アイシン、第52回「環境賞」で「環境大臣賞」を受賞
株式会社アイシン

CO2削減に貢献する「常温防錆洗浄剤」が高く評価
株式会社アイシン(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:吉田 守孝)が花王株式会社(以下、「花王」)と共同開発した「常温防錆洗浄剤」が、国立研究開発法人国立環境研究所と株式会社日刊工業新聞社が主催する第52回「環境賞」において「環境大臣賞」を受賞し、本日 6月3日に贈賞式が行われました。
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/112940/143/112940-143-610d425ad8d76e630961aa62543d7f37-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
贈賞式の様子
「環境賞」は、1974年に公害問題の解決をめざして設立され、温暖化や資源の枯渇、生物種の絶滅などに対する環境保全や環境の質の向上に貢献する優れた取り組みを表彰しているものです 。
今回受賞した「常温防錆洗浄剤」は金属部品用の洗浄剤です。この洗浄剤は、トランスミッションの金属部品の加工後や組立前などの洗浄工程に使用されます。
従来の洗浄工程では、洗浄液を加熱し、熱風で乾燥させるため、当社のトランスミッション製造全体におけるCO2排出量の中で洗浄工程が占める割合は非常に大きく、環境への負荷が大きい工程となっていました。また、洗浄後には、防錆油や梱包材、乾燥剤などの防錆資材が使用されるため、廃棄物の排出も多く、環境負荷の一因となっていました。
アイシンと花王は、洗浄工程における環境負荷を低減するため、「常温で洗浄できる高い洗浄力」、「熱風が不要な高い乾燥性」、「防錆処理不要な高い防錆効果」の3つの機能を兼ね揃えた「常温防錆洗浄剤」を共同開発しました。この洗浄剤により、洗浄機1台当たり73%のCO2削減、および防錆資材の削減が可能となりました。また、洗浄液の使用期間を3倍以上延長することで、水資源の使用量を3分の1以下に抑え、排水処理の負荷も軽減しています。
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/112940/143/112940-143-1af64caf8bf599c6fbe5d28def5a73b8-381x354.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/112940/143/112940-143-3dd9487358d7131fa6c2c3a91bd38f98-781x433.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
アイシンは、持続可能な社会の実現をめざし、「生産」と「製品」の両軸でのカーボンニュートラル活動や、廃棄物削減活動を推進しています。今後も、地域社会やパートナー企業と連携しながら、環境負荷の低減に取り組み、より良い社会の実現に貢献していきます。
<関連リンク>
・
環境賞|環境に関する調査、研究、技術・製品開発、活動等を表彰します(環境省のサイトにリンクします)プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes