2024年12月17日
韓国ソウル
(ビジネスワイヤ) -- ソウル広域青年センターは、2024年を飛躍の年と位置づけ、青年政策に関する連携拠点としての役割を強化しました。青年手当、メンタルヘルス支援、青年のための社会的セーフティネットなどのプログラムにより、国際的なパートナーシップを促進しながら、様々なニーズに対応しました。
2024年には、セネガル、台湾、日本(東京、渋谷、鳥取)、ベトナムの代表団がソウルを訪れました。セネガル出身のユースリーダーで国連の「ジェネレーション・アンリミテッド」の顧問を務めるソベル氏をはじめとする主要な訪問者は、ソウルの若者支援の取り組みを称賛しました。こうした交流は、ソウルの国際的な連携や包括的な青年政策の実現に向けた取り組みを際立たせるものです。
国際ネットワークをさらに拡大するため、当センターは英国とスイスを訪問しました。英国では、英国の「社会的処方」政策とソウルの「若者のための社会的セーフティネット」を比較するため、National Academy for Social Prescribing (NASP)およびNHSとミーティングを行いました。また、青少年交換の公式プラットフォームを構築するために、Korean Town Foundation(KTF)と基本合意書(MOU)を締結しました。
官民が協力して作り上げだ「青年のための社会的セーフティネット」は、青年のための政策やプログラムにより、一人ひとりに適した助言や支援が受けられるような仕組みとなっています。43の組織とのパートナーシップを通じて年間6,200人以上を支援するこの取り組みは、国際的な評価を得ています。同様に、失業中の若者に対して毎月50万ウォン(約380米ドル)を6か月間支給する「青年手当」プログラムは、キャリア形成に向けた準備を促進する効果的なモデルとして高く評価されています。
ジュネーブで開催されたWISEカンファレンスでは、26人の若手リーダーが、ソウルの「青年のための社会的セーフティネット」を取り入れやすい青年政策の例として紹介し、その成功に学びたいと考える世界中の参加者からの注目を集めました。さらに、当センターはソウル市内の15の地域の青年センターにおけるコントロールタワーとしての役割も果たしています。
当センターは2025年を目標に「ソウル青年政策パッケージプログラム(Seoul Youth Policy Package Program)」を立ち上げる予定です。国際機関を招き、ワークショップ、施設見学、専門家ネットワークを通じてソウルの政策を模索します。
ソミ・シンセンター長は次のように述べています。「2024年は、青年のための革新的なソリューションを創出するために、グローバルなパートナーシップに重点を置きました。2025年は、これらのつながりを深めつつ、共に学び続けることを目標としています。」
当センターは、青者に力を与え、グローバルなパートナーシップを促進することに引き続き尽力しています。ソウルは、コラボレーション、イノベーション、学習に対して最優先に取り組むことで、包括的で効果的な青年政策の基準を打ち立てています。
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