Web Aqua × Wix 女子会、337ページの結婚相談所サイトをノーコード刷新 - 運用内製化と検索順位大幅アップの事例を公開
Web Aqua合同会社

ChatGPTが導いたWixでの大規模サイトリニューアル乗り換え成功事例
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2025年4月、ホームページ制作を手がけるWeb Aqua合同会社(大阪市西区)は、女性クリエイターのコミュニティ「Wix 女子会」と共に、東京の結婚相談所「サンマリー東京」の公式サイトをWixでリニューアル公開しました。
28日に公開後、30日には月間検索数1万のキーワードで40位台から10位台に大きく上昇。5月26日現在、1ページ目にランクイン。Google Mapでも1位を獲得しています。
Wixは「無料で誰でも簡単に使える初心者向けホームページ作成ツール」という印象を持たれがちですが、実際には、ビジネスに大きく貢献できる拡張性と機能を備えています。今回のプロジェクトで体現する事ができた、337ページに及ぶ大規模なサイトリニューアルの経緯と成果をご紹介します。
(以下、敬称略)
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大規模サイトリニューアルに、ChatGPTがおすすめしたのは「Wix」と「WordPress」でした
今回リニューアルした
東京の結婚相談所「サンマリー東京」公式サイトは、これまで5年ほど日本製CMSで運用されていました。代表である蜂巣直子氏自らコツコツ書き溜めた記事はなんと430ページに。まるで「我が子」のように大切にコンテンツを育まれていて、見事にコンテンツマーケティングを成功されていました。
ただ、データ容量がいっぱいで編集作業の動作も重く、ページ間の内部リンクがうまくいかないなど運用面で複数の問題がありました。
なんとかならないかと、代表がChatGPTに投げかけたところ、回答されたのが「WordPress」か「Wix」でのサイトリニューアル。そのうち、セキュリティ面や運用内製化のしやすさ、クラウド管理の利点などから、Wixが選択されました。
Wix Marketplaceは、Wixのパートナープログラムに登録しているデザイナーが掲載されている、Wix.com運営のサイトです。蜂巣氏はここで3名のWixパートナーあてにリクエストを送信しました。
一人は「ボリュームが大きくてできません」
もう一人はあっさりと「できますよ」
弊社は、430ページもあるサイトのリニューアルについて、SEO価値をきちんと引き継ぐ重要性と、サイトの引越しで起こりうるトラブル、Wix を使うメリットとデメリットを、これまで15年以上Web制作をしてきた経験からお話ししました。
これまでコンテンツマーケティングで集客してきたサイトです。SEOは最重要項目とされていたこともあり、弊社が今回の案件を受けることになりました。
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2024年5月29日に開催した「Wix 女子会」。紳士的であれば男性も参加可能です
しかし、弊社のリソースだけでは430ページものサイトリニューアルなど到底できません。
そこで、かねてからX(旧Twitter)を通じて交流し、弊社主催のオンライン交流会「Wix 女子会」に参加してくれていたメンバー6人に、制作の協力を依頼しました。
全員、交流会ですっかり顔馴染みの人たちです。
考え方や取り組み姿勢などすでにわかっている間柄なので、安心でした。
中でも、ディレクションに関しては、Webディレクター志望の「みーこ」さんに声をかけました。
ちょうど、Webディレクションの高額な教材を購入しようとしていたのです。
Webディレクションは、教材で学べるものではありません。
それまでのランチ会企画や、勉強会の開催実績から「みーこ」さんならできると直感しました。
Wixの大型案件のディレクションを実践で学べるということで、緊張しつつも喜んで受けてもらえました。
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アクセスのない100ページを除外し、静的ページと動的ページに分けました
Wixの静的ページ作成は100ページが上限です。
それ以上のページは、動的ページを使えば実装が可能です。
まずは、430ページの記事タイトルとURLを書き出し、アクセス数の順番に並べました。
その中で、アクセスがほとんどない記事、過去のお知らせ記事、コロナ対応の記事の移行を見送り、約100ページを削減しました。
デザインが重要な、トップページ・サービス内容に関するページ・事業者に関するページの合計約20ページは静的ページで作成。
定型のインタビュー形式である「ご成婚インタビュー」は、同じレイアウトのページを多数作成できるCMSと動的ページ機能で実装。コラムはブログと合体。約310ページの記事は動的ページを使うことで実装ができました。
【反省点】
ブログに表示される投稿日時は、コラムには邪魔になってしまいました。
予算と納期的に可能なら、コラムも動的ページで作成した方が良いかもしれません。
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Wix エディタでの作業をライブで画面共有し、その場の指示で編集と確認を行います
今回作業に携わったのは、それぞれ家庭を支えながらフリーランスのデザイナーとして活動する女性たちです。平日日中の限られた時間の中で進捗していく必要がありました。
Web制作で難しいのは、デザインをクライアントと共有し、イメージのズレがないように擦り合わせることです。人の頭の中を知ることはできません。同じものを見ても感じ方はそれぞれです。
たとえば、一つのデザインカンプを見ても、感じる印象は人によって違います。
「シンプルでいいね」
「スッキリしてるね」
「なんだか寂しいね」
「パッとしないね」
良いと思って提案したのに、ウケが悪かった。なぜだろう。
また作り直して提案しなおそう。
デザインの提案と確認で行ったり来たり。
よくある制作会社での一場面です。
しかし、Wixなら、Zoomでホームページの編集画面をクライアントに見てもらいながら、デザインを調整することができます。
「そのフォントをもう少し太く」
「位置をちょっと上に」
「色を明るくしてみて」
「あ、これでは見えづらいですね…」
「やっぱりさっきの色で!」
実際に画面で作ったデザインをその場で確認できるので、クライアントも納得いただけます。
制作側としても、その場でクライアントの意図や好みを確認して確定できるので、安心です。
昨年9月から今年4月までほぼ毎週、クライアントとディレクター・デザイナー・私の4名でZoomの打ち合わせを重ねて、作り上げてきました。
東京・神奈川・愛知・大阪と住んでいるところは皆離れていますが、完全リモートで毎週のように作業を進行できたのは、WixがクラウドベースのCMSだったからこそです。
【苦労した点】
今回採用したのは、Wixのクラシックエディタです。同時に複数のデザイナーが作業することはできません。お互い作業時間を調整し合う必要がありました。新型のWix Studioなら同時作業が可能ですが、納品後にクライアントが編集作業をすることが難しいため、Wix Studioの採用は見送りました。
移行元の日本製CMSには、記事をエクスポートする機能はありません。
また、見出しタグや画像の代替テキストも使えていませんでした。
ですので、ブログとコラムをWixへ移行するには、手作業で記事をコピー&ペーストし、見出しタグと画像の代替テキストを漏れなく設定しました。
コピペするだけだから簡単だろう、と一般的には思われがちです。
しかし今回移行する記事は、レイアウトから内部リンクにいたるまで、とても作り込まれてあります。
特に、集客の要になっている記事は、内部リンクは貼り間違いのないように配慮し、レイアウトもなるべく元のデザインを損なわないよう配慮しました。
これまで設定できていなかった見出しタグと画像の代替テキストを設定したおかげか、公開して2日で検索エンジンでの検索順位が大幅アップ、圏外だったキーワードでもランクインするようになりました。
今回のクライアントである蜂巣氏は、婚活男女から絶大な信頼を得ている婚活カウンセラーです。
その人気は、運営している結婚相談所に入会制限が出るほど。
サイトリニューアル作業の進行中でも、ブログ更新の手が止まることはありませんでした。
しかし、新しく増えた記事は移行作業の対象外です。
さて、どうしたでしょう?
なんと、クライアントにも共同管理者として作業中のアカウントに参加していただきました。
制作チームは、既存の記事をWixブログへ移行作業をします。
クライアントも、新しく増えた記事を自らWixブログへ書き写します。
こんな作業スタイルを実現できたのも、Wixならではです。
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リダイレクト(転送)設定は、古いURLへのアクセスを新しいURLへと導く大切な仕組みです
2018年3月、国税庁のサイトがリニューアルされ、検索結果が全く役に立たなくなるという事例がありました。サイトが新しくなりURLが変わった際に、誤った転送設定をしたためです。
GoogleやYahoo!の検索結果に掲載されているのは、旧サイトのURLです。
どのページのURLをクリックしても、トップページにリダイレクト(転送)されます。
サイト内検索を使っても、これまたすべてトップページに転送されます。
サイトリニューアルの際に、旧URLをすべてトップページに転送する設定にしたことで、国税庁のサイトの情報を検索で探せないという状況になったのです。
2023年3月には、IPA(情報処理推進機構)もサイトリニューアルで、同じようなリダイレクトの失敗をしています。
人が引越しをしたら郵便局に転居届を出すように、サイトも引越しをしたらリダイレクト(転送)設定をする必要があります。
そのためにも、下記を強く心がけました。
- なるべくURLは変えないようにする- URLが変わる場合は必ずリダイレクト(転送)設定をする
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Googleのデータはツールのエラーにより順位取得できないため、Yahoo!の数値を指標としています
4月28日に公開後、30日には月間検索数1万のキーワードで40位台から10位台に大きく上昇。
5月26日現在、1ページ目にランクイン。Google Mapでも1位を獲得しています。
今回行ったことは、情報の整理をしつつ、元ある記事の価値を損なうことなくWixに移行することでした。
旧サイトのアクセス解析を見ると、質の良いおすすめ記事なのにほとんど見られていないページもありました。ブログ機能がないため、静的ページを手作業でリンクし一覧ページを作成されていたことから、430ページのうちの多くが、辿りつけない構造だったと考えられます。
重要なのに埋もれていたページは、なるべくトップページから近い位置に配置することを心がけました。
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サイト公開後、最後のお打ち合わせで制作チームからもご挨拶いたしました
サイトの入れ替えをしてからとても反応が良くて、すでに入会面談の申し込みが5件!2件が入会になりました。最近特にブログなどを読んでくれる方がが増えて嬉しいです。
皆さんには感謝してもしきれません…!
