_jetson_agx_orin.html
■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設立 :2005年11月
URL :
https://www.headwaters.co.jpプレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes