前川秀幸校長も太鼓判!――「考える力」をはぐくみ、子ども達をワクワクドキドキさせる授業の全貌を大公開『答えのない教室 パート2-流山市立おおぐろの森中学校での教育実践』、2025年6月9日(月)刊行
株式会社秀和システム

株式会社新評論(東京都・代表取締役社長 武市一幸)は2025年6月9日、新刊『答えのない教室 パート2-流山市立おおぐろの森中学校での教育実践』を発刊します。
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教師であれば誰しも、子どもたちがワクワクするような授業、一人ひとりが輝ける場面のある授業を行いたいと思っていることでしょう。もちろん子どもたちも、時間を忘れて没頭できるような楽しい授業を望んでいるはずです。保護者からすれば、そんな授業を楽しみに登校する我が子を見守るのがうれしいに決まっています。
中学校の数学の授業で「思考力・判断力・表現力」を伸ばすにはどうしたらよいのかと悩んでいた時、ふと立ち寄った書店で手にしたのが『答えのない教室――3人で「考える」算数・数学の授業』(梅木卓也・有澤和歌子著、新評論、2024年)という本でした。そこには、「考えること」を習慣化するための様々な仕掛けが紹介されていました。これこそ長年追い求めてきた、三つの力を伸ばす最適な方法だと感じ、すぐさま授業に取り入れてみました。
するとたちまち教室が笑顔で満たされた。3人ひと組になり、時間を忘れて課題に取り組む生徒たち。教師はそれをそっと見守り、必要な時に必要な手助けをする。本書は、この「答えのない教室」アプローチの、ある市立中学校における実践の記録です。
失敗例も含めて「15の題材」(理科での実践例も掲載)を挙げ、授業の内容や進め方を決めた背景、教室の様子、そして授業を受けての生徒たちの感想なども紹介しています。数学に苦手意識のあった生徒がその面白さや奥深さに開眼するさまに触れれば、教師も生徒も保護者も必ずや「こんな授業がいい!」と思うはずです。日々の教授法に悩んでいる教師の方々だけでなく、数学や数学教育に関心のある多くの方に読んでいただければと願っています。
■目次
まえがき
序章 発展を遂げる流山市
第1章 1学期――ワクワク、考えることが楽しい
1 どのような題材を扱えば……
2 規則性を見つける生徒たち
3 操作的活動を取り入れたグループワーク
4 生徒の発想は大切にされるべき
5 夏休み――ここでも「考える」ことが大切
第2章 2学期――より深く思考する
1 実践報告会と授業参観
2 今後の「答えのない教室」のあり方が見えてきた
3 解き方を発見する喜び
4 図形分野における「答えのない教室」
第3章 3学期――来年度に向けて
1 理科で「答えのない教室」を行う
2 理科における「答えのない教室」
3 主体的な学びに勝るものはない
おわりに
■著者プロフィール
池田吉久(いけだ・よしひさ)
千葉県流山市公立学校教員。37年間多くの生徒と関わり、定年後、2022年から流山市立おおぐろの森中学校に再任用教員として勤務。「答えのない教室」の実践を通じて、一人でも多くの生徒に数学を好きになってもらうことが現在の目標。
■書籍概要
書名 答えのない教室 パート2-流山市立おおぐろの森中学校での教育実践
著者 池田吉久 著
定価 2420円(税込)
発売日 2024年6月9日
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楽天ブックス
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■新評論(秀和システムグループ)
1952(昭和27)年に創立の、人文・社会科学系の書籍を中心に刊行している専門図書の出版社です。都の西北「早稲田」に位置し、「新たな現実的知性の発見に向けて」良書を出版しようと努力しています。
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes