海から生まれた新しいスイーツ体験「海菓(うみか)」シリーズが始動。第一弾は、海藻界の“香りの王様”すじ青のりのパウンドケーキ
合同会社シーベジタブル

シーベジタブル初のスイーツシリーズ「海菓」。海の恵みを新しいかたちで届ける実験的な試みで焼き菓子を発売。
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合同会社シーベジタブル(共同代表:蜂谷 潤、友廣 裕一/本社:高知県安芸市)は、海藻の新しい食文化を提案するスイーツシリーズ「海菓(うみか)」を立ち上げました。その第一弾として、すじ青のりを主役にしたパウンドケーキを、2025年5月より公式オンラインストアにて販売しています。
シリーズ第一弾として発売するパウンドケーキは、シーベジタブルのテストキッチン「SEA VEGETABLE Test Kitchen」が開発しました。すじ青のり特有の深い香りとふくよかな旨みを、バターが香る生地に閉じ込めた一品です。
「海菓」シリーズは、海藻とお菓子という一見意外な組み合わせに挑戦しながら、<海藻が菓子になる>という新しい価値を提案するプロジェクトです。今後は「もなか」や「チョコレート」など、異なるジャンルのスイーツに海藻を掛け合わせ、パートナーと共に海藻の新しいおいしさの可能性を広げていく予定です。パッケージデザインには、シリーズの象徴として“海”をテーマにしたグラフィックを採用。贈り物や特別なひとときにふさわしい、美しく上質な仕上がりとなっています。
海藻界の“香りの王様”すじ青のりが主役の、香り高き焼き菓子
「海のパウンドケーキ -すじ青のり-」は、重厚感のあるしっとりとした生地に、海藻界の“香りの王様”とも称される「すじ青のり」の豊かな風味を閉じ込めた焼き菓子です。さらに、あつばアオサの香りと旨みを油脂に移した「アオサオイル」を加えることで、より奥行きのある味わいに仕上げました。口に含んだ瞬間、ふわっと広がる芳香が、これまでの海藻のイメージを一新。シンプルながらも印象に残る、新しいスイーツ体験をお楽しみいただけます。
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商品概要
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海のパウンドケーキ -すじ青のり-シーベジタブル公式オンラインストア
SEA VEGETABLE Test Kitchenについて
SEA VEGETABLE Test Kitchenは、海藻の風味や栄養、文化的背景に着目し、食材としての可能性を広げるためのシーベジタブルの研究開発拠点です。新たなレシピや商品の創出を目的に、これまでにない加工方法の探究や、発酵との組み合わせによる商品開発、不定期で開催する新しい食体験イベントなど、さまざまな実験的取り組みを行っています。
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「すじ青のり」の生産背景
世界初となる地下海水をつかった青のり陸上栽培
近年、海水温の上昇により、海藻を食べるアイゴなどの魚やウニの活性が高い時期が長期化しています。その結果、全国各地で食害(*1)が大きく発生し藻場が激減しています。そこでシーベジタブルは、絶滅の危機に瀕したり食文化が途絶えつつあるような海藻を採取して研究し、環境負荷の少ない陸上栽培と海面栽培によって蘇らせ、海藻の新しい食べ方の提案を行っています。
今回、「海のパウンドケーキ -すじ青のり-」の原料として使われる「すじ青のり」は、かつての天然物の主産地であった高知県四万十川で、河口部の水温上昇に伴って収穫量が激減したとされ、2020年には出荷量が0kgなりました。
シーベジタブルは、世界初となる、地下海水(*2)を使用したすじ青のりの陸上栽培による量産を2016年に実現しました。陸上栽培は、異物混入が少なく清浄で温度も安定した地下海水を利用し全国に拠点を構えています。障がいのある方や高齢の方々が中心に活躍し、通年で安定した栽培を行っています。
*1:食害:生き物が農作物などを食い荒らすこと。また、その被害。
*2:一部の養殖場では表層水を使用
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陸上栽培の様子
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陸上栽培の様子
シーベジタブルのすじ青のりの特徴
すじ青のりは、海藻界で“香りの王様”と呼ばれています。食材や料理における「香り」は、食事の味わいや楽しみを大きく左右する大切な要素です。「すじ青のり」「アオサ」「ヒトエグサ」には香気成分が含まれており、この含有量が多いほど、豊かな香り高さを味わうことができます。シーベジタブルのすじ青のりは、「アオサ」「ヒトエグサ」に比べて青のりらしさを感じさせる「香り」が最大3.82倍(*1)高いという結果が出ています。
*1:「成分分析ブランディング」調べ
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研究者から料理人まで各分野のスペシャリストが集まり、全国各地で海藻の基礎研究・種苗生産・陸上/海面栽培、さらには料理開発まで一貫した事業を行う。海藻が激減する海の生態系を豊かに育みながら、社内外の料理人たちと新たな海藻の食文化をつくることにも取り組んでいる。
[動画:
https://www.youtube.com/watch?v=JR83O9NEeIc ]
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes