IJIE 「GAPファンドプログラム2024 ステップ2」に信州大学 天野 良彦 教授のテーマが採択、みらい創造インベストメンツが事業化推進機関として認定
株式会社みらい創造インベストメンツ

世界初の連続式液密水熱反応プラントおよび酵素とのハイブリッド処理により、フードロス対策や持続的な農業実現など環境に優しい「食」の実現を目指す
科学技術振興機構(JST)「大学発新産業創出基金スタートアップ・エコシステム共創プログラム 地域プラットフォーム共創支援」の採択プログラムのInland Japan Innovation Ecosystem(IJIE)「GAPファンドプログラム2024 ステップ2 スタンダード+α」に国立大学法人信州大学(学長:中村 宗一郎、以下「信州大学」)工学部 物質化学科 天野 良彦 教授のテーマ「アップサイクル用水熱・酵素技術を活用した地域資源循環による新規産業創出」が採択されました。株式会社みらい創造インベストメンツ(代表取締役社長:岡田 祐之、以下「みらい創造インベストメンツ」)は本テーマについて事業化推進機関として伴走し、技術の事業化、スタートアップ創業を目指します。
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採択テーマについて
【研究代表者】
信州大学 工学部 物質化学科 教授 天野 良彦
【採択課題名】
アップサイクル用水熱・酵素技術を活用した地域資源循環による新規産業創出
【プロジェクト概要】
食品業界ではサステナブルがキーワードになっており、フードロス対策や持続的な農業実現など環境に優しい「食」の実現が求められている。世界初の連続式液密水熱反応プラントおよび酵素とのハイブリッド処理により、化学薬品不使用で機能性物質を抽出できるが、より生成物の精緻な構造コントロールを行い、未利用資源からのアップサイクルを可能とする。顧客とのタイアップにより、おから・ソルガムからの機能性物質抽出、バリューチェーンの構築と、バイオスティミラント資材の酵素ハイブリッド処理による精緻化、上市を目指す。
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【製品・サービスの概要(申請時)】
未利用資源からのアップサイクルとして、糖、タンパク質等の機能性物質を、低コストで抽出が可能である
1.健康・安全:水の持つ触媒機能と溶媒効果により化学薬品無使用で機能性物質を抽出
2.フードロス削減、未利用資源の活用:アップサイクルかつ非可食バイオマスからの新規素材
3.コスト削減:製造原価の低い原料からの高付加価値素材の生成
4.持続的農業への貢献:バイオスティミュラント効果が確認されているβ糖質を抽出
【SU設立に向けた活動計画(申請時)】
機能性物質抽出~販売までSU主導のバリューチェーン構築と、酵素とのハイブリッド技術開発による早期商用化を図り、商用ファーストプラントの設立を目指す。並行して経営チーム構築等の創業準備を行う。
【関連URL】
IJIE-GAPファンドプログラム2024 ステップ2 採択課題
https://ijie.jp/adopted/adopted-cat/step2_2024/
IJIE GAPファンドプログラム2024 ステップ2 とは
Inland Japan Innovation Ecosystem(IJIE)は、科学技術振興機構(JST)の「大学発新産業創出基金スタートアップ・エコシステム共創プログラム 地域プラットフォーム共創支援」の一環として採択されたプロジェクトです。信州大学が主幹となって運営する、甲信・北関東の7大学の大学発スタートアップの継続的な創出をしていくエコシステムを形成することを目的としたプラットフォームで、大学や研究機関の技術と知識を活用し、新しい産業やスタートアップ企業の創出を目指すエコシステムの形成を目的としています。
ステップ2では、大学の基礎研究と事業化の間のGAPを埋める研究開発費を支給することにより、ビジネスとしての可能性の評価と実証(PoC)を行い、起業にあたってクリアすべき課題の解決を目指します(概念実証)。さらに、これらの取組に加え、大学等発スタートアップの組成とVC が投資判断できるレベルに向けて、PoC を継続して実施します(スタートアップ組成)。
WEBサイト
https://ijie.jp/
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株式会社みらい創造インベストメンツについて
みらい創造インベストメンツは、研究開発型スタートアップの創業前から起業後の事業拡大まで、技術の社会実装に伴走し"みらいを創造する"活動を行っています。
2014年に創業し今年で10年目になる独立系のベンチャーキャピタルであり、2016年に東京工業大学と社会連携活動の推進に向けた組織的連携協定を締結し、ベンチャーキャピタルファンドを設立しました。現在は2つのファンドを運営し、東京科学大関連ベンチャーを中心に研究開発型スタートアップへ投資を行っており、実績としては3社が上場、4社がM&Aを実現しています。創業前の技術シーズからの事業化にも注力しており、大学発新産業創出プログラムや地域のスタートアップ・エコシステム共創プログラムにて複数採択され、研究者へ伴走しながら新たな産業の創出を推進しています。
2023年度NEDO「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業(MPM)」に採択され、客員起業家(EIR)制度を運用しながら、研究開発型スタートアップへの経営人材供給・育成にも取り組んでいます。中小機構関東本部、つくば研究支援センター、北九州市、九州工業大学や大学系VC等と連携協定を結び研究開発型スタートアップをとりまくエコシステム形成を進めてまいります。
WEBサイト
https://miraisozo.co.jpプレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes