2025年05月28日
ロンドン
(ビジネスワイヤ) -- ミッション・クリティカルかつ高度に規制された環境向けのリアルタイム監視および可観測性において世界をリードするITRSは、OpenTelemetry(OTel)を活用した分散トレーシングの提供開始を発表しました。この業界標準のオープンソース手法は、ITRS Analyticsプラットフォーム内の強力な新機能を支えるものであり、独自のエージェントや制限のあるインスツルメンテーションに縛られることなく、企業のITチームに対してマイクロサービス、API、コンテナ、データベース、レガシーシステムにわたる深いエンド・ツー・エンドの可視性を提供します。
現代の企業ITシステム、特に金融サービス、決済、トレーディング・インフラにおいては、高速かつ分散型のアプリケーションに依存しています。トランザクションがオンプレミス、クラウド、コンテナ化環境にまたがる数十の分散型サービスを横断する場合、従来型のモニタリングでは十分な洞察を得ることができません。分散トレーシングを活用することで、ITRSの顧客は自社のテクノロジー・スタック全体にわたるリクエストのライフサイクルを可視化および分析することが可能となります。また、OTelによって、ITRSの顧客はベンダーに依存することなく、複雑なハイブリッドアーキテクチャ全体にわたるテレメトリーの統合を実現することができます。これにより、根本原因分析(RCA)の迅速化、エスカレーションの削減、そしてより高いレジリエンスを備えたデジタル・サービスの実現へとつながります。ITRSはOTelとの統合に注力しており、今回の提供機能は、OTelエコシステムにおける重要な要素の1つである当社独自のテレメトリー・パイプライン機能を補完するものとなっています。
製品詳細
Geneos分散トレーシングは、OTelへの即時対応が可能で、既存のモニタリング・エージェントとシームレスに統合します。主な機能は以下のとおりです。
マイクロサービス、データベース、API、レガシーホストにまたがるリクエスト経路のエンド・ツー・エンドの可視化 ログ、メトリクス、アラートに対するトレースデータのリアルタイムな相関分析 レイテンシー・ホットスポット、サービスレベルの障害、トランザクションの消失を可視化するスマート・フィルタリング ピーク時の負荷や規制監査時におけるインシデントの状況を把握するための自動依存関係マッピング 分散トレーシングの概要紹介トレースによるインサイトを、Geneosの高度なアラート機能およびAIによる分析と連携させることで、ユーザーは問題が深刻化する前に事前に検知し、手動による調査の負担を軽減することが可能です。
戦略的背景
本リリースは、ITRSのハイブリッド可観測性ロードマップにおける重要なマイルストーンであり、同社のAIOps(人工知能運用)基盤をさらに強化するものとなっております。組織がインフラを近代化し、分散型アーキテクチャを導入する中で、分散トレーシングは、プレッシャーのかかる状況下でも統制の維持、コンプライアンスの確保、シームレスなデジタル体験の提供を可能にします。
「分散型アーキテクチャはイノベーションを促進しますが、同時に、特に高い規制を受ける企業にとって複雑性やリスクももたらします」と、ITRSの最高経営責任者(CEO)であるライアン・テルプストラは述べました。「OTelを活用した分散トレーシングにより、当社の顧客は、問題の迅速な診断、稼働時間の向上、そして環境がいかに複雑になっても重要なサービスを安定的に運用し続けるためのエンド・ツー・エンドの可視性を手に入れることができます。」
ITRSは、ミッション・クリティカルかつ高度に規制された環境におけるリアルタイム監視および可観測性分野で世界をリードする企業です。ティア1の資本市場企業の90%および世界数千社の企業から信頼を受ける当社は、複雑でハイブリッドなITエコシステムをレジリエントに、コンプライアンスを遵守し、常時稼働可能な状態に保つための、深く実用的なインサイトを提供しています。当社のソリューションは、オンプレミス、クラウド、コンテナ化環境にわたって展開されており、ITチームが障害の予防、根本原因分析の迅速化、そして最も重要な領域でのパフォーマンス最適化を実現できるよう支援します。
低レイテンシーのトレーディング・プラットフォームを支え、デジタル・バンキングの安全性を確保し、重要なウェブサービスの稼働時間を維持する場合でも、ITRSは世界で最も要求の高い組織が一歩先を行くための支えとなっています。
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