ティアフォー、パートナーの自動運転開発をサポートするスターターキット「DTVキット」を提供開始
株式会社ティアフォー

自動運転の民主化をビジョンに掲げる
ティアフォーは、パートナー企業が自動運転技術や車両の開発に取り組みやすくなるよう、スターターキットとして「
DTVキット」の提供を開始します。本キットは、ティアフォーが開発を主導する自動運転用オープンソースソフトウェア「Autoware*」により動作が検証されており、無人配送車両を開発するスタートアップ企業である
Whale Dynamicとの協業で開発した車両「Drivable Test Vehicle(DTV)」を使用しています。
[画像:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40119/96/40119-96-6f2dd5e2fe9e38ff1bdf8ca304c274ab-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ティアフォーでは、クラウド技術を活用した開発運用に最適化したプラットフォーム「
Web.Auto」や、開発パートナー認定プログラム「
TIER IV Autoware Partner Program」を提供し、パートナー企業の自動運転技術や車両の開発を支援しています。パートナー企業はこのプログラムを修了した後、本キットと「Web.Auto」を活用することで、習得した内容を実際の環境で検証できるようになります。これにより、車両準備や複雑な環境構築にかかる手間を軽減し、実践的な開発や検証環境をスムーズに導入することができます。
また、このキットは、車両を用いながら「Autoware」の使い方を習得したい、あるいは、「Autoware」を基に開発した自動運転システムを車両を使って検証したい「Autoware」のユーザーにも最適です。
本キットの主な特長は、以下の通りです。
- 電子制御装置(Electronic Control Unit:ECU)とセンサーが車両と同期されているため、キャリブレーション作業が不要。- 自動運転ソフトウェアとして「Autoware」がプリインストールされているため、「Web.Auto」に接続するだけで、シミュレーション上での結果を実世界で検証するなど、迅速な開発運用サイクルの構築が可能。- 本キットで使用するECUやセンサーなどのハードウェアとソフトウェアは、一定の条件の下で個別の構成や機能として再利用可能。- ティアフォーが開発し、ソフトウェアサポートをしている「
Edge.Auto」の製品を搭載しており、実車検証後の量産車両への適用も視野に入れた開発が可能。- センサーの変更や追加などを通じて、拡張性の高い開発が可能。
本キットの提供を始めとして、ティアフォーは「Autoware」のさらなる普及に向けて関連キットを拡充していきます。これにより、パートナー企業と共に自動運転の社会実装を促進していきます。
*Autoware はThe Autoware Foundation の商標です。
ティアフォーについて
TIER IV(ティアフォー)は、「自動運転の民主化」をビジョンとし、世界初のオープンソースの自動運転ソフトウェア「
Autoware」の開発を主導するディープテック企業として、自動運転システムの社会実装を推進しています。「Autoware」を活用したソフトウェアプラットフォームを自社製品として提供し、これらの製品を基盤に市場の需要に対応したサービスを展開しています。「Autoware」が生み出すエコシステムを通じて、世界各地のパートナーと協力して自動運転システムの可能性を拡大し、より良い社会の実現を目指しています。
━━会社概要━━
【社名】株式会社ティアフォー
【所在地】東京都品川区
【URL】
https://tier4.jp
【設立年月】2015年12月
【主な事業内容】
・自動運転プラットフォーム開発事業
・自動運転ウェブサービス開発事業
・自動運転システム開発キット販売事業
・自動運転技術の教育事業
広報に関するお問い合わせ
pr@tier4.jp
本キットに関するお問い合わせ
sales@tier4.jp
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes