サトー、主力プリンター「CL4NX Plus」の梱包を刷新しCO2削減を推進
株式会社サトー

1台あたり約39%のCO2削減を実現、持続可能な生産体制を強化
株式会社サトー(本社:東京都港区、以下「サトーグループ」)は、グローバルに販売している産業用ラベルプリンター「スキャントロニクス(R)CL4NX-J Plus (国内販売機種)」および「CL4NX Plus (海外販売機種)」の梱包を見直し、出荷用緩衝材を従来の発泡プラスチックから段ボール素材へと切り替えました。新仕様での出荷を2025年5月より開始しています。
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プリンター梱包に使用する緩衝材のbefore → after
重工業は、世界のCO2排出の主要因の一つとされており、各業界がネットゼロを目標に掲げている現在でも、CO2排出量は全体として増加傾向にあります。国際的な予測によれば、製造業全体では2024年から2050年にかけてCO2排出量が約17%増加するとも言われています※1。
このような中、サトーグループは商品の製造・出荷における環境負荷の低減に取り組んでおり、本件はその一環として対応しました。
※1:Emissions of Greenhouse Gases in the Manufacturing Sector (CBO, Feb 2024)参照。
新仕様では、段ボール製のフレームに、強度と耐衝撃性に優れたハニカムボード(蜂の巣構造の板材)を組み合わせることで、プリンター本体を安定して固定できる設計としました。
サトーでは、この新たな緩衝材に対し、落下試験、振動試験、圧縮試験といった厳格な品質保証テストを実施。環境配慮型素材への切り替え後も、従来と同等の製品保護性能を確保しています。
今回の刷新により、1台あたりのCO2排出量を約39%※2削減できる見込みです。さらに、2023年度の販売実績に基づく試算によると、年間で約8,596kgのプラスチック使用量削減につながる見込みです。
※2:当社調べ。緩衝材に段ボール素材を採用した場合と、発泡プラスチックとの比較による削減率。
本仕様変更の対象となるのは以下の2モデルです。
・スキャントロニクス(R)CL4NX-J Plus(国内販売機種)
・CL4NX Plus(海外販売機種)
サトーグループでは、2024年より上記モデルの筐体部分に再生プラスチックを採用しており、製品の耐久性を維持しながらCO2排出量の削減に貢献しています。
https://www.sato.co.jp/about/news/2024/release/09-09-1.html
株式会社サトー 概要
あらゆるものを情報化して、社会のうごきを最適化する。サトーグループは、90を超える国・地域でビジネスを展開する創業1940年のグローバル企業グループです。バーコードやRFIDなどに代表される、自動で情報を認識・入出力するための技術(自動認識技術)を用いて、リアルな世界のあらゆるものを情報化し、その情報を活用することで、現場ごとに最適な課題解決の仕組みを提供しています(2025年3月末時点、連結売上高1,548億円)。
所在地 :東京都港区芝浦3 丁目1 番1 号 msb Tamachi 田町ステーションタワーN
代表者:代表取締役 社長執行役員 グループCEO 小沼 宏行
資本金 :84億円(2025年3月31日現在)
企業HP:
https://www.sato.co.jp/
事業内容:自動認識ソリューション商品(ラベルプリンター、RFIDプリンター、ラベル自動印字貼付機、ソフトウェア、シール・ラベル、RFIDタグ、ハンドラベラー等)の企画、開発、設計、製造、販売、保守。バーコードリーダー、RFIDリーダー、自動貼りロボットなど他社周辺機器を組み合わせた総合的なソリューションの企画提案。
プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes