NPO法人東京都自閉症協会が総会記念講演会「インクルーシブ教育がめざすもの~特別支援教育と不登校支援のアプローチから」を開催!~自閉スペクトラム症の子どもたちにとって、快適な学びの場を守るために~
NPO法人東京都自閉症協会

●日時:2025年6月15日(日)13:00~15:30/●会場:福祉財団ビル7階 大会議室(豊島区南大塚)/●参加申込:専用サイトより6月10日(火)まで
NPO法人東京都自閉症協会は総会記念講演会として 「インクルーシブ教育がめざすもの~特別支援教育と不登校支援のアプローチから」を開催します。
国連の勧告から議論の高まるインクルーシブ教育。インクルーシブを進めるためには、「分離はすべてダメ!」「支援学校や支援学級も、なくすべき」という強い意見も目立ちます。
東京都自閉症協会も、インクルーシブ教育システムを構築し、共生社会をめざすことに何ら異論はありません。
けれども、本当に支援学校や支援学級はNGなのでしょうか?
自閉スペクトラム症の子の中には感覚や認知の特性により、通常の学級にいること自体が難しく、落ち着いた穏やかな環境や、小規模な集団を好むタイプもいます。
実際に、現状の通常学級の環境が過酷なため、不登校になってしまう自閉スペクトラム症の子は少なくありません。不登校の子どもが30万人を超え、特別支援教室、特別支援学級など、別の場で学ぶことを選択する障害のある子が増え続けている日本の状況を鑑みると、インクルーシブ教育がめざす「可能な限り同じ場で共に学ぶ」理想が、現状では難しいことも明らかです。
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宮崎 英憲先生 土方 恒徳先生
自閉スペクトラム症をはじめとする発達障害の子どもにとっても理想的なインクルーシブ教育を実現するには、何が大切なのか。特別支援教育を推進してきた第一人者である宮崎英憲先生(東洋大学名誉教授・特別支援教育推進連盟参与)に基調講演をお願いいたしました。
また、調布市の特別支援学級で長らく指導教諭を務める土方恒徳先生から、教育現場のリアルなお話をお聞きします。
後半はパネルディスカッションも実施。特別支援教育の実際から、誰もが自分らしく学べるインクルーシブ教育の未来について、ひも解いていきます。
インクルーシブ教育への期待が高まる中、自閉スペクトラム症のアプローチからインクルーシブ教育を考察する機会は、十分とは言えません。この機会に、ぜひ、みんなで学び、考えましょう。
会場参加とオンラインどちらかをお選びいただけるハイブリッド開催ですので、ぜひお気軽にお申込みください!
■日 時:2025年6月15日(日)13:00~15:30
(13:00~14:00 基調講演、14:10~パネリスト講演とパネルディスカッション)
基調講演:宮崎 英憲氏
(東洋大学名誉教授・特別支援教育推進連盟参与)
パネリスト:土方 恒徳氏
(調布市立神代中学校指導教諭・特別支援教育コーディネーター・特別支援学級担任)
■参加費:東京都自閉症協会会員 無料
他府県自閉症協会会員 550円 / その他 1,100円 (システム利用料込)
■会 場:福祉財団ビル7階 大会議室
〒170-0005 東京都豊島区南大塚3丁目43−11
(JR山手線:大塚駅より徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線:新大塚駅より7分)
■定 員:会場 50名 / オンライン 100名
■締 切:6月10日(火)まで
■申込み:
https://peatix.com/event/4404530
または
メール autism@bz04.plala.or.jp
※オンライン参加の場合、チケット購入後にzoomのURLをお知らせいたします。
※チケット購入後のご返金はできません。
※会場、オンラインともに、録音、録画、写真撮影は固くお断りいたします。
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes