スキルアップ研究所、「リスキリングのための時間確保に関する実態調査」の結果を発表
株式会社 学研ホールディングス
6割が「忙しくて時間が取れない」と回答
株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社 ベンド(本社:東京都千代田区/CEO:近藤潔)は、運営する「スキルアップ研究所(
https://reskill.gakken.jp/)」にて、「(リスキリングのための時間確保に関する実態調査)」を行い、2025年2月3日に結果を発表いたしました。
調査結果全文はこちら:
https://reskill.gakken.jp/4679
【調査結果のポイント】
・リスキリングへの取り組みに生活リズムは関係ない
・リスキリングに取り組んでいる人の半分以上が夜に時間確保
・6割が「忙しくて時間が取れない」
〈調査概要〉
[表:
https://prtimes.jp/data/corp/2535/table/7214_1_779d2d764fec264ad8b86ae82e7df771.jpg ]
◼️調査背景
近年急速に変化する技術革新や市場環境の中で、キャリアアップや転職市場での競争力向上など、リスキリングの重要性が増している。
しかしながら、「時間が無いためリスキリングに取り組めない」という声をしばしば耳にする。
そこで、リスキリングに際して時間を確保する工夫、またその時間がどの程度の成果に繋がっているのかについて、リスキリングに興味がある社会人を対象に調査を行った。
◼️調査結果
◆リスキリングへの取り組みに生活リズムは関係ない
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2535/7214/2535-7214-365d6853fdd0196a3cea055d3e10fce1-600x427.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
リスキリングへの取り組みに生活リズムが関係あるか調査したところ、リスキリングに取り組んでいる層/取り組んでいない層の間に顕著な生活リズムの差は見られず、朝型の人が占める割合はいずれも45%前後であった。
一般的に朝型の生活リズムのほうが勉強などに取り組みやすいイメージがあるが、実際のところは自身の生活の中で少しでも時間を生み出していく姿勢や、リスキリングへの意欲そのものの方が重要であると言える。
◆6割が「忙しくて時間が取れない」
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2535/7214/2535-7214-50375d2153ed851b6409d9cfad62ea73-600x492.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
リスキリングに取り組めていない方に「リスキリングに取り組んでいない理由をお答えください」と質問すると、全体の60.8%が「忙しくて時間が取れない」と回答し、最も多かった。
改めて、リスキリングに取り組む際に時間が大きな障壁になることが明確に示された。
◆学習時間は夜が半分近くだが、睡眠時間を削るのは非効率
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2535/7214/2535-7214-a9c0e6455d0420b51a746a92da60a646-600x427.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
リスキリングに取り組んでいる方に、リスキリングに取り組む時間帯を尋ねたところ、全体の38.8%が「夜(18:00~22:00)」と回答し、一番多かった。「深夜(22:00以降)」と回答した層も15.7%を占め、18時以降が計54.5%となった。
[画像4:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2535/7214/2535-7214-4229bb325263abc9dfe17f9d1f41da3e-600x450.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
しかし、「睡眠時間を削ってリスキリングを行った際にどのような影響があったか」尋ねると、リスキリングを行っている人の57.4%が「睡眠を削り、悪影響があった(「集中力が続かず、効率が悪くなった」「記憶力や理解力が低下したと感じた」「作業ミスが増えた」のいずれか)」と回答した。
リスキリングのために睡眠時間を削るという無理なスケジュールは、結果的に学習の質を低下させるという逆効果を生む。計画を立てる際は、可能な範囲内で、効率を重視し健康的な時間管理を行うことが重要だと言えよう。
◼️課題と展望
リスキリングの重要性が高まる中、社会人の多くがリスキリングに取り組めていない現状がある。
主な原因は、忙しさによる無理な学習スケジュールや、家族・職場との調整不足、さらに企業側の研修機会の不足があると言える。
これを解決するには、手軽に取り組めるオンライン学習の活用や無理のないスケジュール作成が重要だ。企業が業務時間内の研修導入や助成金を活用した教育支援を行うことで、従業員の負担を軽減することができるだろう。
また、個人が時間管理のスキルを伸ばしたり、周囲に相談したりするなどして学習環境を整えることが求められるだろう。
調査結果の引用・転載について
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記載例
出典:
https://reskill.gakken.jp/4679
(スキルアップ研究所:
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[画像5:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2535/7214/2535-7214-99e52b9cd315e5aafd390c7a1f0f8e1e-1021x435.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
スキルアップ研究所は、当社実施のアンケートによる最新の実態調査に基づき、独自のキャリア情報や有益な学習法を紹介しています。
実態調査では、スキルアップ及びリスキリング等に関する現状について、実際にアンケートを実施し、結果をもとに解説しています。現状を分析し、今後、より多くの方が望んだ時にスキルアップに取り組める社会を実現するためには次に何をするべきか、生の声をもとに検討していきます。
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「キャリアアップ・スキルアップに取り組みたいが、次に何をすべきかわからない」という方や、「リスキリングって聞いたことはあるけど自分にもできるのかな」と思っている方に、ぜひ読んでいただきたい記事となっています。
スキルアップ研究所:
https://reskill.gakken.jp/
【企業情報】
◆株式会社ベンド(Bend Co., Ltd.)
https://reskill.gakken.jp/company
代表取締役:近藤潔
設立:2019年3月1日
資本金:1500万円(資本準備金を含む)
所在:〒102-0083 東京都千代田区麹町5-3-23 日テレ四谷ビル 4F
問い合わせ窓口: info@thebend.jp
■株式会社学研ホールディングス(GAKKEN HOLDINGS CO., LTD.)
https://www.gakken.co.jp/
・代表取締役社長:宮原 博昭
・法人設立年月日:1947年3月31日
・資本金:19,817百万円
・売上高:1,855億円、連結子会社79社(2024年9月期)
東京証券取引所 プライム市場上場(証券コード:9470)
・所在住所:〒141-8510 東京都品川区西五反田2丁目11番8号
・電話番号:03-6431-1001(代表)
・事業内容:1946年創業の教育・医療福祉関連事業を展開する持株会社
教育分野:「学研教室」を始めとする教室・学習塾事業、
学習教材などの出版・コンテンツ事業、
教科書・保育用品などの園・学校事業など
医療福祉分野:サービス付き高齢者向け住宅事業、
認知症グループホーム事業、
保育園・学童などの子育て支援事業など
グローバル:150か国以上で活動・事業展開
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes