転職サービス「doda」、「転職人気企業ランキング2025」を発表トヨタ自動車、グーグル、ソニーが6年連続TOP3
パーソルキャリア株式会社

~AI事業への投資に積極的な企業が上位にランクイン。今年も賃上げを実施した企業に注目が集まる~
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「
doda(デューダ)」(編集長:桜井 貴史)は、22~59歳のビジネスパーソン5,074人を対象に「転職したい会社」を調査し、結果を「doda転職人気企業ランキング2025」としてまとめましたので、お知らせいたします。
「転職人気企業ランキング2025」結果詳細:
https://doda.jp/guide/popular/
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https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/22215/848/22215-848-d0a6497425efcdcd6a8a1781181dfcd2-1776x800.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
TOP3にトヨタ自動車、グーグル、ソニーが6年連続ランクイン
2025年の転職人気企業ランキング<総合>は、2020年から6年連続で、1位「トヨタ自動車」、2位「グーグル」、3位「ソニー」という結果になりました。
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1位「トヨタ自動車」は、総合ランキングを含めた全31の調査区分のうち、17区分で1位となりました。投票ポイントも前回の5,038ポイントから5,899ポイントに伸ばし、2位の「グーグル」とのポイント差を前回の約1,000から約2,200へと広げました。選んだ理由(複数選択)を見ると、「企業の知名度が高い」「安定して長くはたらけそう」「経営者が優れていそう」などの点が評価されています。
2位「グーグル」は、<男女別 女性>や<年代別 20代>など5つの調査区分で1位になりました。選んだ理由(複数選択)を見ると、「グローバルに活躍できそう」「職場環境・設備が良さそう」「新しいことに挑戦できそう」「柔軟なはたらき方ができそう(テレワークや地域限定社員など)」などの点が評価されています。
3位「ソニー」は、多くの調査区分でまんべんなく評価を集め、6年連続で順位をキープしました。選んだ理由(複数選択)には「企業イメージがいい」「専門性やスキルを高められそう」などのコメントが寄せられました。
トップ30で最も多かった業種は「IT・通信」。AI事業への投資に積極的な企業が上位に
トップ30に入った企業の業種で最も多かったのは、「Apple Japan」(9位)や「ソフトバンク」(12位)を始めとする「IT・通信」の6社で、次に「メーカー(機械・電気)」の5社、そして、「味の素」(14位)や「サントリーホールディングス」(16位)などの「メーカー(素材・化学・食品・化粧品・その他)」が4社、「インターネット・広告・メディア」も同じく4社で続きました。
また、今回の調査では、AI事業へ積極的な投資をしている企業が上位に多くランクインしました。1位「トヨタ自動車」は2024年10月、「NTT」と共同して、自動車事故を減らすためのAIなどの共同開発を発表しました。2位「グーグル」は最先端のAI研究を推進し、2024年12月には「Gemini 2.0」をリリース※1。これを組み込んだ新たなOSや量子チップも発表しました。3位「ソニー」はエンターテインメント、医療、ロボティクスなど多岐にわたる分野でAI技術を活用※2し、特に、AI技術を用いたカメラや音楽制作、ゲームなどでの応用が進んでいます。2025年1月に法人向け生成AIサービス 「Rakuten AI for Business」を発表※3した「楽天グループ」も、4位にランクインしました。
※1:Google AI for Developers 「
リリースノート」
※2:ソニーグループ「
ソニーグループのResponsible AIへの取り組み」
※3:楽天モバイルニュースリリース「
楽天モバイル、法人のお客様向け生成AIサービス「Rakuten AI for Business」を提供開始」
「味の素」や「日立製作所」など、賃上げを実施した企業に今年も注目が集まる
50位以内の企業のうち、前回調査から10以上の伸びを見せたのは、「味の素」(前回25位→14位)、「日立製作所」(前回62位→33位)、「NTTデータ」(前回56位→36位)、「東京海上日動火災保険」(前回75位→40位)、「バンダイナムコホールディングス」(前回96位→41位)、「デンソー」(前回54位→42位)、「バンダイ」(前回68位→44位)、「JTB」(前回59位→47位)、「日本たばこ産業(JT)」(前回74位→50位)の9社でした。
前回2024年の調査では、大きな賃上げのニュースがあった企業に注目が集まりましたが、今回の調査でも、その傾向が続いていることがうかがえます。例えば、「味の素」は3年連続となる6%の賃上げ(定期昇給を含む)※4、「日立製作所」は月額17,000円のベースアップ※5、「NTTデータ」をグループ会社に持つ「NTT」は12年連続の賃上げで、労組の要求に初めての満額回答となる月額12,000円のベースアップ※6に加え、2026年4月に入社する大卒社員の初任給を30万円以上にすることも発表※7しました。これらのニュースが、「はたらきたい」と思う人が増えた理由の一つになっているのかもしれません。
ほかにも、新入社員の初任給を30万円台に、61歳以上の定年再雇用社員の年収を約6割アップさせた「バンダイナムコホールディングス」は、2023年(185位)から2024年(96位)にかけても大きく順位を上げており、今回の調査でも2年連続の大幅アップでトップ50入りしました。
※4:味の素株式会社 ニュースルーム「
味の素(株)、3年連続で6%相当の賃上げを実施」
※5:日立グループ ニュースリリース「
2025年春季交渉回答について」
※6:日本経済新聞社「
NTT、過去最高のベア1万2000円 初の満額回答」
※7:NTTグループ ニュースリリース「
新卒の採用給の引き上げについて」
人気キャラクターのスマホゲームがヒットしたディー・エヌ・エー(DeNA)が圏外からトップ100入り
前回300位圏外からトップ100入りしたディー・エヌ・エー(DeNA)は、2024年10月にリリースした人気キャラクターのスマートフォン向けゲームがヒットしているほか、2025年2月にはタッチ決済もできる決済サービスの提供を開始しています。投票理由では「風通しの良さそうな企業風土を感じる」「ゲーム、IT、球団経営など幅広い分野で事業を行っており、活躍のステージが多そう」「創業者や経営者のファンだから」などのコメントが寄せられました。
また、「しまむら」(101位)、「ウォルト・ディズニー・ジャパン」(112位)、「OpenAI(オープンAI)」(113位)、「不二家」(140位)、「セブン-イレブン・ジャパン」(152位)などが前年圏外から300位以内にランクインしました。
今回の調査では、「ディー・エヌ・エー(DeNA)」だけでなく「任天堂」(前回8位→6位)や「バンダイナムコホールディングス」(前回96位→41位)といったエンタメ企業の人気が目立ちました。これらの企業はどれも新機種の発表や新作ゲームのヒットが話題になっていますが、エンタメ業界では「キャラクターやゲームが好きだから」といったコメントも多く挙がるなどコンテンツへの人気が強く、IP(知的財産)ビジネスの機運の高まりも見られます。
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/22215/848/22215-848-78c564443c5ac2860e3813340eb84f4a-622x694.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
*30位以降は<
https://doda.jp/guide/popular/ >を参照
doda編集長 桜井 貴史 解説AI投資に積極的な企業が人気。賃上げ・はたらき方の多様化に取り組む姿勢も評価の一因に。
2024年から2025年にかけても生成AIに関するさまざまなニュースが発表され、多くの方にとってAIがより身近に感じられる年になったこともあり、今回のランキングでもAIに関する取り組みに注力している企業が多くランクインしました。投票理由を見ても、「ソフトバンク」(12位)、「東日本電信電話(NTT東日本)」(17位)、「西日本電信電話(NTT西日本)」(19位)、「日本マイクロソフト」(20位)など、上位企業の多くにAIに関するコメントが寄せられました。
また、はたらきたい企業を選んだ理由を24の項目から選択式で回答してもらったデータを見ると、トップ10の企業は「給与・待遇が良さそう」という点で人気を集めており、インフレが続く中、賃上げへの期待が高いことが分かります。その中でも「任天堂」(6位)と「パナソニック」(7位)は「サービス・商品が好き」という点でより評価されており、顧客満足度やブランドに対する信頼性の高さが示唆されます。
さらに、トップ10のすべての企業で「やりがいのある仕事ができそう」の項目の回答割合が25%を超える結果になりました。テレワークやフレックスタイムなど柔軟なはたらき方への対応が進む企業も多くランクインしており、はたらき方の多様化やワーク・ライフ・バランスといったテーマへの取り組みも評価の一因と考えられるでしょう。
解説者プロフィール doda編集長 桜井 貴史(さくらい・たかふみ)新卒で大手人材会社に入社し、一貫して国内外の学生のキャリア教育や就職・転職、幅広い企業の採用支援事業に携わる。2016年11月、パーソルキャリア株式会社に中途入社。同年、株式会社ベネッセホールディングスとの合弁会社、株式会社ベネッセi-キャリアに出向、新卒オファーサービス「dodaキャンパス」の立ち上げを牽引し、初代dodaキャンパス編集長に。その後、同社 商品サービス本部 本部長として、キャリア講座やアセスメントをはじめとした、大学生向けサービスの責任者を務める。2023年4月、doda副編集長 兼 クライアントP&M本部 プロダクト統括部 エグゼクティブマネジャーに就任し、法人向け採用支援プロダクト全体を管掌。2024年4月、doda編集長に就任。サービスを通じてこれまで60万人以上の若者のキャリア支援に携わり、Z世代の就職・転職動向やキャリア形成、企業の採用・育成手法に精通している。
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調査概要
【対象者】22歳~59歳の男女
【雇用形態】正社員
【調査手法】ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査
【調査期間】2025年2月12日~2月18日
【調査方法】投票者が転職を希望する企業を自由形式で1位から3位まで記入。持ち点10ポイントの中から、それぞれの企業への志望度合いに応じて自由にポイントを振り分ける。
*ランキングは、振り分けられたポイントの合算値(小数点以下第二位まで)が多い順に作成。
*ウエイトバック:正社員の地域・年代・性別に合わせて実施。
【回答人数】5,074人
データ利用について
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