【ESG(環境・社会・ガバナンス)情報開示の投資への影響に関する調査】6割以上の投資家が「企業のESG情報開示に改善の余地あり」と回答!
株式会社エスプール
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環境や社会問題が財務に与える影響の説明に、不十分さを感じている方が多数
株式会社エスプールブルードットグリーン(本社:東京都千代田区、取締役社長:八林 公平、以下「エスプールブルードットグリーン」)は、1.機関投資家に勤めていて資産運用に関わっている方/2.個人投資家を対象に、「ESG(環境・社会・ガバナンス)情報開示の投資への影響」に関する調査を実施しました。
企業のESG情報への関心が高まる現代においては、企業が環境や社会に与える影響、および社会的責任がますます重視されており、適切な情報開示が不可欠となっています。
では、投資家は企業のESG情報をどのくらい活用しているのでしょうか。そして、ESG情報開示の現状をどのようにとらえているのでしょう。
そこで今回、
株式会社エスプールブルードットグリーンは、1.機関投資家に勤めていて資産運用に関わっている方/2.個人投資家を対象に、「ESG(環境・社会・ガバナンス)情報開示の投資への影響」に関する調査を行いました。
調査概要:「ESG(環境・社会・ガバナンス)情報開示の投資への影響」に関する調査
【調査期間】2025年1月15日(水)~2025年1月17日(金)
【調査方法】
PRIZMAによるインターネット調査
【調査人数】1,025人
【調査対象】調査回答時に1.機関投資家に勤めていて資産運用に関わっている/2.個人投資家と回答したモニター
【調査元】
株式会社エスプールブルードットグリーン
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
■企業のESG評価が投資に影響すると思う方は約6割
[画像1:
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はじめに、「投資対象企業の選定において、ESG情報をどの程度活用していますか?」と質問したところ、約半数の方が『とても活用している(18.1%)』『やや活用している(33.9%)』と回答しました。
前の質問で『とても活用している』『やや活用している』と回答した方に、「「とても活用している」「やや活用している」理由としては、どのようなものが挙げられますか?(複数回答可)」と質問したところ、『企業の長期的な持続可能性を評価できるから(42.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『投資家としての社会的責任・意義だと感じているから(42.2%)』『リターンの獲得・安定化に役立つから(40.9%)』となりました。
持続可能性やリターンの安定性に注目しており、また、社会的責任を果たすことも大きな動機となっていることがわかりました。
では、企業のESG評価は投資にどの程度影響するのでしょう。
[画像2:
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「企業のESG評価は投資にどれくらい影響しますか?」と質問したところ、約6割の方が『とても影響する(17.5%)』『やや影響する(41.4%)』と回答しました。
企業のESG評価は、投資判断に影響すると思う方が多いようです。
では、どのような理由でESG評価が高い企業に投資をしたいと思うのでしょうか。
前の質問で『とても影響する』『やや影響する』と回答した方に、「ESG評価が高い企業に投資したいと思う理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『今後も成長していく可能性が高いから(42.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『リスク管理がしっかりしていそうだから(40.9%)』『今後の規制や法令に対しても柔軟に対応できると思うから(32.5%)』となりました。
成長可能性やリスク管理の堅実さ、今後の規制などへの柔軟な対応力が、ESG評価が高い企業に投資したいと思う理由として上位になりました。
■企業のESG情報開示の現状について「不十分」と思う方もいることが判明
[画像3:
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続いて、「企業のESG情報の質が向上することは、その企業に投資する一つのきっかけになりますか?」と質問したところ、約7割の方が『とてもそう思う(17.2%)』『ややそう思う(52.9%)』と回答しました。
情報の質向上は投資判断に影響を与え、企業への信頼度を高める重要な要素の一つであることがうかがえました。
では、ESG情報を開示している企業の方が長期的に価値を生み出し続けると思う方はどのくらいいるのでしょうか。
「ESG情報を開示している企業の方が長期的に価値を生み出し続けると思いますか?」と質問したところ、約7割の方が『とてもそう思う(20.8%)』『ややそう思う(53.3%)』と回答しました。
多くの方が、ESG情報の開示は長期的な価値創造につながると認識していることが示されましたが、現状の企業のESG情報開示について十分だと思う方はどの程度いるのでしょうか。
[画像4:
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「企業のESG情報開示の現状についてどう思いますか?」と質問したところ、『十分開示されている(25.4%)』『ある程度開示されているが改善の余地がある(65.8%)』『不十分で改善が必要(8.8%)』という回答結果になりました。
『十分開示されている』と思う方はいるものの、7割以上の方が『ある程度開示されているが改善の余地がある』『不十分で改善が必要』と思っており、多くの方が企業のESG情報開示の現状に満足できていないことがわかりました。最後に、企業のESG報開示が不十分だと思う理由についてうかがいました。
前の質問で『不十分で改善が必要』と回答した方に、「企業のESG情報で不十分と感じている点はどこですか?(複数回答可)」と質問したところ、『環境や社会問題が財務に与える影響(リスクと機会)の説明(30.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『資本コストを踏まえた経営管理指標の設定(23.3%)』『企業価値や中長期経営戦略、長期ビジョンとの関係の説明(22.2%)』となりました。
財務的影響の説明や長期ビジョンとの結びつき、具体的な目標設定といった点が不十分で改善が必要だと感じていることが示されました。
【まとめ】企業のESG情報の質の向上は投資のきっかけにつながる!ESG情報で不十分だと感じる点は「財務的影響の説明」「経営管理指標」「長期ビジョンとの関係」
今回の調査で、投資対象企業の選定において、企業のESG情報を活用している方が多いことが明らかになりました。
活用している理由として、持続可能性を評価できる、投資家としての社会的責任、リターンの安定化に役立つといった回答が上位になり、ESG評価が高い企業に投資したいと思う理由について、「成長可能性が高い」「リスク管理の徹底」「今後の規制にも柔軟な対応ができる」が上位になり、約6割の方が、企業のESG評価は投資に影響すると思っていることがわかりました。
多くの方が、企業のESG情報の質向上が投資する一つのきっかけになると回答し、情報を開示している企業の方が長期的に価値を生み出し続けると認識しているようです。
しかしながら、企業のESG情報開示の現状については、財務的影響の説明や長期ビジョンとの結びつき、具体的な目標設定といった点において「不十分で改善が必要」と思う方も一定数いることが浮き彫りになりました。
このような結果から、企業はESG情報開示の重要性を再認識し、さらなる透明性の向上や具体的な取り組みを強化する必要があると言えます。
GHG排出量算定コンサルティングなら株式会社エスプールブルードットグリーン
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今回、「ESG(環境・社会・ガバナンス)情報開示の投資への影響」に関する調査を実施した株式会社エスプールブルードットグリーンは、
GHG排出量算定コンサルティングサービスを提供しています。
■GHG排出量算定に関するお悩みを抱えていませんか?
・GHG排出量を削減するために、まずは自社の排出量を把握したい
・取引先からGHG排出量の開示を求められたが、リソースが足りない
・算定ツールを使ってみたけど、入力前の情報整理でつまずいて進まない
・そもそも算定に関する知識がゼロなので、まるっと代行してほしい
算定目的の設定から算定の実務までトータルでサポートするプランから、算定に関するお悩みをスポットで解決するミニマムなプランまで、企業様に合ったプランをご用意しております。また、「将来的に内製化したい」「リソースがないから全てお任せしたい」といったご希望にも、柔軟に対応いたします。
【エスプールブルードットグリーンの強み】
POINT1. データ入力の手間が省ける
GHG排出量算定では、該当する活動にあわせた、あらゆるデータの収集が必要不可欠。算定システムを使用する場合は、これらの膨大なデータがどのカテゴリに分類されるか整理した上で、システムに入力するという作業が発生します。その点弊社では、収集したデータそのものをお預かりし弊社にて算定。そのため企業様において、膨大なデータを分類し入力する手間はかかりません。また弊社サービスではすべてのステップをトータルでサポートするため、初めての算定でも安心して進められます。
POINT2. 視覚的にわかりやすいアウトプットのご提供
こうした支援を通して最終的には、「カテゴリ別の排出量をまとめたデータ」や「排出量の割合を見える化したグラフ」などを提出。視覚的にわかりやすくまとめた情報をご提供いたします。あわせて弊社では、「どのようなプロセス・データのもと集計したか」「同じカテゴリの中でも、どの項目がどのくらいの排出量を占めているか」などをご確認いただけるデータも提出いたします。内製化をサポートするとともに、貴社内での「どう排出量を削減するか」の検討にもご活用いただけます。
POINT3. 複数事業の算定も可能
また弊社ではホールディングスにおける、複数事業の算定も対応可能。たとえば、とあるホールディングス企業様には、GHG排出量におけるカテゴリ別の削減ポイントを“排出量の規模”や“誰(自社orサプライヤー)が関与しているか”を基準に業種別にまとめたデータを提出いたしました。
GHG排出量コンサルティングの詳細はこちら
<『GHG排出量算定支援』サービス紹介資料>
こちらよりダウンロードいただけます
■問い合わせ先
株式会社エスプールブルードットグリーン カスタマーサクセス部 田中将平
Tel:03-6853-9418
Mail:carbonoffset@bluedotgreen.co.jp
HP:
https://www.bluedotgreen.co.jp/プレスリリース提供:PR TIMES
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記事提供:PRTimes