【新国立劇場】多和田葉子のトークイベント開催決定!新作オペラ『ナターシャ』の創作現場から~台本:多和田葉子に聞く~
文化庁

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新国立劇場(東京都渋谷区)にて、新作オペラ『ナターシャ』台本作家の多和田葉子氏によるトークイベントの開催が決定しました。
2025年8月に上演が迫るオペラ『ナターシャ』(新国立劇場創作委嘱作品・世界初演)。台本を手がけるのは日本語とドイツ語で国境や言語、自然をテーマにした小説や詩、戯曲を発表し世界的に評価される作家、多和田葉子です。どのようなことを考えて"多言語オペラ"『ナターシャ』を書いたのか、その創作過程を多和田葉子氏自身による朗読も交えてお聞きするトークイベントを開催します。司会は多和田葉子作品の解説も手がける、翻訳家・ドイツ文学研究者の松永美穂氏です。
今まさに生まれようとしているオペラ『ナターシャ』の世界に迫る機会、どうぞご期待ください。
新作オペラ『ナターシャ』創作の現場から~台本:多和田葉子に聞く~
日時:5月15日(木)19時~(開場:18時30分)
※所要時間は約1時間30分を予定しております
会場:新国立劇場 中劇場
登壇者:多和田葉子(『ナターシャ』台本)
司会:松永美穂(翻訳家・早稲田大学文学学術院文化構想学部教授)
料金:無料・自由席(要事前申込)
詳細・お申込み:下記サイトのお申込みフォームよりお申込みください。
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/news/detail/6_029498.html
*やむを得ない事情により、イベントの内容・登壇者等が変更になる場合がございます
*定員に達し次第、締め切ります(先着順)*1回のお申込みにつき2名様まで申し込み可能です
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多和田葉子
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松永美穂
新作オペラ『ナターシャ』について
オペラ、バレエ・ダンス、演劇といった現代舞台芸術のための日本唯一の国立劇場・新国立劇場が委嘱し、2025年8月に世界初演を迎える新作オペラ『ナターシャ』。
新国立劇場オペラ芸術監督・大野和士のラインアップの柱のひとつ、日本人作曲家委嘱作品の世界発信を企図したシリーズ第3弾として、現代音楽をリードする作曲家として世界的に名声を博す細川俊夫の新作オペラを上演します。
人と自然の関わりを見つめ、祈りと鎮魂としての音楽を書いてきた細川俊夫は、特に2011年の東日本大震災以後、自然への畏怖を忘れた人間の傲慢さを念頭に、破壊の歴史を繰り返す人間の姿を問い続けています。細川の「環境破壊」をテーマとした新作オペラ『ナターシャ』の台本を手掛けるのは、ドイツを拠点に日本語とドイツ語で小説や詩や戯曲を発表し、世界的な評価と人気を博す作家、多和田葉子。ドイツで作曲を学び活動していた細川とも親交が深く、日本発の多言語オペラを創ろうという誘いに、「脳に電光が走った」といいます。
故郷を追われ彷徨う移民ナターシャと青年アラトの邂逅、人間の様々な地獄絵図を見せ二人を導いてゆくメフィスト的存在。彼らの前には森林破壊、洪水、干ばつ、プラスチックといった様々な“現代の地獄”が現出し、日本語、ドイツ語、ウクライナ語などの多言語によって、現代文明と人間の始原の姿が対比されていきます。ゲーテの『ファウスト』をはじめ古今東西の文学からの引用が多用されて世界各地の言葉で語られ、地獄めぐりの道行きが人間の叡智の旅に重なります。危機に瀕した地球のうめきが根底に響き、多文化を鍵に破滅と希望が描かれる、現代の壮大な寓話オペラの誕生です。
『ナターシャ』公演情報:
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/natasha/
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新国立劇場について
新国立劇場は、日本唯一の現代舞台芸術のための国立劇場として、オペラ、バレエ、ダンス、演劇の公演の制作・上演や、芸術家の研修等の事業を行っています。オペラ部門は2018年9月より世界的指揮者の大野和士が芸術監督に就任し、世界の主要歌劇場と比肩する水準のオペラ公演を年間およそ10本上演、高校生のためのオペラ鑑賞教室の実施等を行っています。
所在地:東京都渋谷区本町1-1-1
https://www.nntt.jac.go.jp/
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新国立劇場
プレスリリース提供:PR TIMES




記事提供:PRTimes