感覚過敏や、音・光などの刺激が苦手な人の外出をサポートするセンサリーマップ「Calmspot」公開
株式会社クリスタルロード

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感覚過敏研究所を運営する株式会社クリスタルロード(本社:東京都中央区、代表:加藤路瑛)は、感覚過敏の人々の外出や移動を支援する地図サービス「Calmspot(カームスポット)」を、2025年5月31日に正式リリースいたしました。
Calmspot(カームスポット)は、音や光、ニオイ、人混みなどの刺激がある場所や、静かで落ち着ける場所、カームダウンスペースの情報を、地図上で可視化するセンサリーマップサービスです。
感覚過敏のある方はもちろん、騒がしい場所を避けたい方、静かな環境で集中したい方、安心して休憩できる場所を探している方など、あらゆる人の「感覚の困りごと」や「快適さ」の目安として活用できるツールです。
Calmspotのサイトへ行く
Calmspotの特徴
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- 街や施設内の五感情報を可視化:音、光、ニオイ、人混みなどの刺激の多い場所や、逆に静かで落ち着ける場所をユーザーが投稿- カームダウンスペースの共有落ち着けるスペースや休憩できる場所、カームダウンスペースなどの情報も共有- フィルター機能付きマップ知りたい情報だけを絞って閲覧可能(例:ニオイの情報だけを調べたい、静かな場所だけを探したい等)- 写真・テキストで直感的にわかる口コミ投稿は、ユーザーが感じたことや、その場所に滞在するための工夫や注意点なども記載できる。
Calmspotの目的・期待されること
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- 事前に外出先の情報を把握でき、対策や回避策を立てられるようになります。- 体調不良になった場合の避難場所や休憩所を把握することで、安心して外出できる環境が整います。
Calmspotが必要とされる背景
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私たち感覚過敏研究所が行ったアンケートでは、81.9%の方が『感覚過敏を理由に外出をあきらめたことがある』と答えました。
外出に関する不安は、主に以下の3つに分けられます。
1. 体調への不安、体調不良、疲れやすさ、パニックを起こすことへの心配。
2. 安心して休憩できる場所が見つかるかどうかの不安。
3. 同行者に迷惑をかけてしまうのではないかという不安。
光、音、ニオイなどの刺激に敏感な感覚過敏の方々は、学校や仕事、買い物といった日常生活に加え、娯楽やレジャーをあきめるケースも少なくありません。
・「映画館で映画を見るのをあきらめている」
・「好きなアーティストのライブに行きたいけど、会場の環境が厳しい」
・「応援しているスポーツチームの試合を観戦したいが、スタジアムでの応援は難しい」
このように、人生の楽しみをあきらめざるを得ない方が少なくありません。
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センサリーマップの目的は、センサリーアクセシビリティの向上です。音や光などの環境刺激の影響で、これまで外出を控えたり、諦めざるを得なかった人々やその家族が、センサリーマップを活用して外出先の情報を事前に確認し、安心して外出できる環境を提供したいと考えています。
これは、学校や仕事、買い物といった日常的な外出に限らず、映画館やライブ、スポーツ観戦、友人との街歩きなど、娯楽やレジャーも安心して楽しめるようになることを目指しています。
今後の予定・展望
Calmspotは、リリース後も多くの方にご利用いただけるよう、引き続き機能の拡充や利便性の向上に取り組んでまいります。今後は、Calmspotを活用した実証実験や全国各地でのセンサリーツアーの実施も予定しており、感覚的な視点からの環境評価を広げていきたいと考えています。
また、駅や商業施設、イベント会場などとの連携を強化し、カームダウンスペースや感覚配慮のある空間の情報を公式に掲載できる仕組みづくりにも力を入れていきます。そうした連携の中で、施設の担当者と建物内の環境について対話を行う場をつくり、感覚過敏を考慮したまちづくりにつなげていくことを目指しています。
さらに将来的には、多言語対応にも取り組み、感覚の視点にやさしい社会づくりを、国内外へと広げていきたいと考えています。
サービス概要
【サービス名】Calmspot(カームスポット)
【サービスURL】
https://calm-spot.com/map
【利用料金】無料
【対象】感覚過敏など環境刺激によって外出に困難さがある方が主な対象ですが、どなたでも利用できます。
企画・開発担当コメント
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感覚過敏研究所 所長
加藤路瑛(かとうじえい)センサリーマップ「Calmspot(カームスポット)」は、目に見えず困りごとが可視化されずに置き去りにされてきた、感覚過敏の人の外出や移動を支援するウェブアプリケーションです。
バリアフリーという言葉は社会に浸透しつつありますが、さまざまな病気や障害の方のアクセシビリティが少しずつ向上している一方で、センサリーアクセシビリティという考え方は、まだ日本ではほとんど知られていません。私たちの取り組みが第一歩になると思っています。これまで外出をあきらめていた方々が、外に出て買い物をしたり、レジャーを楽しんだり、人と会うことができるような社会を目指しています。
Calmspotは、誰かの「行けた!」という情報が、他の誰かの「行きたい!」「行けるかも!」という気持ちを促し、新たな「行けた!」を生み出していきます。このような連鎖を広げていきたいと考えています。センサリーマップは、感覚過敏当事者だけのものではなく、誰もが利用できるツールです。
あなたの「行けた!」が、次の誰かの背中を押す力になるかもしれません。
みなさまの投稿が、誰かの「できない」を「できる」に変える力となります。
Calmspot(カームスポット)を、ご利用いただき、五感にやさしい社会を目指す仲間になっていただけたら嬉しいです。
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感覚過敏研究所は感覚過敏の課題解決のために2020年1月に発足。感覚過敏の啓発活動、商品・サービスの企画・開発・販売、感覚過敏の研究を行っている。
https://kabin.life/
また、感覚過敏課題解決アパレルブランド「KANKAKU FACTORY」を展開している。
https://kankakufactory.com/プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes