13軸制御 極細線用 2ポイント コイリングマシン「WH-2A」を販売開始
株式会社アマダ

極細線コイルの高速・高精度加工・段取り時間の削減を実現
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株式会社アマダプレスシステム(神奈川県伊勢原市、代表取締役社長:堀江 喜美雄)は、極小コイリングの高速・高精度加工を実現する13軸制御 極細線用 2ポイント コイリングマシン「WH-2A」の販売を6月3日から開始します。コイリングマシンは、押しばねを得意とするばね成形機で、テーパー形状などの変形押しばねの成形も可能です。
新商品の「WH-2A」は、一般的な極小押しばねだけでなく、2ポイントコイリング機構の4軸と初張力機構の2軸により、コイル外径や初張力を精密に制御できるため、精度が求められる医療用のガイドワイヤ成形にも適しています。ガイドワイヤ成形に必要な周辺装置もオプションでご用意しています。
近年、モノづくりの現場では品質や生産性向上の要求のみならず、少子高齢化や熟練技能者の引退などの人手不足を背景に、自動化や段取りの簡易化に対するニーズも高まっています。このような課題に対し「WH-2A」は、独自のばね成形専用プログラム「MNO2」によるプログラム作成の簡易化や情報の見える化、高い再現性による段取り時間の短縮や作業軽減など、高効率生産をサポートします。
■主な特長
- 高速・高精度加工の実現2連フィードローラーユニットの採用により、ワイヤにかかるフィード圧の負荷を軽減し、安定したワイヤ送りが可能となりました。また、高い分解能のサーボモーター制御により、精密な動作が可能になり、高精度加工を実現します。さらに、標準搭載の画像計測システム「ZN-1」はカメラセンサーにより、自由長、コイル外径を瞬時に計測し分別します。ばねの加工状態は表やグラフで表示され、各軸の修正が可能です。- 段取り時間の短縮による生産性の向上ロータリーカットとストレートカット、ウェッジピッチは偏心移動のみで、右・左巻きはプログラムのみで切り替えが可能です。これにより、スライドの着脱など時間のかかる作業を削減でき、生産性が向上します。- 独自開発のプログラムによる作業効率の向上ばね成形機専用プログラム「MNO2」は、プログラムの流れや各軸の動作状況、入出力、ジャンプ項目などが一目で把握できます。ナビシステム機能とタッチパネル仕様により、操作性が大幅に向上しました。簡単にプログラムを作成でき、段取り時間を短縮します。また、IoTの活用により、マシンの稼働状況をスマートフォン・PCなどで監視でき、予防保全機能による定期的なメンテナンスで生産効率の向上に貢献します。- 省スペース化オプションの小型自動線台「MK-1」をマシン後部に搭載可能で、設置面積の省スペース化に貢献します。13軸搭載でありながら、5軸制御 極細線用 1ポイント コイリングマシン「SF-1A」と同等のマシンサイズを実現しました。
■仕様
[表:
https://prtimes.jp/data/corp/140940/table/72_1_314d81425e5a7d3a896e2cca7850060b.jpg ]
■販売開始時期 2025年6月
■年間販売目標 12台
■販売価格 12,000千円(税別)
ご参考
WH-2Aの商品情報は以下サイトにてご覧いただけます。
https://products.amada.co.jp/products/product/?productid=id402028&language=1&?utm_medium=PR72
WH-2Aの加工の様子は以下動画サイトにてご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=CZaFA1GHx7k
※掲載の情報は予告なく変更される場合があります
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes