脅威インテリジェンス分析基盤『OpenCTI』、日本市場に本格上陸~コンステラセキュリティジャパンがフランスFiligran社とマスターディストリビューター契約を締結~
株式会社コンステラセキュリティジャパン

コンステラセキュリティジャパンは、OpenCTI開発元・フランスFiligran社と国内マスターディストリビューター契約を締結し、日本におけるサイバーセキュリティおよび認知戦対策の高度化を支援します。
株式会社コンステラセキュリティジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮村信男、以下「CSJ」)は、フランス・パリに本社を構えるFiligran SAS(CEO:サミュエル・ハシーヌ、CTO:ジュリアン・リシャール、以下「Filigran社」)と、日本国内におけるマスターディストリビューター契約を締結しました。
Filigran社は、世界的に著名なオープンソース脅威インテリジェンスプラットフォーム「OpenCTI」および「OpenBAS」から構成される独自のeXtended Threat Management(XTM)スイートを開発し、両プラットフォームの高度なエンタープライズ版も提供しています。
今回の提携により、CSJは自社の脅威インテリジェンスおよび認知戦分析の専門性をFiligran社の技術と統合し、日本国内の顧客・パートナーに対し、ワンストップでソリューションを提供してまいります。
▼OpenCTI/コンステラセキュティジャパンWebサイト
https://constella-sec.jp/security-service/opencti/
▼Filigran社 Webサイト
https://filigran.io/
▼Filigran社 CEOサミュエル・ハシーヌ氏とCSJ代表宮村による対談(動画、書き起こし記事)
https://constella-sec.jp/movie/interview-filigran-ceo_20241120/
近年、サイバー攻撃は従来のマルウェアや不正アクセスといった手法にとどまらず、偽情報や心理操作といった「認知領域」を標的とする攻撃が急増しています。このような状況の中、「アクティブ・サイバー・ディフェンス(ACD)」の考え方が重要性を増しており、脅威インテリジェンスと認知戦分析を統合できるプラットフォームへのニーズが高まっています。
◆ OpenCTIおよびOpenBASエンタープライズ版の日本国内展開
CSJは日本におけるマスターディストリビューターとして、Filigran社が提供するOpenCTIおよびOpenBASエンタープライズ版の導入支援を行い、ライセンス提供から実装、運用・保守に至るまでの一貫したサービスを提供します。
企業や組織はOpenBASを活用することで、脅威インテリジェンスをもとに防御策の有効性を検証したり、既存の防御とのギャップを特定し、組織が直面する真の脅威への露出状況を把握できます。
◆ 高度な脅威インテリジェンス × 認知戦分析
CSJは、多くの政府機関や大手企業とのプロジェクトを通じて培ってきた以下の技術をOpenCTIに統合します:
- APTグループのプロファイリング- マルウェア分析- C2サーバ追跡- 独自の情報作戦分析フレームワーク
ダッシュボードでの可視化、インテリジェンスレポート、自動アラート機能を通じて、リアルタイムでの状況把握と迅速な意思決定を支援します。
◆ ACD時代におけるインテリジェンス共有
アクティブ・サイバー・ディフェンスの時代において、政府機関、自治体、大手企業など多様な組織間でのインテリジェンス共有が不可欠です。CSJは、OpenCTIを共通基盤とすることで、こうした組織間の円滑な情報共有を促進し、日本のサイバーセキュリティ基盤の高度化と統合に貢献します。
◆ OpenCTIコミュニティの支援
CSJは、以下のような取り組みを通じて、OpenCTIオープンソースコミュニティの活性化にも尽力します:
- 国内イベント・ワークショップの開催- ドキュメントの翻訳・提供- ユーザーグループの運営
これにより、国内外の開発者・ユーザーのエコシステム活性化を促進します。
CSJとFiligran社は、以下の取り組みを共同で推進していきます:
- 企業および政府機関に対する脅威インテリジェンスプログラムの設計・構築・運用支援- OpenCTIを活用したトレーニングプログラムの拡充- OpenCTIとCSJ独自の認知戦分析ツールとの連携検討- 日本国内のチャネルパートナーと連携し、顧客へのOpenCTIソリューション提案を支援- OpenCTIコミュニティへの継続的な支援と貢献
これらを通じて、両社はユーザーおよび開発者エコシステムの強化を図るとともに、日本のサイバーセキュリティおよび認知戦への対策能力向上に貢献してまいります。
今回のリリースに先がけ、5月14日に在日フランス大使館にて、脅威インテリジェンスおよび認知戦をテーマとしたセミナーを開催しました。
https://constella-sec.jp/blog/cyber-security/filigran-event_french-embassy_250514/
[画像1:
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Filigran社は2022年10月に設立され、エンド・ツー・エンドのサイバー脅威管理の革新を目指すサイバーテック企業として注目を集めています。オープンソースによるプロアクティブなソリューションを開発し、サイバーセキュリティチームが次なる攻撃を予測し、自らの脅威環境や関連リスクを的確に把握・管理できるよう支援しています。
Filigran社の脅威インテリジェンスプラットフォーム「OpenCTI」および「OpenBAS」は、統合されたXTMスイートとして提供され、6,000以上の世界中の公共・民間組織に利用されています。
Filigran社のソリューションは、Airbus、Marriott、Thales、Hermes、Rivian、Bouygues Telecomといった国際企業に加え、欧州委員会、FBI、ニューヨーク市サイバーコマンド、複数の米国・オーストラリア連邦機関、オランダ国家警察、欧州各国の省庁など、6,000以上の公共および民間組織に導入されています。
https://filigran.io/
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38356/29/38356-29-e563cd63ff11b6c20da307e1dabd69a2-3900x1355.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
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https://constella-sec.jp/プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes