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小学生から受診できる「ピル外来(生理外来)」をスタート

認定NPO法人フローレンス

小学生から受診できる「ピル外来(生理外来)」をスタ

~つらい生理痛、「我慢してあたりまえ」から「こどももクリニックで相談できる」へ~


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28029/370/28029-370-10e3c7c7dd03eb5d4eb255080ec41ecf-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


認定NPO法人フローレンス(東京都千代田区、代表理事:赤坂緑)のグループ法人であるフローレンスこどもと心クリニック(東京都渋谷区、医療法人社団マーガレット運営)は、2025年6月より、「小学生からのピル外来(生理外来)」の診療を開始します。

本外来を通じて、初潮を迎えた小学生や思春期のこどもたちが生理の悩みに対して医療とつながり、痛みやつらさに悩まされず本来の力を発揮しながら生活を送れるようサポートします。

「小学生からのピル外来(生理外来)」の特徴

「小学生からのピル外来(生理外来)」では、初潮を迎えた小学生や思春期のこどもたちを中心に、大人も生理に関する悩みを医師に相談することができます。

成人以降は生理の症状が重い場合に低用量ピルを服用する選択肢が広がる一方で、生理の痛みを我慢したり鎮痛剤で対処したりする人が多く(※1)、特にこどもで痛みが強い場合に「クリニックを受診して治療する」という考えはまだ根付いていません。

本外来ではかかりつけ医として、つらい生理の症状に対してピルをはじめとするホルモン製剤や、漢方薬、鎮痛剤などさまざまな選択肢を提示しながら、一人一人に合ったケアを一緒に考えていきます。

こどもの頃から治療することで、継続的な生理の悩みを早期に予防できるほか、婦人科系疾患の発見につながるメリットがあります。

※1 第一三共ヘルスケア データで見る生理痛のはなしより 20~40代の女性を対象とした調査で、生理痛のとき何らかの我慢をしている人は9割以上・その中で鎮痛剤で対処している人は6割とされている

立ち上げの背景と、本外来の役割

小児科・女性のための心療内科・不登校外来を行っている本クリニックでは、幼児や思春期のこども、親世代などこれまで幅広く患者を診てきました。生理の不調を抱えている人は多い中、患者から生理の悩みについて相談されることが少なく、声が上がりづらい悩みであることに課題を感じ、本外来を立ち上げました。
声が上がりづらい背景には、具体的に以下のような社会課題があると考えます。

1)社会的な課題:こどもの生理「つらくても我慢」があたりまえ
思春期のこどもはつらい生理の症状を相談しづらく(※2)、一人で抱え込んでいるケースもあります。そのため適切な医療や相談先につながれないほか、同年代や親世代も同じ経験をしているため「つらくても我慢するもの」という風潮があります。(※3)

2)性教育の不足:「生理は治療できる」と認知されていない
近年ピルを用いたフェムケアが普及しつつあり、生理との付き合い方に選択肢が増えてきました。しかし、こどもはもちろん身近な相談相手である親世代も、ピルや生理の治療についての正しい知識を得る機会が十分とはいえないのが現状です。また親子で受診したとしても、親がピルへの不安を払拭できずこどもの服用を拒むケースもあります。(※4)

3)医療的な課題:こどもの生理を相談できる医療機関が少ない
患者が医療機関に相談する際、婦人科と小児科のどちらを受診すれば良いのかわからないという問題がある一方で、病院側にも「こどもは診られない」「ピルの処方はできない」と診察・治療を断るケースがあり、思春期の生理は医療の手からこぼれている現状があります。

※2 第一三共ヘルスケア データで見る生理痛のはなしより 学校内で生理や生理痛について困った時、大人の誰かに相談しやすい環境だと思いますか?の質問に約5割にのぼる高校生が「あまりそう思わない」「そう思わない」と回答

※3 小塩 若菜、杉田 映理(2024)「高校生の月経対処からみる日本の月経教育の課題 大阪の教師と生徒の語りから」P.67より 月経痛に対するセルフケアについて、九州の県立高校9校の3,075名に調査を行った結果、高校生がよくする対処行動で最も多いのが、「我慢する」の45%であった

※4 外 千夏、葛西 敦子(2020)「月経痛による婦人科受診に対する女子高校生と母親の意識」P.320より 婦人科外来では、女子高校生が月経痛により婦人科を受診した際に、医師からのLEPの推奨に母親が理解を示さず、女子高校生がLEP(低用量ピル)の内服に至らない事例がある

<本外来の役割>
親子が心と体について幅広く相談できるかかりつけ医に「小学生からのピル外来(生理外来)」という専門の窓口をつくることで、親子が通いやすく、治療にリーチしやすい環境を提供します。「生理は我慢するもの」から「生理は治療できるもの」へ、新しいあたりまえを提案します。また同時に、親子に十分な知識と選択肢を提案し、こどもが自らの意思で必要なヘルスケアを受けられるようサポートしていきます。

生理外来の担当医師からのコメント


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28029/370/28029-370-45540b2655e55725faaeedbd9721f11d-1797x1982.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

生理外来担当医:栗原史帆

こどもから高齢者まで、内臓や筋骨格、心の問題や女性特有の月経や妊娠出産に関わる問題などに幅広く対応する家庭医。
都内総合病院に勤務後、千葉県館山市にて家庭医療専門研修修了。県内総合病院などで産婦人科研修を行った後、家庭医クリニックにて妊婦健診や婦人科外来を担当。現在は都内・千葉県の小児科・内科・産婦人科クリニックで診療に従事。24年4月より当クリニックで勤務。



近年、注目を集める概念に「性と生殖に関する健康と権利(SRHR=Sexual and Reproductive Health and Rights)」があります。自分の体や性、生殖について誰もが十分な情報を得ることができ、望み通りに選択や決定ができることと、そのために必要な医療やケアを受けられる権利です。それは大人だけでなく、生理が始まる小学生・中学生も同じです。診察をする中でもう少し早く受診してもらえていたら…と思うケースがたくさんありました。「身近なかかりつけ医でも生理の相談ができる」ことが一つのメッセージとなり、「生理は我慢するもの」という今のあたりまえを変えていきたいと考えています。

小学生からのピル外来(生理外来)の詳細

<小学生からのピル外来(生理外来)の診療内容>
[表: https://prtimes.jp/data/corp/28029/table/370_1_97829bf03a13ad968f49512ad98e155b.jpg ]

認定NPO法人フローレンス/医療法人社団マーガレットについて

「こどもたちのために、日本を変える」。
フローレンスは日本のこども・子育て領域に関わる課題解決と価値創造に取り組む、国内最大規模の認定NPO法人です。
日本初の訪問型・共済型病児保育事業を2004年に設立し、こどもの虐待、こどもの貧困、障害児家庭の支援不足、親子の孤立の課題を解決するため、多様な保育事業を運営するほか、全国で「こども宅食」「おやこよりそいチャット」「にんしん相談」「赤ちゃん縁組」などの福祉事業と支援活動、政策提言を行っています。
「フローレンスこどもと心クリニック」(東京都渋谷区)を運営する医療法人社団マーガレットは、フローレンスのグループ法人です。こどもたちや女性が「そんなもの」として我慢している「つらさ」「しんどさ」を気軽に相談できるクリニックを目指しています。
- 認定NPO法人フローレンス: https://florence.or.jp/- 医療法人社団マーガレット フローレンスこどもと心クリニック:https://margaret-kodomo.jp/

プレスリリース提供:PR TIMES

小学生から受診できる「ピル外来(生理外来)」をスタ

記事提供:PRTimes

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