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世界初となる他人の歯髄幹細胞を用いた「歯髄再生治療」の臨床研究を開始

医療法人健康みらい RD歯科クリニック

世界初となる他人の歯髄幹細胞を用いた「歯髄再生治療

RD歯科クリニック、「歯髄再生治療」の対象患者拡大を目指す


要点
●医療法人健康みらい RD歯科クリニック(院長:中島 美砂子、所在地:兵庫県神戸市、以下「RD歯科クリニック」)は、2025年1月28日より、世界初となる第三者の歯髄幹細胞を用いた歯髄再生治療(以下「他家歯髄再生治療」)の安全性評価を目的とする臨床研究の患者募集を開始しました。

●2020年に実用化した「自己歯髄幹細胞を用いた歯髄再生治療(以下「自家歯髄再生治療」)」では、治療実施のために、本人の乳歯や噛み合わせに用いない親知らずなど(以下「不用歯」)の抜歯が必要でしたが、本臨床研究の結果によっては、不用歯を持たない患者様でも、歯髄再生治療を受けることができるようになる可能性があります。

歯髄再生治療とは
 歯髄再生治療とは、深い虫歯や外傷などが原因で、歯の神経(以下「歯髄」)が失われた歯(以下「患歯」)の根の穴(以下「根管」)の中に対して、親知らずなどの噛み合わせに用いない歯から採取・培養した「歯髄幹細胞」を移植し、失われた歯髄を再生させる再生医療です。
 歯髄は、歯の中心部に存在し、神経のほか、血管やリンパ管が集合した組織です。歯に水分や栄養を届ける働きや、歯の内部への細菌侵入を防ぐ働き、傷ついた歯の硬組織(象牙質)を修復する働きなど、歯を健康に保つ上で重要な役割を担っています。
 歯髄再生治療は、失われた歯髄を再生させることにより、自分自身の歯を長持ちさせることを目的とした治療です。本治療の普及により、いつまでも自分の歯で活動的に過ごせる方が増えることで、健康寿命の延伸および健康長寿社会の実現に繋がることが期待されています。

一般的な歯科治療と歯髄再生治療の違い
 虫歯が歯髄まで達すると、歯髄が炎症を起こし、「しみる」「痛む」などの症状が発生します。この歯髄の炎症が原因で歯髄が失われる歯は、年間約500万本に上ると試算されています。一般的な歯科治療では、炎症を起こした歯髄は全て取り除かれ(抜髄)、その歯の根管内に人工物を充填して封鎖する治療が行われていますが、こうした治療が施された歯は現在約6000万本存在し、このうち毎年約100万本の歯が、予後不良により抜歯に至っているという事実があります。歯髄が失われた歯が抜歯に至る原因としては、歯髄が持つ「歯への水分・栄養分の供給能力」や、「細菌への抵抗力」、「歯の硬組織(象牙質)修復能力」などが失われるため、歯自体が脆くなり、歯の割れや欠けが生じやすくなることが挙げられます。

 歯髄再生治療では、一般的な歯科治療で使われる人工物の代わりに、高い神経・血管再生能力を持つ「歯髄幹細胞」を根管内へ移植することで、神経や血管を含む歯髄組織の再生を促します。これにより、「水分・栄養供給能力」や「細菌抵抗力」、「象牙質修復能力」など、失われた歯髄の働きが回復し、歯がより健康に長持ちすることが期待できます。一度人工物を詰めた歯に細菌が入り、歯の根の下に膿が溜る「根尖性歯周炎」になった歯や、外傷などが原因で歯髄が壊死した歯であっても、根管内を徹底的に清掃し、除菌した後であれば、本治療が適用できる場合があります。

現行の「自家歯髄再生治療」と比較した「他家歯髄再生治療」の利点
 本人の不用歯(乳歯や親知らずなど)から採取・培養した歯髄幹細胞を、歯髄が失われた本人の別の歯に移植する「自家歯髄再生治療」は、すでに2020年より実用化されており、現在国内27の歯科医院(2025年1月現在)にて治療の提供が開始されています(※)。本治療の症例数(細胞移植された歯の本数ベース)は100件を超え、治療成功率(細胞移植後に歯髄再生が確認された症例の割合)は約90%となっていますが、自己歯髄再生治療においては、歯髄幹細胞を採取するための患者様本人の不用歯が必要となるため、不用歯を持たない患者様(45歳以上では約80%、60歳以上では約90%)は治療対象外となっているのが現状です。

 一方、現在全国の歯科医院においては、歯科治療によって年間約500万本が抜歯され、廃棄されていますが、これらの歯の多くには、健全な歯髄幹細胞が含まれています。こうした治療で抜いて捨てられる歯に含まれる「他人の歯髄幹細胞」を活用し、「他家歯髄再生治療」を実用化することができれば、不用歯を持たない患者様でも歯髄を再生させることができるほか、患者様本人の抜歯による身体的・精神的負担を低下させることができます。

※一社)歯科再生医療協会調べ

他家歯髄再生治療の流れ
 他家歯髄再生治療では、ドナー(歯髄幹細胞の提供を行う方)から提供された歯髄幹細胞を、根管洗浄・除菌が行われたレシピエント(歯髄幹細胞の移植を受ける方)の歯の根管内に移植します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156669/2/156669-2-a85a4f0cf58c3dae174a1d2dce200af2-1040x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図 他家歯髄再生治療実施の流れ


本臨床研究の概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/156669/table/2_1_599f24cca99f467e6a07622ca63a672e.jpg ]
関係者のコメント
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156669/2/156669-2-e43015731937edfe87a09787fe6c7e66-353x473.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
RD歯科クリニック院長 中島 美砂子

 自家歯髄再生治療をRD歯科クリニックで開始して4年半が経過し、歯髄再生治療に対する自家歯髄幹細胞の安全性が確認され、その効果が明らかになってきました。本研究の結果によって、他家歯髄再生治療の安全性が確認できれば、不用歯を持たず従来の自家歯髄再生治療を受けることができなかった多くの患者様も、治療を受けられるようになることが期待できます。

RD歯科クリニックについて
 「いつまでも自分の歯で食べられる喜びを通して、人々が楽しく豊かに暮らせる健康長寿社会に貢献できること。」それが当院の願いです。当院は、歯髄再生治療の実用化・普及を通して、患者様一人一人に対して、ご自身の歯を大切に守っていただけるよう、そして長く一生、ご自身の「健康な歯」で食を楽しみ、心身ともに豊かな生活をおくっていただけるよう、スタッフ全員一丸となって取り組んでおります。

【本臨床研究に関するお問い合わせ】
本臨床研究に関するお問い合わせは、以下までお願いします。

医療法人健康みらい RD歯科クリニック
お問い合わせフォーム:https://www.rdshikaclinic.com/contact/

兵庫県神戸市中央区港島南町1丁目3番地1
国際くらしの医療館・神戸 4F
HP:https://www.rdshikaclinic.com/

プレスリリース提供:PR TIMES

世界初となる他人の歯髄幹細胞を用いた「歯髄再生治療

記事提供:PRTimes

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