Green Carbon株式会社は、世界経済フォーラムとベトナム政府が主導する「Food Innovation Hub」の諮問委員会に、ベトナムの脱炭素化および経済発展への貢献が評価され参画
グリーンカーボン
ベトナム全土の排出量削減目標達成と農家救済の一助を担う
ネイチャーベースのカーボンクレジット創出販売事業を展開するGreen Carbon株式会社（代表取締役：大北潤、以下Green Carbon）は、世界経済フォーラム（World Economic Forum、以下WEF※1）とベトナム政府が主導するフード・イノベーション・ハブ（Food Innovation Hub、以下FIH※2）の諮問委員会メンバーに、日本企業初として参画しました。日本企業最多となるベトナム19省とのカーボンクレジット創出に向けたMOU締結実績や、日本企業初となる「ベトナム100万haプロジェクト※3」への正式参画が評価され、参加に至りました。また参画に合わせて、Green Carbon代表取締役 大北潤は、FIHのボードメンバーとして就任したこともお知らせします。
FIHは、フードテックとスマート農業を軸に、ベトナムにおける食料システム変革を推進する官民連携のプラットフォームです。Green Carbonは、同国で展開中の農業関連事業の知見を活かし、諮問委員会の一員として、ベトナムの脱炭素化と経済発展に貢献してまいります。
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〇本プロジェクト/リリース内容に関する問い合わせはこちら
https://green-carbon.co.jp/recruit-contact/
○GreenCarbon株式会社会社概要のダウンロードはこちら
https://green-carbon.co.jp/download-form/
◆ベトナムFIH参画の背景と概要
Green Carbonは、東南アジアを中心に自然由来のカーボンクレジット創出に取り組んでおり、森林保全、水田管理、マングローブ植林、家畜のメタン排出削減、バイオ炭の活用など、各地域の自然資源の特性を活かした多様なプロジェクトを展開しています。プロジェクトの適地探索およびモニタリングにおいては、衛星データを活用しています。
中でも、ベトナムではAWD（間断灌漑※３）を用いた水田のメタンガス削減プロジェクトを主力事業として進めています。2024年8月にはベトナム支社を設立し、日本企業最多となるベトナム19の省とMOUを締結しています。また、ベトナム南部のメコンデルタ地域においては、ベトナム政府が主導する「100万haプロジェクト」に日本企業初として参画し、稲作における脱炭素化及び収量と品質の向上に取り組んでいます。
上記のベトナム脱炭素化の貢献や実績が評価され、Green Carbonは、ベトナム農業農村開発省（MARD）を含むベトナムの農業・食料分野の先導者で構成されるFIHの諮問委員会に招聘され参画しました。本機会を通じて、農業分野の脱炭素化を推進するとともに、ベトナムの食料安全保障の強化と地域経済の発展に貢献してまいります。
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○ベトナム省庁とのMOU締結数＆100万haプロジェクト参画
◆FIH概要
フード・イノベーション・ハブ（FIH）は、世界経済フォーラム（WEF）が提唱する、食料システム変革のための国際的なイニシアチブです。革新的なソリューションの規模拡大を通じ、各国・地域の食料システム変革を推進することを目的としています。ベトナムは、このイニシアチブのパイロット国の一つとして選定されました。同国の食料・農業セクターは、国家経済において重要な位置づけにありながら、インフラ整備、制度的能力、人的資本の面で課題を抱えています。さらに、気候変動や高度技術・人材の不足、国際競争の激化などの課題にも直面しています。
これらの課題を踏まえて、ベトナムFIHは、同国の既存イニシアチブである「ベトナム持続可能な農業パートナーシップ（PSAV）」を基盤として構築されました。「より競争力があり、公平で持続可能な食料・農業セクター」というビジョンのもと、以下の取り組みを推進しています：
[表1:
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[表2:
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[表3:
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◆今後の展望
Green Carbonは、ベトナムFIHの諮問委員会参画を通して、ベトナム政府や各種パートナーと協同し、食料システム変革の推進に取り組んでまいります。具体的には、水田のメタンガス削減プロジェクトを主軸に据え、農業分野におけるカーボンクレジットの創出を進めます。このクレジット収益を活用し、農家に安定的な副収入をもたらすことで、所得向上に貢献します。さらに、プロジェクトを通じて収集する収穫量等のデータを活用し、長期的には気候変動に強い持続可能な農法の構築を目指してまいります。
