太陽テント北陸に「能登復興支援対策室」を設置
太陽工業株式会社
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各被災自治体・地域の要望への迅速な対応目指す
大型膜面構造物(テント構造物)や土木・物流資材などを手がける太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:能村 祐己、以下:太陽工業)の子会社である株式会社太陽テント北陸(本社:石川県金沢市、代表取締役:池田 憲彦、以下:太陽テント北陸)は、能登工場(石川県七尾市)に「能登復興支援対策室」を設置し、2025年2月より本格稼働します。
「令和6年能登半島地震」発生から1年以上が経った今も復興の遅れが課題となるなかで、被災地域に近い能登工場内に新組織を設置することで、各被災自治体からの要望をこれまで以上に把握し、迅速に対応できる体制を構築します。
■太陽テント北陸の復興支援のおもな取り組み
1.金沢21世紀美術館 企画展示室 天井膜
金沢市にある金沢21世紀美術館は、「新しい文化の創造」と「新たなまちの賑わいの創出」を目的に、2004年に誕生した日本を代表する美術館のひとつです。被災によってガラスで作られていた企画展示室の天井が落下しました。
天井落下の危険性を低減するため、太陽テント北陸では、半透明/防水の膜材を仮設天井として設置しました。照明の直接光が適さない展示スペースにふさわしい美しい仮設天井となり、現在ではこれまで通り来館者が数多く訪れる展示スペースとして活用されています。
[画像1:
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2.珠洲市見附島の仮設住宅にファサード設置
「建築界のノーベル賞」ともいわれる米プリツカー賞を受賞した世界的な建築家、坂茂(=ばん しげる)さんが中心となり建設した石川県珠洲市の木造2階建て仮設住宅9棟の使用が始まっています。
太陽テント北陸では、今冬の雪や風雨をしのぐためのファサードの設置を行いました。軽くて設置しやすいメッシュ膜素材の特徴を生かして、注文を受けてから約3週間で設置を完了しました。
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3.のと里山海道道路啓開対応
石川県金沢市と能登半島を結ぶ自動車専用道路の「のと里山海道」は、震災で大きな被害を受けました。太陽テント北陸では、水をかけるだけでコンクリート面を作ることができるコンクリートキャンバスを穴水IC~越の原IC間に敷設するなど、多くの崩落箇所の復興工事を支援しています。
[画像3:
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太陽テント北陸には、約50名の社員がおり建築、土木、イベントの3つの営業分野に分かれています。今回設置した「能登復興支援対策室」は、3つの営業部署と技術部門から横断的に人材を集めて17名(兼務)で開設しました。
厳しい被災によって復興が遅れている輪島市や珠洲市をはじめとする各地域に近い能登工場へ対策室を設置することで、現地の実情にあわせて建築や土木など、幅広い分野で復興支援の要望に対応します。
■太陽工業グループの能登半島地震への対応状況
太陽工業ならびに太陽テント北陸では、石川県内9自治体と災害時応援協定を締結しています。この協定に基づいて、2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震に際しては、1月2日に要請を受けた七尾市に対し、1月3日までに緊急・災害時に素早く設営できるハイブリッドエアーテント「マク・クイックシェルター」3基などを提供しました。
以後も、石川県などからの要請に対応し、マク・クイックシェルターを42基、クイックパーテーションを480基以上提供するなどの緊急対応を行いました。現在は、太陽テント北陸が中心となり、現地の要望に合わせた復興の支援活動を進めています。
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学校に設置されたマク・クイックシェルター
[画像5:
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学校に設置されたクイックパーテーション
■株式会社太陽テント北陸 概要
・社名: 株式会社 太陽テント北陸
・設立: 1971年12月18日
・代表者: 代表取締役 池田 憲彦
・本社所在地: 〒920-0061 石川県金沢市問屋町2丁目24番地
・社員数: 50名以上
■太陽工業株式会社について
太陽工業は、経済性、施工性、透光性、デザイン性に優れた大型膜面構造物のリーディングカンパニーです。「膜の無限の可能性を引き出し、お客さまに感動と快適な環境をお届けします。」の企業理念のもと、軽くて丈夫な素材の特性を活かし、巨大ドームの屋根に象徴される各種建築事業をはじめ、土木や物流、さらには環境分野などにも事業を展開し社会の安全・安心を支えています。
イベントコンサルティングのTSP太陽株式会社ならびに施設運営のアクティオ株式会社をはじめとするグループ会社とともに「世界を、やわらかく。未来を、あたたかく。」することを目指しています。
プレスリリース提供:PR TIMES
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記事提供:PRTimes