ムダな「待つをなくす」サービス提供のバカン、資金調達を実施
株式会社バカン
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混雑状況可視化AIプラットフォームの更なる成長加速へ
AI技術で混雑状況を可視化し、ムダな「待つ」をなくすサービスを提供する株式会社バカン(本社:東京都千代田区、代表取締役:河野剛進、以下「バカン」)は、全国約300もの自治体での導入実績を持つDX事業と、国内最大規模のトイレ広告メディア「アンベール」を提供するメディア事業のさらなる事業拡大を目指して資金調達を実施したことをお知らせいたします。
■ 資金調達の背景
当社は「いま空いているか1秒でわかる、優しい世界をつくる。」をミッションに掲げ、AIを活用したリアルタイム「空き状況」プラットフォーム「VACAN」を中心としたサービスを提供しています。バカン全体のサービスは、設立以来、リアルタイムな混雑状況の可視化技術を活用し、公共・交通分野を中心にサービスを展開してまいりました。平時には観光地や商業施設での混雑緩和に、有事には避難所の円滑な運営支援に活用できる「フェーズフリー」な仕組みを構築。全国約300の自治体での導入実績を通じて、安全・安心な社会の実現に貢献しています。
また、国内最大規模のトイレ広告メディア「アンベール」は、広告接触による態度変容率58.9%、広告認知率94.7%という高い効果が実証されており、全国の商業施設やオフィスビルへ約12,000台超が導入されるなど設置を拡大しています。
このたび調達した資金は、DX事業、メディア事業への成長投資として使用します。
■ 事業ハイライト
1.「待つをなくす」DXサービス
バカンは、AI技術を活用し、商業施設、オフィス、宿泊施設、自治体施設など約2万以上の場所にサービスを提供しています。このサービスは平時のオーバーツーリズム対策のみならず、有事の際にもフェーズフリーに活用可能です。防災への取り組みとして、約300自治体への導入実績があります。
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18933/369/18933-369-67b55e6e9f8d5709c7aa7ca71b5d4121-2772x944.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
防災:避難所入所受付のデジタル化により所要時間を削減する実証実験を実施。災害時にスムーズで安全な避難を実現するとともに、避難所運営の効率化も支援。
公共交通機関:主要8大空港の保安検査場やJRの「みどりの窓口」の混雑情報をリアルタイムで配信するプラットフォーム「VACAN」や順番待ちシステム「Q ticket」を提供し、混雑状況の可視化や待ち時間短縮を支援。
観光:観光地におけるオーバーツーリズム対策や混雑緩和を目的に、リアルタイム混雑状況の提供や、混雑予測を実施。
・函館山での混雑緩和(
https://corp.vacan.com/company/news/hakodaetyama.html)
AIカメラを活用し、函館山周辺(展望台、駐車場など)の混雑状況をリアルタイムで可視化。
混雑情報をデジタルサイネージやウェブサイトで提供し、観光客の分散を促進。
今後は混雑予測機能も導入予定で、計画的な観光を支援。
・長崎スタジアムシティ(
https://corp.vacan.com/company/news/nagasakistadiumcity.html)
スタジアム各所の混雑状況を可視化し、施設内のサイネージや長崎スタジアムシティ公式アプリでリアルタイム混雑状況の配信を行うことで、待たせない施設の実現をサポート。
・茨城県つくば市との実証実験(
https://corp.vacan.com/company/news/tukuba.html)
避難所入所受付のデジタル化により所要時間を14分の1に削減する実証実験を実施。災害時の効率的な運営を支援。
2. トイレ広告メディア
トイレ広告メディア「アンベール」は、2020年末から商用展開を開始し、この市場で設置台数No.1を誇ります。 全国のオフィス・商業施設を中心に約12,000箇所に導入されており、アンベールが設置されたトイレ個室を利用した延べ人数は、2023年11月から2024年10月の1年間で約1.1億人に達しました。
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18933/369/18933-369-641635c2cb67d2013e1ba44b1898124f-2098x844.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
最新の取り組み
・花粉症対策情報の配信:トイレ内サイネージで花粉指数を提供し、利用者に役立つ季節情報を発信。
・紫外線指数配信:夏季に向けた日焼け対策情報を配信し、特定ターゲット層への訴求力を強化。
・産後リカバリー情報:産後リカバリー協会との連携で産前産後世代へ役立つ情報を提供。
これらの取り組みにより、「アンベール」は単なる広告媒体ではなく、生活者に価値ある情報を届けるプラットフォームとして進化しています。
株式会社バカンは、「待つ」をなくす社会の実現に向けて、多様な領域で事業展開を加速させています。
■ 本ラウンドにおける投資家について
株式会社アイティフォー(
https://www.itfor.co.jp/)
代表取締役社長 佐藤 恒徳
当社は、バカン社の混雑緩和プラットフォームを通じた「いま空いているか 1秒でわかる、優しい世界をつくる」という理念に共感し、投資を決定しました。これは、当社が掲げる「人々の豊かな時間を創出する」という10年後のビジョンと、一致するものです。本投資を通じ、あらゆる場所であらゆる人が待ち時間から解放され、より豊かな時間を享受できる社会の実現を目指し、バカン社と共に成長してまいります。
株式会社FLAG-41(
https://flag-41.co.jp/)
代表取締役社長 山本 芳司
人の為に役立つ事や社会貢献といった弊社のパーパスに対して、バカン様の空き状況の可視化と無駄な待ち時間に対するソリューションや裾野を広げつつある福祉リソースへの共感、また代表河野様のお人柄と事業に対する熱意に感銘を受け、この度ご縁もあって出資をさせて頂きました。今後の更なるスケールアップに期待しております。
■ 代表メッセージ
株式会社バカン
代表取締役 河野剛進
このたび、シリーズEの資金調達を完了しました。ご出資いただいたパートナーの皆様に深く感謝申し上げます。
今回の調達を通じて、防災、公共施設マネジメント、観光など、多岐にわたる分野での協業を推進し、「継続性のある、優しい地域」を支える新たな価値を創出してまいります。
また、今回の資金調達によって、より組織体制を強固なものにすることで、「待つをなくす、優しい世界」の実現に向け、日本国内はもとより、世界中へとサービスを拡大していくことを目指します。
今後も、AIを活用した技術革新とパートナーシップを通じ、社会に貢献できる事業を加速させていきますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。
■株式会社バカンについて
会社名:株式会社バカン
代表者:河野剛進
所在地:東京都千代田区麹町2-5-1 WeWork 半蔵門 PREX South 3F
設立:2016年6月
URL:
https://corp.vacan.com/
バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。AIを活用してレストラン街やカフェ、トイレ、観光地、避難所、投票所などあらゆる場所の空き状況を検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信しています。また空き状況可視化だけでなく、混雑の抑制・管理なども行っており、空き/混雑データを起点とした「待つをなくす」DXサービスを幅広く提供しています。
プレスリリース提供:PR TIMES
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記事提供:PRTimes