FIHの諮問委員会メンバーとして、Green Carbonのもつ経験と知見を最大限に活かし、ベトナムにおける持続可能な農業の実現と、農家の経済的自立の両立に向けて尽力してまいります。
◯ベトナム関連リリース一覧
https://green-carbon.co.jp/tag/vietnam/
※１：世界経済フォーラム（World Economic Forum、WEF）
1971年に設立された国際機関で、本部をスイスのジュネーブに置いています。政府・企業・市民社会のリーダーが協力して世界・地域・産業の課題解決に取り組むプラットフォームを提供しています。毎年1月にはスイス・ダボスで年次総会（通称：ダボス会議）を開催し、世界各国の政財界リーダーが集結。気候変動対策や経済格差の是正など、グローバルな課題に対する官民連携での取り組みを推進します。
URL：
https://www.weforum.org/
※２：フード・イノベーション・ハブ（Food Innovation Hub、FIH）
世界経済フォーラム（WEF）が提唱する食料システム変革のための国際的イニシアチブ。各国・地域での官民連携を通じて、持続可能な食料生産システムの構築を目指します。ベトナムはパイロット国の一つとして2023年に設立され、ベトナム農業農村開発省（MARD）と協力して運営されています。フードテック・スマート農業の導入促進、農業のデジタル化支援、気候変動対策など、食料・農業分野における包括的な変革を推進する取り組みです。
URL：
https://fih.org.vn/index.php/lang-English
※3：100万haプロジェクト
2023年11月に発表された、2030年までにメコンデルタ地域の総水田面積100万haにおいて高品質かつ環境負荷の少ない稲作の普及を目指すベトナム政府主導の取り組み。ベトナム農業農村開発省（MARD）が中心となり、AWD等の持続可能な農業技術の導入を通じて、環境保護と地域経済の発展の両立を目指しています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000124.000117956.html
※4：AWD（間断灌漑）
間断灌漑（AWD）は水田の水位を目安に、数日おきに入水と自然乾燥を繰り返すという手法になります。間断灌漑（AWD）の場合、連続的な入水に比べ、水使用量を削減することができ、水資源の保全にも寄与します。
◆Green Carbon 株式会社
代表者 ：代表取締役 大北 潤
所在地 ：東京都港区赤坂5-2-33IsaI AKASAKA607
設立 ：2019年12月
事業内容 ：カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業、環境関連事業、その他、関連する事業及びESGコンサルティング事業
URL ：
https://green-carbon.co.jp/
◆Green Carbon事業紹介
Green Carbonは、「生命の力で、地球を救う」をビジョンとして掲げ、国内外において自然由来のカーボンクレジット創出・登録・販売までを一気通貫してサポートする事業を展開しており、その他にも、農業関連事業、研究開発事業、ESGコンサルティング事業なども展開しております。
事業展開領域は日本、東南アジアを中心にオーストラリア、南米まで拡大しており、自然由来のカーボンクレジット（水田、バイオ炭、森林保全、カーボンファーミング、マングローブ植林、牛のゲップなど）を創出しています。国内の水田においては、2023年度日本初・最大級（約6,220t）で水田のJ-クレジットの認証を取得しており、2024年度は約40,000ha（約100,000t）に拡大していく予定です。また、クレジット登録・申請・販売までをワンプラットフォームで完結するサービス「Agreen(アグリーン)」を提供しており、クレジットの申請登録時にかかる手続きや書類作成などを簡略化し、クレジット創出者の工数を削減しています。
◆GREEN CARBON JAPAN VIETNAM COMPANY LIMITED
略称 ：GREEN CARBON JAPAN VIETNAM CO,. LTD
代表者 ：代表取締役 大北 潤
所在地 ：10th Floor, The Nexus Building, 34-3B Ton Duc Thang, Ben Nghe Ward, District 1, Ho Chi Minh City, Vietnam
設立 ：2024年8月
事業内容 ：カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業
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記事提供：PRTimes
