「経営層の理解不足」で進まない健康経営 大手4割以上が「経営層の理解不足」「ワークライフバランスの改善」を課題と認識
株式会社Mediplat
株式会社Mediplat（東京都中央区、代表取締役社長：鶴 純也）は、健康経営に取り組んでいるが上手くいっていない企業（従業員数1,000名以上）の健康経営を推進する担当者108名を対象に、健康経営の課題に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。
■調査結果サマリ
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約4割以上の企業が、「経営層の理解・サポート不足」「従業員のワークライフバランスの改善」 を課題と捉えていることが判明しました。また、59.3% が「メンタルヘルス問題の増加」を感じているなど、健康経営推進の道のりは平坦ではない現状が浮き彫りとなりました。
こうした状況に対応するため、当社が提供するクラウド型健康管理サービス『first call』は、オンラインでの産業医面談や医療相談、ストレスチェックなどを一元管理できるプラットフォームを通じて、企業が抱える健康経営の課題解決を支援します。本調査の詳細レポートを通じ、企業の健康経営がいま直面しているリアルな課題と、その克服へ向けた具体的な取り組みをぜひご確認ください。
▼本調査のレポートダウンロードはこちら
https://service.firstcall.md/download/wp13
■自社で取り組んでいる人事施策、「評価制度」「採用」「教育・育成」など
はじめに、「自社で取り組んでいる人事施策」を調査したところ、「評価制度」が75.9%、「採用」が70.4%、「教育・育成」が65.7%となりました。
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Q.あなたのお勤めの会社で取り組んでいる人事施策はどのようなものがありますか。（複数回答）
また、「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「最も注力している人事施策」を調査したところ、「教育・育成」が25.7%、「健康経営」が24.8%、「評価制度」が19.8%となりました。
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Q.前問で回答した人事施策の中で、最も注力している人事施策はどれか教えてください。（単一回答）
■70.4%が、健康経営の取り組みが経営方針や戦略的目標の1つに「含まれている」と回答
次に、「健康経営の取り組みが、経営方針や戦略的目標の1つに含まれているかどうか」を調査したところ、「はい」が70.4%、「現在は含まれないが今後含む予定」が13.0%となりました。
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Q.あなたのお勤めの会社における健康経営の取り組みは、経営方針や戦略的目標の1つに含まれていますか。
また、「健康経営を推進するために行っている取り組み」を調査したところ、「健康課題の把握（定期健診受診率、ストレスチェックなど）」が65.7%、「ワークライフバランス」が58.3%、「健康課題に基づいた具体的な目標の設定」が44.4%となりました。
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Q.あなたのお勤めの会社では、健康経営を推進するためにどのような取り組みを行なっていますか。（複数回答）
■健康経営に取り組む目的、「従業員の健康維持と向上」「従業員のモチベーション・生産性向上」が上位
加えて、「健康経営に取り組む目的」を調査したところ、「従業員の健康維持と向上（メンタルケア含む）」が50.9%、「従業員のモチベーション・生産性向上」が48.1%、「従業員のワークライフバランスの改善」が43.5%となりました。
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Q.あなたのお勤めの会社が、健康経営に取り組む目的を教えてください。（複数回答）
■健康経営の取り組みが上手くいっていないと感じる理由、「メンタルヘルスの問題の増加」が59.3%で最多
続いて、「健康経営の取り組みが上手くいっていないと感じる点」を調査したところ、「メンタルヘルスの問題が増加している」が59.3%、「長時間労働や過度な負担が続いている」が40.7%、「従業員の離職率が改善されていない」が37.0%となりました。
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Q.あなたは、どのような点から健康経営の取り組みが上手くいっていないと感じますか。（複数回答）
また、「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「前問で回答した以外に、健康経営の取り組みが上手くいっていないと感じる点」を調査したところ、「健康経営の取り組み方が分からず、親会社にゆだねていること」や「健康経営の活動目標と、実際の労働の実態に矛盾や乖離がある」などの回答を得ることができました。
＜自由回答・一部抜粋＞
・60歳：アンケートの結果が改善されない。
・57歳：研修だけで実情はともなっていない。
・60歳：人的資源が大幅に減少しているが、仕事量自体は増加しており、かつ規制の強化により無駄な仕事も増えており、うまくいっていない感じがする。
・65歳：健康経営の取り組み方が分からず、親会社にゆだねていること。
・49歳：健康経営の活動目標と、実際の労働の実態に矛盾や乖離がある。
・40歳：若手の離職率が高く、その根本原因を経営層が理解していない。
・55歳：表向きの活動で本質を捉えてない。
■健康経営の成果を出す上での課題、「経営層の理解とサポートの強化」「ワークライフバランスの改善」など
さらに、「健康経営の成果を出す上での課題」を調査したところ、「経営層の理解とサポートの強化」が39.8%、「従業員のワークライフバランス[遅修1] の改善」が38.9%、「従業員の健康維持と向上（メンタルケア含む）」が29.6%となりました。
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Q.あなたは、健康経営の成果を出すために、どのような点が課題だと感じていますか。（複数回答）
また、「様々な人事施策に取り組むなかで、人事施策の基盤となる要素」を調査したところ、「従業員の健康維持と向上（メンタルケア含む）」が32.4%、「従業員エンゲージメントとモチベーションの向上」が23.1%、「安全で快適な職場環境の整備」が11.1%となりました。
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Q.あなたのお勤めの会社が、様々な人事施策に取り組むなかで人事施策の基盤となる要素はどれだと考えるか、教えてください。（複数回答）
■自社の健康経営のフェーズ、「STEP3：働きやすさの向上」が37.0%で最多
最後に、「自社の健康経営のフェーズ」を調査したところ、「STEP3：働きやすさの向上（快適な職場環境とコミュニケーションの改善）」が37.0%、「STEP4：働きがいの向上（従業員のワーク・エンゲージメント強化）」が20.4%となりました。
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Q.あなたのお勤めの会社の、健康経営のフェーズを教えてください。
■まとめ
本調査から、健康経営の推進においては 「経営層の理解とサポートの強化」 と 「ワークライフバランスの改善」 が大きな課題であることが浮き彫りとなりました。とりわけ、メンタルヘルスの問題増加や離職率が改善されない など、企業の持続成長を阻むリスクが高まっています。
こうした課題を解決するためには、健康管理を一元的に行い、従業員の心身の状態を早期に把握できる仕組みが必要です。first call は、オンライン医療相談や産業医面談、ストレスチェックなどをクラウド上で一括提供し、企業と従業員の双方にとって使いやすい環境を整えることで、健康経営に対する“実効性”を高めます。
「成果を出す健康経営」 を実現するための指針や具体的手法をさらに詳しく知りたい方は、ぜひ下記より調査レポートをダウンロードし、次の一手を検討してみてください。
▼本調査のレポートダウンロードはこちら
https://service.firstcall.md/download/wp13
■調査概要
- 調査タイトル：健康経営の課題に関する実態調査- 調査方法：IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー(R)︎」の企画によるインターネット調査- 調査期間：2024年8月23日（金）～8月26日（月）
■クラウド型健康管理サービス「first call」について
「first call」は企業の人事担当者や労務担当者が抱える産業保健領域の課題を解決するため、以下のサービスを提供しています。
１.オンライン医療相談
日常生活における自身と家族の体調の不安や悩みについて、チャットとテレビ電話でいつでもどこからでも医師に相談いただけるサービスです。一般内科や小児科、産婦人科、精神科など全12科目での相談（匿名）に専門医が実名で回答します。尚、医療相談は、従業員専用アプリもしくはWEB版のいずれでもご利用いただけます。
２.産業医訪問・オンライン産業医面談
産業医の定期訪問からオンラインでの面談まで、産業医業務を受託するサービスです。産業医面談をテレビ電話でも実施可能とすることで、国内外の支社の従業員など、面談調整が困難であった従業員とも早期に面談が設定できることに加えて、日程調整による人事の業務負担も軽減します。
３.ストレスチェック
WEBで簡単に従業員のストレスチェックや、部門やチームなど職場毎のストレス状況を可視化するサービスです。受検一斉案内から受検状況の確認までをシステム上で一括して実施でき、「産業医訪問・オンライン産業医面談」と合わせて導入することで、ストレスチェック後の産業医面談までをオンライン上で一元管理しながら実施することが可能となります。
【株式会社Mediplat 概要】
社名 / 代表：株式会社Mediplat / 代表取締役社長 鶴 純也
所在地：東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル15階
事業内容：クラウド型健康管理サービス「first call」運営
URL：
https://service.firstcall.md/service/aboutプレスリリース提供：PR TIMES
記事提供：PRTimes
