製造業データ活用クラウドCADDi Drawer、「ドキュメント機能」を提供開始
キャディ株式会社

【新機能リリース】図面と文書をAIで自動連携、検索時間短縮・情報共有促進を実現
製造業AIデータプラットフォームCADDiを提供するキャディ株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:加藤 勇志郎、以下キャディ)は、製造業データ活用クラウドCADDi Drawerの新機能として、「ドキュメント機能」の提供開始をお知らせします。
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https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/142/39886-142-01d7166b38cd9c6810a692d0d3d73fa7-1200x630.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■ 新機能実装の背景
製造業では、営業、設計、調達、製造、品質保証、アフターサービスといった各工程において、日々大量の文書が作成・利用されます。これらの多くは本来、部署やシステムを超えて活用されることで大きな価値を発揮します。具体的には、前工程である設計・開発の初期段階で生産・保守の段階まで想定して品質・コスト・仕様などを作り込むフロントローディングの実現に貢献します。しかし、実際には局所的な活用に留まっているケースが少なくありません。
また、ある特定のシーンで必要な関連文書を探そうとしても、知っていそうな人に問い合わせたり、そもそも品番が特定できなければ見つけられなかったりと、多くのコストがかかっています。その結果、見つかれば有用なはずの知見や情報を十分活用できず、ドキュメントに基づいたQCD(品質・価格・納期)改善等の取組みが進まないという課題が多くの現場で見受けられます。
本機能は、AIを活用して図面と関連文書を自動的に関連付けることで、これらの課題を解決します。従来散在していた各種ドキュメントを図面と自動的に関連づけることで、手間を最小限に抑えながら情報の集約を実現します。
■ 機能詳細
新機能「ドキュメント機能」は、AIによる高度なテキスト解析と画像認識技術により、図面と関連文書(ドキュメント)を自動的にリンクします(※特許出願中)。この機能により、例えば形状が類似する図面に関連する工程情報や不具合情報といったドキュメント文書も容易に検索できるようになり、任意のキーワードで関連文書を柔軟に探し出すことも可能となりました。
これにより、特定製品に関する過去の設計変更内容や不具合情報を、従来の数十分~数時間かかっていたところを、数秒~数十秒で検索可能になりました。検索時間の短縮は、設計工程における生産性向上に大きく貢献します。基本設計や詳細設計時に、本機能を用いて類似製品の設計仕様書、設計変更履歴、不具合情報、DR(設計レビュー)や検図(検査図面)の履歴などを参照することで、設計品質の向上と手戻りの削減を実現。結果として、開発リードタイムの短縮にも繋がります。
ある顧客企業では、この機能導入により、検査関連書類の検索時間を1/21以下への削減を実現しました。お客様の業務効率と生産性の大幅な向上に貢献します。
現在、PDF / TIFF / PNG / JPEG / JPGのファイル形式に対応しています。
■ 機能イメージ
ドキュメント画面
各ドキュメントの検索やサムネイルでの閲覧が可能です。複数ページのファイルの場合、サムネイルには1ページ目が表示されます。
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ドキュメント詳細
ファイルの全てのページを閲覧することができます。
[画像3:
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■ 開発者チームコメント
「製造業の現場では、多種多様な文書が各所に散在し、検索や活用に多くの時間と労力が費やされています。また、手動で図面や関連文書を紐づける仕組みがあったとしても、過去の大量の文書を紐付けしきるのは容易ではありません。そこで私たちは、AI技術を駆使して、図面と関連文書を自動的に関連付け、必要な情報に迅速にアクセスできる機能を開発しました。図面に留まらず、過去や他部署の多種多様な文書の資産化・活用を支えるAIデータプラットフォームとして、皆さまの業務効率化、データ活用の促進によるQCD向上などを実現していきます。今後もみなさまの声を取り入れながら、さらなる機能拡充を目指してまいります。」
■CADDi Drawer(キャディドロワー)について(
https://caddi.com/drawer/ )
CADDiによって構造化・統合されたエンジニアリングチェーンデータとサプライチェーンデータを、あらゆる部門で横断的にデータ活用が行えるアプリケーションです。高速キーワード検索、2次元図面の類似形状の検索など、時間・場所・部門を越え、すぐさま統合されたデータを引き出せることで意思決定の高度化を実現。標準化や属人化の解消、データドリブンな意思決定を行う組織風土の醸成など、経営課題を解決に導きます。
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https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/142/39886-142-a8e90105dc575a3a05de3d25f8d2c80d-1458x500.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]キャディ株式会社
キャディ株式会社は、「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」をミッションに掲げ、点在するデータ・経験を資産化し、新たな価値を創出する「製造業AIデータプラットフォームCADDi」を開発・提供するスタートアップ企業です。アプリケーションである「製造業データ活用クラウドCADDi Drawer」「製造業AI見積クラウド CADDi Quote」をはじめ、今後もプラットフォーム上に様々なアプリケーションを提供予定です。日本をはじめアメリカ、ベトナム、タイを含む4カ国で事業を展開し、製造業のグローバルな変革を実現していきます。累計資金調達額は257.3億円。
<会社概要>
本社所在地:東京都台東区浅草橋4-2-2 D’sVARIE浅草橋ビル(総合受付6階)
代 表 者:代表取締役 加藤勇志郎
設 立:2017年11月9日
資 本 金:1億円(資本準備金含み、217.2億円)
事業内容 :製造業AIデータプラットフォーム CADDiの開発運営
URL :
https://caddi.com/プレスリリース提供:PR TIMES



記事提供:PRTimes