(写真左下:サンマリー東京 代表・蜂巣直子氏)
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ディレクション:みーこ(小野友美)
KTJ | Web集客伴走パートナー ホームページ制作 東京都
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デザイン:モヘル
モヘル | Wixでweb制作 愛知県
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記事移行:彩葉
彩葉D&W|デザインx文章術+ブランディングでビジネスのファンを作る|ホームページ・LP・パンフレット・ブランディング 東京都
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記事移行:Yukky
グラフィックデザイナー&Webデザイナー | Y's Design Room 川崎市
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記事移行:アザラニアン
アザラニアン|青梅市のデザイナー
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記事移行:さいたひろみ
misolo_design(ミソロデザイン) | Wixでホームページ制作 | 江戸川区
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親方:日向 凛
Web Aqua | ホームページ制作 大阪
Wix パートナー Levelレジェンド
私ごとですが、今回の案件が始まってすぐに家族のワンオペ
介護が始まりました。
そしてこのプレスリリースを書いている本日、施設への入所が決まりました。
このメンバーがいなければ、本件の制作はどうなっていたかと思います。
本当に彼女たちは頼れるWixデザイナーでした。大変助けていただきました。
今後彼女たちが案件で困ることが発生したら、私が助けたいと思います。
Wixは、単なるホームページ作成ツールにとどまらず、MA(マーケティングオートメーション)やCRM(顧客管理)機能を備えたビジネスツールとして活用されています。また、AI機能の開発も早くから取り入れており、すでにAI検索対策としてLLMO(構造化データなど)が搭載されています。
弊社は信頼できる制作チームと共に、このような世界の最先端技術を活用したWebマーケティングを、より多くの事業者様に取り入れていただき事業の成長に繋げていただける活動を推進します。
小規模なホームページ制作から、大規模なサイトリニューアルまでご相談承ります。
AI・SEO・薬機法・景表法対策も含めた弊社のWeb戦略をどうぞご利用ください。
◆お問い合わせ
メールアドレス:info@web-aqua.jp
電話番号:050-3577-0218(平日 10:00~18:00 )
担当:日向 凛(ヒュウガリン)
◆SNS
https://www.facebook.com/rinaqua
https://x.com/rin_aqua
https://www.instagram.com/rin_aqua/
https://www.linkedin.com/in/rinaqua/
https://www.youtube.com/c/rinhyuga
◆会社概要
名称:Web Aqua合同会社 (ウェブアクアゴウドウガイシャ)
事業内容:ホームページの企画、制作及び保守/オンラインによるセミナーの企画、開催及び運営/AIに関するソフトウェアの開発及び販売
所在地:〒550-0005 大阪府大阪市西区西本町1-4-1 オリックス本町ビル4階
メールアドレス:info@web-aqua.jp
電話番号:050-3577-0218
URL:
https://web-aqua.jp
創立:2009年6月2日
設立:個人事業 2013年5月1日 合同会社 2023年5月12日
営業時間:10:00~18:00 土日祝および夏季休暇・年末年始を除く
経営理念:「お客様が喜んで訪問する」ホームページを提供します
企業理念:Webの恩恵をすべての人に
ミッション:誰もがWebで収益を得られる社会の実現
ビジョン:革新をもたらしつつ、持続可能なビジネスの拡大・発展に貢献します
資本金:100万円
取引銀行:関西みらい銀行・大阪シティ信用金庫・PayPay銀行
プレスリリース提供:PR TIMES




記事提供:PRTimes