CCO Lab. 新規ホワイトペーパーを公開『小児ワクチン「4種混合→5種混合」移行開始から1年 移行率「初回接種100%、全体85.4%」へ』
シミックホールディングス株式会社
シミックホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO 中村 和男)のR&D部門として健康情報管理に役立つIT技術を創るCCO Lab.(所長 福士 岳歩)は、『小児ワクチン「4種混合→5種混合」移行開始から1年、移行率「初回接種100%、全体85.4%」へ(2025年5月時点)』と題するホワイトペーパーを公開したことをお知らせします。
このホワイトペーパーは、2024年4月1日に開始された4種混合ワクチンから5種混合ワクチンへの移行について、harmoワクチンケアサービスで取得した2024年4月1日から2025年4月30日までの接種データを解析することで、定量的な移行状況と医療機関の対応について詳述しています。
ホワイトペーパーの概要
1.データ解析結果
ワクチン接種の実施時に5種混合ワクチンが使用された割合を「移行率」として1ヶ月単位で算出しました。初回接種の移行率は、移行を開始した2024年4月において83.6%、移行開始から1年後の2025年4月において100%でした。また初回接種に限らない全接種の移行率は、2024年4月において25.1%、2025年4月において85.4%でした。
2.医療機関の意識調査
医療機関に対して実施した意識調査では、接種回数を減らすことができて患者へのメリットが大きい一方で、複数種類ワクチンの併存による患者対応および接種スケジュール管理の複雑化など、課題も存在することが明らかになりました。
本ホワイトペーパー公開を通じ、新しいワクチンの市場導入が実際どのように進行しているのか、またその過程で医療機関が実施している対応や直面している課題について、多くの方に知っていただくきっかけになれば幸いです。
▼ホワイトペーパーダウンロードはこちら
URL:
https://www.cmicgroup.com/library/harmovaccinecare_DPT-IPV-Hib?utm_source=website&utm_medium=press+release&utm_campaign=May2025
■harmoワクチンケアについて
harmoワクチンケアは、シミックグループが提供する予防接種管理システムです。ワクチン接種を安心・安全に行うため、医療従事者と患者の双方をサポートする目的で開発をしています。医療機関アプリと一般ユーザーアプリの2種類で構成されており、各々の立場に応じた機能を備えています。
本システムを使用することで、接種記録がリアルタイムで登録され、医療機関と患者が常に最新の情報を共有できます。本ホワイトペーパーでは、こうして蓄積されたデータを活用することで、迅速かつ高精度のデータ分析を実現しています。
また、本システムには、個人情報(名前、住所、性別など)と健康情報(既往歴やワクチン接種記録)を別々に管理する「個人情報分離技術」(特許取得済)を導入しています。これによって、情報漏洩のリスクを大幅に軽減しています。
詳しくは、以下のリンクをご覧ください。
harmoワクチンケアについて:
https://www.harmo.biz/vaccine-care/
【ホワイトペーパーに関するご質問・お問い合わせ】
シミックホールディングス株式会社 CCO Lab.
https://cmic-ccolab.com/
E-mail: info_vaccinecare@cmic.co.jp
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes