Kong、イベントドリブン型アーキテクチャを実現する「Kong Event Gateway」を発表
Kong
Apache Kafkaの管理を簡素化し、リアルタイムイベントストリームにおけるコスト削減と統合セキュリティを実現
※本リリースは、米国時間2025年5月13日に米国Kong Inc.より発表された
プレスリリースの抄訳です。
APIプラットフォームのリーディング企業である Kong 株式会社 (コング、本社：東京都港区、代表取締役社長：有泉 大樹）は、2025年5月27日、統合APIプラットフォームの新たな機能として「Kong Event Gateway」を発表しました。「
Kong Event Gateway」は、プラットフォームチームおよびイベントドリブン型アーキテクチャ（EDA）チームが、Apache Kafka(R)によるリアルタイムデータとイベントAPIを自社のAPIプラットフォーム上に統合できるよう支援するものです。これにより、開発者はKafkaベースのリアルタイムイベントストリームを「Konnect」で管理されたAPIやサービスとして公開・管理・保護することが可能となります。
今回の新機能により、KongはApache Kafkaの管理に伴うコストと複雑さを大幅に削減し、組織がイベントストリームの持つ潜在力を最大限に引き出せるよう支援します。これにより、プラットフォームアーキテクトは、イベントおよびAPIへのアクセス設計と管理を一元的なワークスペースで行うことが可能になります。
Kong Inc. CTO 兼 共同創業者 Marco Palladinoは次のようにコメントしています。
「リアルタイムのイベントデータを処理する能力は、特に金融、IoT、eコマース分野の多くの企業にとって不可欠です。私たちは、これまでAPI、マイクロサービス、AIのために提供してきたガバナンス、可観測性、セキュリティの機能を、イベントにも拡張します。」
今回のリリースにより、Kongは統合APIプラットフォーム「Kong Konnect」にイベントサポート機能を追加しました。これにより開発チームは、LLM API、REST API、その他のサービスと同様に、イベントストリームの検出・可視化・ガバナンスを一貫したインターフェース上で行うことができます。
■「Kong Event Gateway」の主な特長
- APIとイベントの開発体験を統合：プラットフォームやプロダクトチームは、KafkaイベントストリームにもAPIと同様のポリシーを適用でき、開発の複雑性を軽減し、強固なガバナンスを実現します。- KafkaリソースをAPIやサービスとして公開：KafkaをHTTP APIとして、またはKafkaプロトコルによるネイティブサービスとして公開可能。ネイティブKafkaプロキシのオプションは現在アーリーアクセスで提供中です。- Kafkaインフラコストの最適化：Kafkaのクラスタやトピックを仮想化することで、複数のチームが安全かつ信頼性高くKafkaクラスタを共有でき、インフラコストを削減できます。- データプロダクトの開発と収益化：イベントストリームを内部・外部向けのAPIデータプロダクトとして製品化・収益化することが可能になり、より自信を持って展開できます。- セキュリティとコンプライアンスの強化：APIとイベントの両方において、一貫したロールベースアクセス制御、認可、暗号化を実施できます。- EDAワークロードのクラウド移行を加速：統一された暗号化データ管理により、より多くのEDA（イベントドリブン型アーキテクチャ）ワークロードをKafkaのクラウド版へ移行しやすくなります。
本製品は、APIを活用したイノベーションを大規模に支えるために設計された統合APIプラットフォーム「Kong Konnect」の一部として提供されます。APIは、高品質・セキュア・発見可能・高パフォーマンス・高可用性でなければ、その可能性を十分に引き出すことはできません。Kong Konnectは、すべてのエンジニアリングチームが、REST API、マイクロサービス、AI、イベントストリーミングに関するAPIを一元的に構築・運用・検索・利用・管理できるセルフサービス型ワークスペースを提供することで、この課題を直接的に解決します。
Kong Event Gatewayの詳細は以下をご覧ください：
https://konghq.com/products/event-gateway
参考情報
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Kong Event Gateway - イベント駆動で始まるAPIプラットフォームの新時代へ
Kong について
クラウドAPIテクノロジーのリーディングカンパニーであるKongは、世界中の企業が「APIファースト」な組織へと進化し、安全にAI導入を加速できるよう支援しています。スタートアップからFortune500企業まで、あらゆる規模の組織に対して、開発者の生産性向上、安全なアプリケーション構築、市場投入の迅速化を実現しています。
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