UntroDが九州地域の技術シーズ育成を支援するため福岡拠点を設立、国際金融都市構想を推進するTEAM FUKUOKAへの参画を表明
UntroD Capital Japan
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UntroD Capital Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:永田暁彦)は、福岡市に東京以外では初となる九州全体の技術シーズを発掘・育成するための拠点をFukuoka Growth Nextに立ち上げたことを発表いたします。2015年より投資活動を行い2024年11月現在総額400億円以上を運用する「リアルテックファンド」を通じてディープテックスタートアップへの投資育成を行ってきたUntroDは、福岡市に「Region Manager、略称:RM」を常勤メンバーとして配置し、従来にも増して九州の地の技術シーズを発掘・育成し、スタートアップエコシステムに貢献することを目指しています。
また九州拠点設立と同時に福岡の国際金融都市構想を推進する産学官連携組織「TEAM FUKUOKA」に参画いたします。
2023年10月に運用を開始したリアルテック4号ファンドは、株式会社みずほ銀行(本社:東京都千代田区、取締役頭取:加藤勝彦)や中小企業基盤整備機構、本田技研工業等が出資しており、東京以外の地域への投資を活発に行い、技術シーズを発掘することに注力しています。今回の九州拠点設立はこの取り組みをさらに強化し、世界を変えるスタートアップを生み出し社会課題を解決する取り組みをより一層加速させていきます。
九州ディープテックスタートアップエコシステムの課題
九州には国立大学7校、高専9校があり、さらに国立研究開発法人など多数の技術シーズがありながら、ディープテックスタートアップへの投資は東京の約1/20と非常に限定的です。
リアルテックファンドは東京以外の地域への投資比率が約60%と業界平均の20%に比べ大幅に高く、地方での投資を活発に行なっています。本取り組みを契機に九州地域での比率をさらに高め、九州ディープテックスタートアップエコシステム構築に貢献してまいります。
UntroDの九州でのこれまでの取り組み
UntroDは2015年の投資活動開始から、2016年にkyulux社、2017年にAMI社への投資を行い、これまでに8社に投資を行い九州発の技術シーズの発掘育成を行ってまいりました
特にQPS研究所社は、2017年の投資以来、総額12億円を出資しています。同社は2023年に東証グロース市場に上場し一時1800億円超の時価総額をつけるなど、世界で注目されるスタートアップとなりつつあります。QPS研究所の成長と共に九州には人工衛星産業が集積されつつあるなど、九州の産業界にも大きなインパクトを与えており、UntroDもこうした取り組みを支援してまいります。
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UntroD Capital Japan 福岡拠点について
- 住所:〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名2丁目6−11 Fukuoka Growth Next- 開設日:2024年10月1日- 拠点長:UntroD Capital Japan Region Manager 塚田隆太
※1 TEAM FUKUOKAとは
政府が世界中から優秀な人材や資金、情報を集め、国際金融都市の確立を目指すことを成長戦略の柱に置いていることを受け、地元経済界を中心に国際金融機能の誘致に向けた機運が高まり、九州経済連合会会長,九州電力代表取締役社長,福岡市長が発起人となって令和2年9月29日に設立
UntroD Capital Japan株式会社(アントロッドキャピタルジャパン)およびリアルテックファンドについて
UntroD Capital Japan株式会社は、地球や人類の課題解決に資する研究開発型の革新的テクノロジーを有するディープテック・スタートアップの社会実装を目的とした「リアルテックファンド」を2015年に設立し、シード・アーリーステージのスタートアップへのリード投資およびハンズオン支援を行ってきました。現在までに、リアルテックファンド1号~4号(日本ファンド)、リアルテックグローバルファンド1号・2号(グローバルファンド)、リアルテックグロースファンド1号(日本ファンド)を運用し、運用総額は400億円以上に達しています。社会に必要とされながら資本が流れにくい未踏領域に誰よりも最初に踏み出し、その経済性を証明することで資本や人材が供給され続ける持続的な仕組み創りを目指す、その意志をより一層体現するため、「未踏」を意味する「UntroD」を社名として掲げ、2024年6月に再始動しました。
HP:
https://untrod.inc
<お問い合わせ先>
UntroD Capital Japan株式会社
広報担当:成田
https://untrod.inc/contactプレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes